検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 英語史1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 英語史1 | ||||
教員名 | 保坂道雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面形式を基本とする。なお、状況に応じて、オンデマンド形式(動画の視聴)及びオンライン方式(Zoomを利用)による授業も行う。 Blackboard ID【20220830】英語史1(保坂道雄・前・木3) |
---|---|
授業概要 | 本講座では、英語に見られる様々な言語現象の謎を、英語の歴史を手がかりにして解明していく。広範囲の通時的言語現象を対象としたことばの研究の面白さを感じてもらいたい。特に英語史1の授業では、英語の音韻・形態的変化を中心に考察を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講座は、英語の発音や形態が、どのような変化の結果、現代の姿となったのかを実証的に考察することをテーマとする。また、古英語、中英語、近代英語の時代区分に関する基礎的知識と、英語の発音及び形態の具体的通時変化に関する知識を習得し、自ら説明できることを目標とする(A-3-2, A-4-2, A-5-2)。 なお、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応している。 |
授業の方法 | 対面形式の講義を基本とするが、コロナ感染症の拡大等により対面での参加が難しい場合は、Blackboardと通して配信されるオンデマンド教材を視聴し、期日内に課題を提出して頂く代替措置を行う。なお、遠隔での参加を認める要件は、⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣で事前に学部(学科)から許可された者。または事前に授業担当教員に許可された者とする。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
英語の歴史と英国の歴史:英語はいつどこで話されるようになったのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第1章〜第3章を読み、英国と英語の歴史について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英国と英語の歴史について理解すること (2時間) |
2 |
世界の言語・ヨーロッパの言語:仏語と独語、英語と密接な関係があるのはどちらか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第1章〜第3章を読み、英語と他の言語の関係について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語と他の言語の関係について理解すること (2時間) |
3 |
英語の綴りと発音について:なぜ、英語は綴りと発音にズレがあるのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の綴りと発音の関係について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の綴りと発音の関係について理解すること (2時間) |
4 |
英語の語彙について:英単語の約8割が外来語であるのはなぜか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第3章を読み、英語の語彙の増大について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の語彙の増大について理解すること (2時間) |
5 |
英語の冠詞について:英語に、なぜ冠詞が存在するか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の文法変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の文法変化について理解すること (2時間) |
6 |
英語の数について(1):なぜ、複数形には-(e)sがつくのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の形態変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の形態変化について理解すること (2時間) |
7 |
英語の数について(2):なぜ、単複同形の名詞が存在するのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の形態変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の形態変化について理解すること (2時間) |
8 |
英語の格について(1):なぜ、所有格には-'sがつくのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の格変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の格変化について理解すること (2時間) |
9 |
英語の格について(2):現代英語は、なぜ語順が固定しているのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の語順について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の語順について理解すること (2時間) |
10 |
英語の代名詞について(1):なぜ、youは形が変わらないのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の代名詞について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の代名詞について理解すること (2時間) |
11 |
英語の代名詞について(2):I は、なぜ大文字で書くのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の代名詞について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の代名詞について理解すること (2時間) |
12 |
英語の動詞の現在形について:なぜ、三人称単数だけ語形が変化するのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、動詞の屈折変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、動詞の屈折変化について理解すること (2時間) |
13 |
英語の動詞の過去形について:なぜ、-edがつく動詞とつかない動詞があるのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキスト第4章を読み、動詞の屈折変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、動詞の屈折変化について理解すること (2時間) |
14 |
期末試験とその解説 【対面授業】
【事前学習】第1回〜第13回までの内容を中心に復習しておくこと (2時間) 【事後学習】解けなかった試験問題を解き直すこと (2時間) |
15 |
試験の総括及びこれまでの復習を行い、授業の理解度を深める。【対面授業】
【事前学習】テキスト第1章から第4章を再度読み直すこと (2時間) 【事後学習】英語史1で学んだ内容を復習し、整理すること (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 寺澤 盾 『英語の歴史』 中公新書 2008年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、レポート:課題の提出状況とその成績を評価する(10%)、授業内テスト:確認テスト(10%)、授業参画度:授業中の学習態度及びオンデマンド教材の視聴状況等を評価する(10%) 対面授業に参加できない学生に対しては、オンデマンド教材の視聴状況、課題の提出及びオンラインで実施する試験の結果を総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 金曜日の昼休み、保坂研究室 |