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令和2年度以降入学者 | 社会学特殊講義Ⅳ | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会学特殊講義Ⅳ | ||||
教員名 | 濱本真一 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面 BlackboardコースID:20223925 |
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授業概要 | 【教育社会学の基礎】 本講義では、教育社会学の基礎理論を学修し、教育に関係する現象を社会学的にとらえる方法を身に着ける。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 教育社会学は、教育に関する事象を社会学的に観察し、そのメカニズムを説明、または問題点を指摘する学問である。教育社会学の対象領域は多岐にわたるが、本講義ではそれらを俯瞰し、それぞれの基礎を学修することで、各領域に特有の考え方を理解すると同時に、通底する問題のとらえ方を理解する。さらに、教育に関する現象に対してデータをもって実証的に把握する方法を身に着ける。 【到達目標】 ・現代社会における学校・学校教育の意義を説明できるようになる A-5-2 ・教育に関する事象について批判的に検討できるようになる A-5-2 ※この科目は文理学部(学士(社会学))のDP5及びCP5に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ・教科書の解説を面とした講義に加え、各トピックに関する議論を交えて進める。 ・事前に必要な資料は、Blackboard等を通じて授業日の概ね2日前までに配布する。 ・内容に関して不明な点があれば、授業時間中に積極的に質問することを推奨する。 授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。 日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示する。 |
履修条件 | ・条件は特になし。学習意欲の高い履修者を歓迎する。 ・単位を必要としない聴講(いわゆるもぐり)をする場合は、履修者の学習の妨げにならないよう注意すること。 ・相互履修を認める。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロ:教育社会学となにか A-5-2
【事前学習】シラバスを確認し進行を理解する (1h時間) 【事後学習】教科書を用意して全体を通読しておく (3h時間) |
2 |
データでみる教育のいま A-5-2
【事前学習】教育に関するニュースを調べ自らの意見をまとめる (2h時間) 【事後学習】e-statから自らの関心にしたがってデータを取得し、まとめる (2h時間) |
3 |
教育制度 A-5-2
【事前学習】教科書1章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
4 |
学校と学校化社会 A-5-2
【事前学習】教科書2章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
5 |
カリキュラム A-5-2
【事前学習】教科書3章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
6 |
教室の相互作用 A-5-2
【事前学習】教科書4~6章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
7 |
高等教育 A-5-2
【事前学習】教科書7章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
8 |
教育とジェンダー A-5-2
【事前学習】教科書10章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
9 |
学力と階層 A-5-2
【事前学習】教科書9章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
10 |
教育と社会階層 A-5-2
【事前学習】教科書11章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
11 |
就職と学歴 A-5-2
【事前学習】教科書12章を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
12 |
メディアと若者文化 A-5-2
【事前学習】メディアと教育の関係について自らの意見をまとめる (1h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (3h時間) |
13 |
教育格差の数理モデル A-5-2
【事前学習】教育格差について自らの意見をまとめる (1h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (3h時間) |
14 |
教育社会学のパラダイム展開 A-5-2
【事前学習】指定文献を読み要点をまとめる (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
15 |
まとめ A-5-2
【事前学習】これまでの内容の復習が予習に相当する (2h時間) 【事後学習】各自必要な学習を定義して取り組む (2h時間) |
その他 | |
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教科書 | 有本章・山崎博敏・山野井敦徳(編著) 『教育社会学概論』 ミネルヴァ書房 2010年 |
参考書 | 中村高康・松岡亮二 『現場で使える教育社会学――教職のための「教育格差」入門』 ミネルヴァ書房 2021年 中澤渉 『日本の公教育――学力・コスト・民主主義』 中公新書 2018年 中村高康 『暴走する能力主義――教育と現代社会の病理』 ちくま新書 2018年 ------------------------- 【参考書備考】 ・類書・良書は適宜紹介するので、書店や図書館で実際に中身を眺めてほしい。 ・同じ内容でもテキストによってさまざまな説明の仕方があるので、自分の肌に合うものを積極的に探して見つけてほしい。 ・「自分はどのように説明されれば理解できるのか」を見つけることも、大学で身に着けるべき重要なスキルである。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(100%) 授業中の議論の貢献度に加点する 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。 |
オフィスアワー | 原則火曜4限:本館研究室(来室の際には事前連絡があると確実) |