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マス・コミュニケーション論

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令和2年度以降入学者 マス・コミュニケーション論
令和元年度以前入学者 マス・コミュニケーション論
教員名 仲川秀樹
単位数    2 学年 2・3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面式で実施いたします。オンデマンド授業(PowerPoint)に変更もあります。オンデマンド・課題研究の資料配信は、教科書の論点を中心に進めてまいります。
教科書は重要なので必ず準備してください。

Blackboard コースID:20220953 火曜1限
授業概要 マス・コミュニケーションの世界を体系的に論じます。基礎理論を中心に講義を進めてまいります。コミュニケーションの基礎から、マス・コミュニケーションの構造と機能、流れを、古典研究からたどり、マスコミの全体像にせまります。さらにマス・コミュニケーションと情報社会の関係から、情報環境とネットワークがもたらす、疑似(フェイク)ニュース、流言の発生など、メディア環境の複雑さに対応し、そこから生じるシステム問題などをあつかいます。そして、近年のパーソナル・メディア浸透と、SNSなどの社会的ネットワークの普及がもたらした問題などにふれながら、マス・コミュニケーション世界の体系を理解する内容になります。
授業のねらい・到達目標 <知識><技能>
マス・コミュニケーションの世界を体系的に理解することで、氾濫した情報を正確によみとることができるようになります。
擬似的もニュースを正確によみとることで、情報から知識へと転換することをめざしていきます。
<能力>
上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標です。
多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について、メディア研究における多様な基礎理論を用いて説明することができます。(A-4-2 問題発見・解決力)
この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP4及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。
授業の方法 授業の形式:講義
教科書に沿った講義を中心に進めてまいります。シラバスと教科書の内容に合わせ、基礎理論として古典理論から入り、今日のマスコミ世界の問題点を探り、分析します。情報氾濫のなか、いかにマスコミ世界とつきあっていくのかをメインに、進めていく予定です。

本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。

授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。
日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示いたします。
履修条件 とくにありません。
授業計画
1 マス・コミュニケーション論の授業の進め方(授業内容、授業の進め方、成績評価などを説明します)(A-4-2)
【事前学習】シラバスと使用教科書を読み、授業全体の流れを理解しておいてください (1時間)
【事後学習】教科書とシラバス内容を確認し、次回の授業に備えてください (1時間)
2 マス・コミュニケーションの世界、マスコミの全体像を探ります(A-4-2)
【事前学習】教科書の目次を確認してください (2時間)
【事後学習】マスコミ世界のイメージを授業内容から整理してください (2時間)
3 コミュニケーションの基礎、コミュニケーションの位置づけについて考えます(A-4-2)
【事前学習】なぜ、コミュニケーションから入るのかを教科書を参考に考えてください。 (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
4 コミュニケーションの構造、コミュニケーションの類型について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書、第1章のコミュニケーションの構造を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
5 コミュニケーションの機能、どのような機能を有しているのかを考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第1章の、コミュニケーションの類型を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
6 コミュニケーションの一つであるマス・コミュニケーションの基礎について考えます(A-4-2)
【事前学習】コミュニケーションの一つが、マス・コミュニケーションであることを確認してください (2時間)
【事後学習】教科書第2章の、マス・コミュニケーションの世界を読んでください (2時間)
7 マス・コミュニケーションの構造について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第2章2を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書第2章2の論点を整理しておいてください (2時間)
8 マス・コミュニケーションの機能について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第2章3を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートの論点を整理してください (2時間)
9 マス・コミュニケーションの受容過程と効果分析について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第2章4と5を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートの論点を整理してください (2時間)
10 マス・コミュニケーションの流れ、限定効果論誕生の背景について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第3章を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートの論点を整理してください (2時間)
11 マス・コミュニケーションと情報社会、情報社会の正確な意味について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第6章を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートの論点を整理してください (2時間)
12 情報ネットワークと流言/うわさ、2次3次情報の信頼性について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第7章を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートの論点を整理してください (2時間)
13 マス・コミュニケーションと社会的ネットワーク論からSNSなどにみるあらたな課題を考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第9章を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書第9章の論点を整理しておいてください (2時間)
14 マス・コミュニケーション研究のゆくえ(A-4-2)
【事前学習】教科書第9章を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートの論点を整理してください (2時間)
15 マス・コミュニケーション論の総括と振り返り(Aー4-2)
【事前学習】これまでの講義ノートを再確認してください (3時間)
【事後学習】講義における要点を、教科書と講義ノートからピックアップし、整理してください (3時間)
その他
教科書 仲川秀樹 『マス・コミュニケーションの世界―メディア・情報・ジャーナリズム―』 ミネルヴァ書房 2019年
参考書 必要に応じて授業中に紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内試験または課題レポート(100%)
以上を踏まえ、A-4-2(問題発見・解決力)の修得状況を評価します。
授業内試験等については、授業およびBlackboard上にて、詳細を説明いたします。
対面授業に参加できない場合の成績評価については別途、説明いたします。
オフィスアワー 授業終了後、メールやBlackBoard上で対応いたします。
備考 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録をおこなってください。

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