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令和2年度以降入学者 | 社会学入門1 | ||||
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教員名 | 松橋達矢 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部ハイフレックス型授業) BlackboardコースID:20220928 |
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授業概要 | 社会学を学ぶ「一歩前」:アカデミックスキル編 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらいと到達目標> 本授業では、これから4年間かけて進めていく社会学の学びの「一歩前」として、大学における「学修」の循環を理解しつつ、アカデミックスキルに代表される以下の〔知識・技能・態度〕の修得を主たるねらいとします。 ・大学の授業と高校の授業の違いを理解する(社会科と社会学の違い) ・各種情報・データにアクセスするために適切なリテラシーを修得する。 ・傾聴し説明や各種情報を要約する重要性を理解する。 ・学術的文章の特徴と構造を理解する。 ・他者と協調しながら議論を深める重要性を理解する。 ・レポート作成の段取りを汲む重要性と執筆時の注意点を理解する。 ・プレゼンテーションの基本的作法と資料作成上の注意点を理解する。 <日本大学教育憲章との関係> 上記の<知識・技能・態度>の修得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・教員が指定した課題に対し、社会学的な観点に立ち、自分の考えや主張できる(A-5-1 挑戦力)。 ・グループワークや討論を通じ、社会的背景の異なる他者と相互に意思を伝達するとともに、新たな知の創出に向けたリーダーシップを発揮できる(A-6-1 コミュニケーション力、A-7-1 リーダーシップ・協働力)。 ・これまでに学んだ内容を踏まえ、現代社会の出来事に関心を持ち、社会学的な課題として捉える意欲を持ち続けることができる(A-8-1 省察力)。 <各種ポリシーとの関係> この科目は文理学部〔学士(社会学)〕のDP及びCP5~8に対応しています。 |
授業の方法 | (1)プレゼンテーションの方法 パワーポイント(教室内またはハイフレックス設備を併用してのZoomオンライン)、関連資料配布(特に講義部分ではオンデマンド教材を一部併用予定) (2)授業形態 講義形式と演習形式(個人作業、グループワーク等)を併用 授業時間内では毎回授業内課題(Microsoft formsをメイン、一部紙媒体も活用)を実施し、終了時に解説を含めたフィードバックを行う。 ブロックごとにミニ課題を課し、Blackboardを中心に提出&(掲示板等で全体向けに)フィードバックを行う。 (3)その他 ①学生は出校&教室での参加を基本とする。なお、各種事情により各回においてZoomでの参加を希望する場合は、〔理由〕を述べて担当教員の許可を得ることととし、(コミュニケーションの必要性から) ビデオをオンにした状態にて参加すること。 ②授業終了前に教員が行うコメント&解説をもとに、十分な時間をかけ振り返りを行う。 ③なお、授業計画は講義進行の多寡に応じて変更されることがある。 |
履修条件 | 指定された社会学科1年生およびその他社会学科が認めた学生 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ: ガイダンスと「他己紹介」(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業〕
【事前学習】シラバスを確認し、本講のねらいを把握してくる。 (2時間) 【事後学習】大学時代に何をやっていきたいか、どのような活動をしていくか、プランを考えてみる。 (2時間) |
2 |
社会学を「学ぶ」の柱としての「調べ」「考える」作法(1):(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】学科HPや学部要覧、シラバス、ガイダンス資料等に目を通しておく。のオンデマンド教材を視聴する。 (2時間) 【事後学習】自身の関心のある研究領域を学ぶために適切な履修順序を考える。 (2時間) |
3 |
社会学を「学ぶ」の柱としての「調べ」「考える」作法(2):(A-5-1,A-8-1)〔対面授業〕
【事前学習】大学内の情報資源としての図書館のHPにアクセスし、自身の関心のある本を探してみる。 (1時間) 【事後学習】大学内の情報資源としての図書館のHP内のデータベースにアクセスし、自身の関心のある新聞記事や論文をを探してみる。 (3時間) |
4 |
情報を要約・分類・創造する(1):「KJ法」という例(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業〕
【事前学習】「KJ法」という用語とその例を調べてみる。 (1時間) 【事後学習】他の受講生が作成した「KJ法」の例と見比べつつ、完成度を高める。 (3時間) |
5 |
情報を要約・分類・創造する(2):「話を聞き」ながら「ノートをとる」重要性①(A-5-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】高校時代のノートを見返し、話の流れを理解できるか確認する。 (2時間) 【事後学習】ノートテイキング課題に取り組む。 (2時間) |
6 |
