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令和2年度以降入学者 | 英文法2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 英文法2 | ||||
教員名 | 吉良文孝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID【20223779】英文法2(吉良文孝・後・火1) |
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授業概要 | 英語英文学を専攻する学生が当然知っていなければならない英文法の知識・素養を身につけるために、すでに常識化していると思われるような文法現象をいくつかとりあげ、学校英文法の、いわば、「洗い直し」の作業を行ない、英文法(ことば)に対して向き合う態度とはどういうことなのかを実感できるような授業にします。講義形式ですが、こちらからの一方的な講義にならないように、学生諸君が著名な著書論文(の一部)を輪読するという演習形式を一部とり入れます。それによって、英語学関連の文献をしっかりと読むということはどういうことなのかを知り、また、普段いかに英語をいい加減に読んできたのかを痛感することになるでしょう。ハンドアウトを配付し、それをもとにして講義を展開します。また、授業中に、適宜、参考文献などを紹介します。 |
授業のねらい・到達目標 | われわれは、何を意識するでもなく日々の生活において「ことば」を使っています。ことばは、いわば、空気のような存在です。空気のような存在ですが、いざその仕組み、成り立ちを説明するとなると一筋縄ではいかないような神秘的で複雑な問題をはらんでいます。この神秘的で複雑な(しかし、それでいて極めて単純で美しい)ことばの「理」(ことわり)が、「文法」です。複雑で、神秘的なことわりに触れ,それを実感すること、それが本講座のテーマであり、到達目標です。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、に対応しています。 A-3-2既存の知識にとらわれることなく, 言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる。 A-4-2英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業計画にしたがった内容を、教科書、ならびに当該関連領域に関する内容をわかりやすく整理したハンドアウトを用意し、講じます。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 遠隔での参加を認める要件: 日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生で事前に学部(学科)から許可された者。または事前に授業担当教員に許可された者。 対面授業に参加できない学生の代替措置: Blackboardに配信する課題を提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(後学期に学修する内容の概要を説明します)。
【事前学習】第2回目の授業内容(配付資料)の熟読。 (2時間) 【事後学習】第2回目の授業内容(配付資料)の熟読。 (2時間) |
2 |
アスペクトとは
【事前学習】第2回目の授業内容(配付資料)の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
3 |
アスペクト特性による動詞の分類
【事前学習】教科書5.1.1節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
4 |
状態動詞の進行形(A-3-2)
【事前学習】教科書5.1.2節、(i)、(ii)、(iii)の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
5 |
進行形の「時間枠効果」
【事前学習】教科書5.2.1節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
6 |
進行形の「前段階性」
【事前学習】教科書5.2.2節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
7 |
進行形の注意すべき用法(1) 「動作の反復」
【事前学習】教科書5.3.1節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
8 |
進行形の注意すべき用法(2) 「進行形の丁寧用法」
【事前学習】教科書5.3.2節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
9 |
現在完了形の中核的意味
【事前学習】教科書6.1節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
10 |
現在完了形の基本的な意味用法とその意味特徴(A-4-2)
【事前学習】教科書6.2節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
11 |
「経験」用法の意味特徴(その1) 副詞語句との共起
【事前学習】教科書6.3.1節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
12 |
「経験」用法の意味特徴(その2) 創造動詞との共起
【事前学習】教科書6.3.2節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
13 |
「経験」用法の意味特徴(その3)
【事前学習】教科書6.3.3節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
14 |
現在完了形と現在完了進行形との意味的相違
【事前学習】教科書6.4節の熟読。 (2時間) 【事後学習】授業内容の整理。 (2時間) |
15 |
授業内試験、ならびにその解説
【事前学習】後学期の総まとめ(重要事項の暗記)。 (2時間) 【事後学習】試験のまとめて整理。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 吉良文孝 『ことばを彩る1 テンス・アスペクト』 研究社 2018年 江川泰一郎 『英文法解説(改訂三版)』 金子書房 1991年 第3版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(20%) 対面授業に参加できない場合は、課題の提出によって評価する。 授業内テストを受けられない場合も、前期の授業内容に関するレポートの提出によって評価する。 授業参画度は,発表後の質疑応答で評価する。 成績評価の詳細については、初回授業時に説明する。 |
オフィスアワー | 7号館3階吉良研究室にて(火曜日・水曜日・木曜日) (遠隔の学生はメール) |