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令和2年度以降入学者 | 卒業論文研究ゼミ1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 英語学演習1 | ||||
教員名 | 吉良文孝 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID【20220849】卒業論文研究ゼミ1/英語学演習1(吉良文孝・前・火2) |
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授業概要 | ことばの世界には、言語普遍の大原則があります。言語学者D. Bolingerのいう「かたち(表現形式)が異なれば、必ず意味に違いがある」というものです。例えば、語彙レベルでいえば、「警察官」と「おまわりさん」とでは受ける感じ(ニュアンス)に違いがあります。本演習では、ことばの織りなす(意味という)細かな「ひだ」の一本一本を味わうことになります。同時に、英語英文学専攻の学生が当然知っていなければならない知識・素養を身につけ、また、英語(とりわけて英語学関連の英語)を読むということはどういうことなのかを実感するような授業となります。 |
授業のねらい・到達目標 | 言うまでもなく、英語未来時表現に関する専門的な知識を身につけることができます。と同時に、当該領域の英語を読むことによって、「英語そのものをしっかりと読む」ということの意味合いを実感し、そこで得られた英語読解力がさらなる英語学関連領域の専門書・論文を読む際に応用できます。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1 、DP3、DP4、DP5、DP6、DP7、DP8、及び、カリキュラムポリシーCP1、CP3、CP4、CP5、CP6、CP7、CP8、に対応している。 (A-1-2)学修から得られた豊かな知識と教養, 及び, 自己の倫理観に基づいて, 英語学・英語圏文学の役割を説明することができる。 (A-3-2)既存の知識にとらわれることなく, 言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる。 (A-4-2)英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる。 (A-5-2)新しい問題に取り組む意識を持ち, そのために必要な情報を収集することができる。 (A-6-2)親しい人々とコミュニケーションを取り, 専門的知識について正しく説明することができる。 (A-7-2)学修活動において, 積極的にリーダーシップを発揮し, 他者と協働して作業をすることができる。 (A-8-2)自分の学修経験の振り返りを継続的に行い, 分析することができる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 演習形式(輪読)です。上記の「ねらい」と「到達目標」を達成するための好著であるG. LeechのMeaning and the English Verbをアトランダムに指名し、輪読します。具体的には、同署の第4章の「英語未来時表現」を読みます。例えば、It will rain tomorrow.とは言えても、*It rains tomorrow.とは言えません(willの使用が義務的)。しかし、これがひとたび条件節内で用いられると、一般には、*If it will rain tomorrow, the game will be cancelled.とは言えないとされます(willの使用は不可)。なぜでしょうか。本演習では、教科書をしっかりと読みこなすとともに、関連するさまざまなトッピクスにも話がおよびます。本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。 遠隔での参加を認める要件: 日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生で事前に学部(学科)から許可された者。または事前に授業担当教員に許可された者。 対面授業に参加できない学生の代替措置: Blackboardに配信する課題を提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明します)。
【事前学習】教科書§86の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】第1回目で話した内容(モダリティ)、ならびに配付プリントについてのまとめと整理。 (0.5時間) |
2 |
断定と確信のなさ(1)(A-1-2,A-3-2)
【事前学習】配付プリントの熟読。 (0.5時間) 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 (0.5時間) |
3 |
断定と確信のなさ(2)(A-4-2,A-5-2)
【事前学習】配付プリントの熟読。 (0.5時間) 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 (0.5時間) |
4 |
willとshall(1)(A-6-2,A-8-2)
【事前学習】教科書§87、§88の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§87、§88のまとめと整理。 (0.5時間) |
5 |
willとshall(2)
【事前学習】教科書§89の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§89のまとめと整理。 (0.5時間) |
6 |
willとshall(3)
【事前学習】教科書§90、§91の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§91、§92のまとめと整理。 (0.5時間) |
7 |
be going to(1)
【事前学習】教科書§92、§93の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§92、§93のまとめと整理。 (0.5時間) |
8 |
be going to(2)
【事前学習】教科書§94、§95の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§94、§95のまとめと整理。 (0.5時間) |
9 |
be going to(3)
【事前学習】教科書§96、§97の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§96、§97のまとめと整理。 (0.5時間) |
10 |
willとbe going to比較
【事前学習】配付プリントの熟読。 (0.5時間) 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 (0.5時間) |
11 |
現在進行形(1)
【事前学習】教科書§98の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§98のまとめと整理。 (0.5時間) |
12 |
現在進行形(2)
【事前学習】教科書§99の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§99のまとめと整理。 (0.5時間) |
13 |
現在進行形(3)
【事前学習】教科書§100、§101の熟読。 (0.5時間) 【事後学習】§100、§101のまとめと整理。 (0.5時間) |
14 |
前学期の総まとめ(will/be going to/現在進行形)
【事前学習】配付プリントの熟読。 (0.5時間) 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 (0.5時間) |
15 |
授業内試験、ならびにその解説
【事前学習】前学期の総復習(重要事項の暗記) (0.5時間) 【事後学習】試験のまとめと整理。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | G.N. Leech、澤田治美編注 『Meaning and the English Verb』 ひつじ書房 2011年 第3版 |
参考書 | 江川泰一郎 『英文法解説(改訂三版)』 金子書房 1991年 第3版 『英文法解説(改訂三版)』は頻繁に使用しますので、購入持参ください。上記書籍のほか、授業中に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) 対面授業に参加できない場合は、課題の提出によって評価する。 授業内テストを受けられない場合も、前期の授業内容に関するレポートの提出によって評価する。 授業参画度は,発表後の質疑応答で評価する。 成績評価の詳細については、初回授業時に説明する。 |
オフィスアワー | 7号館3階吉良研究室にて(火曜日・水曜日・木曜日) (遠隔の学生はメール) |