情報を要約・分類・創造する(3):「話を聞き」ながら「ノートをとる」重要性②(A-5-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】わかりやすい/にくいノート、使いやすい/にくいノート、板書写し/ノート・テイキングの違い、をそれぞれ整理してくる。 (2時間) 【事後学習】別な講義時のノートを、マインド・マップ形式でまとめ直してみる。 (2時間) |
7 |
学術的文章の特徴を理解する:「要約」の重要性②(A-5-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】高校時代の国語(現代文:評論)の授業内容等を例に、文献講読の基本を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】高校時代の国語(現代文:評論)と学術的文章を読解する際の違いと注意点についてまとめておく。 (3時間) |
8 |
ひとと議論して論理的に思考する(1):基本編(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業〕
【事前学習】指定する文章を読み、主張・説明・論証のチェックを行う。 (2時間) 【事後学習】自身の議論を振り返り、主張・説明・論証のチェックを行う。 (2時間) |
9 |
ひとと議論して論理的に思考する(2):応用編(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業〕
【事前学習】前回の講義内容を再度確認する。 (2時間) 【事後学習】自身の議論を振り返り、事実判断/規範・価値判断がきちんと分別できたか、議論の前提条件に注意できたか、のチェックを行う。 (2時間) |
10 |
レポートの書き方と引用の理解(1):「段取り」の重要性(A-5-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】高校時代の小論文、大学入学後のレポート執筆の際、どのような段取りを経て取り組んだか、記憶と記録を振り返る。 (1時間) 【事後学習】高校時代の小論文、大学入学後のレポート執筆の際、どのような段取りを踏めば完成度の高いものに仕上がったか、再度検討する。 (3時間) |
11 |
レポートの書き方と引用の理解(2):「引用」と「剽窃」のあいだ(A-5-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】過去のニュース等において、「剽窃」として処罰された例を確認し、その内容を整理する。 (1時間) 【事後学習】指定された論文を検索してダウンロードして読む。その上で、どのようなところに引用がなされているか把握し、まとめる。 (3時間) |
12 |
レポートの書き方と引用の理解(3):パラグラフ・ライティングの基本と文献引用の作法(A-5-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】「社会学評論スタイルガイド(第三版)」にアクセスし、文献情報の記載方法等を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】パラグラフ・ライティングの基本とバリエーションをもとに、自身の執筆したレポートの推敲を行う。 (3時間) |
13 |
プレゼンテーションの基礎:レジュメ&パワーポイントの活用方法(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業(ハイフレックス型)〕
【事前学習】「社会学入門1」の内容等を踏まえ、レジュメの作成方法を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】レジュメとパワーポイント、その他のプレゼン方法等を比較し、どのようなメリット・デメリットがあるか、まとめておく。 (3時間) |
14 |
プレゼンテーションのバリエーション:KP法&ポスター発表という実践(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業〕
【事前学習】KP法の動画をyoutubeで確認しておく。 (2時間) 【事後学習】自分の作成した他講義のレポートをポスター形式に置き換える。 (2時間) |
15 |
まとめ:これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)〔対面授業〕
【事前学習】15回の授業内容について振り返り、最後に質問や要望があればまとめておく (2時間) 【事後学習】シラバスを再度振り返り、次の学期に向けて達成できた点や課題が残った点についてまとめておく。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。適宜、資料を配布する。 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:毎回の内容に即して提示した課題に対する記述内容から(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)、(30%)、授業参画度:自己/他己紹介(A-8-1)や一部採用予定のグループワークも含めた授業内における各種作業・課題への取り組み(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)に即して(20%)、そして事後学習に対応した(3-5回実施の)ミニ課題(A-5-1,A-6-1,A-7-1,A-8-1)の内容から総合的に評価します。(50%) |
オフィスアワー | 基本的には授業終了後10分程度を目安に教室または研究室にて対応(ハイフレックス型授業の場合、Zoom参加者はZoom上で対応)、その他の時間帯についてはメール等で対応の予定です。 |
備考 | 【初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと】 |