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ドイツ文学演習２
| 令和２年度以降入学者 | ドイツ文学演習２ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度以前入学者 | ドイツ文学演習２ | ||||
| 教員名 | 関口なほ子 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | ドイツ文学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業の形態 | 対面授業。 状況に応じてZoomによる同時双方向型のオンライン授業や課題研究（Blackboardを通じた学習資料配信）を組み合わせる場合がある。 授業開始までにBlackBoardに登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 Blackboard コースID:20223852, コース名：2022ドイツ文学演習１（関口なほ子・後・火２）に登録しておくこと。 |
|---|---|
| 授業概要 | ドイツ語圏の戦後文学（短編）作品（Brecht：Kalendergeschichten,1949）または東欧の文学（ドイツ語に翻訳されたもの）を講読（抜粋）し、それぞれの作品の背景や歴史、作家の価値観の考察をとおして、あたらしい世界観を探求する。作品の内容を理解し（読解力養成）、言語様式の特徴を学び、さらに解釈の幅を広げていくことを目指す。 問題点や疑問点を意見交換しながら、主人公が置かれている社会状況がもたらす人間の内面への影響を考察していく。 |
| 授業のねらい・到達目標 | ・作品を主体的かつ積極的に調べ、その内容を正確に捉え、さらに行間の意味を探求することで、作品を掘り下げて受容する訓練ができる(A-3-3)。 ・Novelle（短編小説）という文学形式における表現方法の可能性（効果）を予測できる(A-3-3)。 ・作家や作品の時代背景を調べることで、作品を解釈する視野を拡大し、文学作品へのアプローチ方法を予測し、議論できる(A-3-3,A-4-3)。 ・世紀転換期の文学における作家と作品の文学史上の位置づけを考え、文学作品の歴史的・社会的役割を具体的に説明できる(A-3-3,A-4-3)。 この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP3, DP4及びカリキュラムポリシーCP3, CP4に対応しています。 |
| 授業の方法 | 演習形式。受講生による発表と意見交換（議論）、教員による解説を交えて進行する。 発表者は、配布テキストの担当箇所を熟読し、自ら内容を整理しまとめる。それを自らの意見や解釈とともに発表する。 発表を受けて、受講生は意見交換を行う。 対面授業に参加できない場合，以下の要件を満たす学⽣はZoom での参加を認める。 （１）Zoom での参加を認める要件︓⽇本に⼊国できない留学⽣，遠⽅に居住している学⽣ （２）対⾯授業に参加できない場合︓①Zoom で参加し，Blackboard に配信する課題を提出する。 ②対⾯授業終了後，Blackboard に配信する動画を視聴し，オフィスアワーやメールで質問を受け付ける。 ③対⾯授業終了後，Blackboard に記載している期⽇までに動画を視聴し，課題を提出する。 |
| 履修条件 | 学科の履修規定による。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
スタートアップ： 【対面授業】 学習計画立案：授業の進め方・目的、到達目標、テキスト・評価方法等について説明します(A-3-3)。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。個人の時間割案を作成しておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、自分の授業目標と計画を立てる(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 2 |
役割分担を行う（受講者は担当箇所について調べ発表する）。【対面授業】 ベルトルト・ブレヒトについて発表する。 【事前学習】作家について文学史関連書籍、インターネット等を用いて情報を収集しておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で学んだ内容の要点をまとめ、自分の意見と他者の意見を比較検討する(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 3 |
「異端者の外套」プリント① 【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 作品の内容を検討しながら、正確に把握する。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3) （0.5時間） |
| 4 |
「異端者の外套」 プリント① 講読。グループワークと意見交換。【対面授業】 主人公は何者か？主人公の置かれている状況について考察する。 【事前学習】上記の引用について考え、意見をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 5 |
「異端者の外套」 プリント① 【対面授業】 作品の内容を検討しながら、正確に把握する。 作品の雰囲気、文体の特徴、作品の背景について考察する。 【事前学習】該当箇所について調べ、内容・疑問点をまとめておく。語り手である「私」の考えについてまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 6 |
「ユダヤ人相手の娼婦」プリント② 講読。【対面授業】 作品の内容を検討しながら、正確に把握する。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 7 |
「ユダヤ人相手の娼婦」プリント② 講読。【対面授業】 作品の登場人物について整理する。ユダヤ人と社会の関係について考察する。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加えまとめておく(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 8 |
「ユダヤ人相手の娼婦」プリント② 講読。【対面授業】グループワークと意見交換。 語り手は「ユダヤ人」をどのように描いているか考察する。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 9 |
「子供の十字軍」講読。プリント③【対面授業】 作品の内容を検討しながら、正確に把握する。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 （0.5時間） |
| 10 |
「子供の十字軍」講読。プリント③【対面授業】 作品のテーマについて整理し、疑問点の抽出を行う。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3) （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) （0.5時間） |
| 11 |
「２人の息子」講読。プリント④【対面授業】 作品の内容を検討しながら、正確に把握する。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) （0.5時間） |
| 12 |
「２人の息子」プリント④ 講読。【対面授業】 語りの視点に注目して、内容を精査する。作品のテーマについてまとめ、疑問点の抽出を行う。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) （0.5時間） |
| 13 |
「２人の息子」プリント④ 講読。【対面授業】グループワークと意見交換。 作品のテーマ・形式について整理し、意見交換する。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) （0.5時間） |
| 14 |
授業内テストと解説。【対面授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。、疑問点をまとめておく(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) （0.5時間） |
| 15 |
これまでの復習と習得度の確認 【対面授業】(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】これまでに学習した内容を踏まえて、作品と時代のかかわりについて特徴的な事柄を考える(A-3-3)。 （0.5時間） 【事後学習】前期の内容をもとに、他の戦後文学作品について調べる(A-4-3)。 （0.5時間） |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | Blackboardを通じて資料（テキストの抜粋）を配布します。 |
| 参考書 | 授業時に指示します。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度:課題への取り組みとその評価・提出状況・グループワークへの参加(50%) 課題・レポートはBlackboardを通じて提出する。 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、対面によらない方法によって成績評価を行う。 |
| オフィスアワー | メールやBlackBordを用いて質疑応答を行います。 |
| 備考 | 授業前日までにブラックボードに教材を配置し、やむを得ず、同時双方向型の授業に変更する場合：連絡事項にZoomのURLを掲示する。 受講者の理解度に応じて授業進度を変更する場合がある。各回の内容は授業進度に応じて前後する可能性がある。 |