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令和2年度以降入学者 | 中国社会文化演習3 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 中国社会文化演習3 | ||||
教員名 | 三澤真美恵 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Blackboard ID:20220776 対面授業。ただし、文理学部が規定する要件を満たし対面授業に参加できない学生、および教室状況により分散登校となって対面授業に参加できない学生は、Blackboard に記載している期日までに対面授業の録画を視聴し課題を提出することで代替する。また、文理学部の指示などにより対面授業そのものが実施できない場合も、同時双方向型オンライン授業やBlackboardに配信する動画を視聴し課題を提出することで代替する。 |
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授業概要 | 呉叡人(駒込武 訳)「反記憶政治論––日台関係の再構築にかかわる歴史学主義の観点」『台湾、あるいは孤立無縁の島の思想』(みすず書房、2021年)と、吳叡人「反記憶政治論――一個關於重建臺日關係的歷史學主義觀點」『受困的思想――臺灣重返世界』(衛城出版、2016年)を対照させながら精読する。 |
授業のねらい・到達目標 | 台湾繁体字の論理的文章に慣れる。日本語、中国語のテキストを対照させながら精読することで、著者の主張、訳者の工夫について、理解を深める。そのうえで、日本で「反記憶政治論--日台関係の再構築にかかわる歴史学主義の観点」を読む際に、どのような点に注意すべきかを考える。 グローバル社会の抱える諸問題について、個々の問題に関する様々な情報を分類・整理し、多様な立場がどのように形成されたかを説明することができる(A-2-4)。 この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCPの2に対応しています。 |
授業の方法 | 演習形式。毎回、2節ずつ精読する。OCRやAI翻訳なども利用し、その可能性と限界についても把握する。そのうえで、あらためて紙媒体の辞書にあたって訳語を吟味する。内容について不明不詳な箇所があれば、他の参照文献にあたって文脈を明らかにする。毎回、事前に各節についてAI翻訳と日本語翻訳書とを対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出する。毎回、講義ノートをBlackboardに提出する。相互に異なる意見を聞いて考えを深めるために、学期中に3回のディスカッション、1回のレポート発表を行う。フィードバックは授業内で行う。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:「日本語版への序文」
【事前学習】「日本語版への序文」を読んでおく (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する (2時間) |
2 |
日本語版「反記憶政治論––日台関係の再構築にかかわる歴史学主義の観点」について、一読後の疑問点・論点を洗い出す(A-2-4)
【事前学習】日本語版テキストを読んで疑問点・論点を記した予習ノートをBlackboardに提出。 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出 (2時間) |
3 |
日本語版・中国語版の1-2節を対照させながら、精読する
【事前学習】日本語版・中国語版の1-2節を対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出 (2時間) |
4 |
日本語版・中国語版の3-4節を対照させながら、精読する
【事前学習】日本語版・中国語版の3-4節を対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出 (2時間) |
5 |
日本語版・中国語版の5-6節を対照させながら、精読する
【事前学習】日本語版・中国語版の5-6節を対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出 (2時間) |
6 |
5-6節の内容について振り返る:ディスカッション
【事前学習】5-6節の内容についてレジュメを作成し、Blackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出 (2時間) |
7 |
日本語版・中国語版の7-8節を対照させながら、精読する
【事前学習】日本語版・中国語版の7-8節を対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出 (2時間) |
8 |
日本語版・中国語版の9-10節を対照させながら、精読する
【事前学習】日本語版・中国語版の9-10節を対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出。 (2時間) |
9 |
日本語版・中国語版の11-12節を対照させながら、精読する
【事前学習】日本語版・中国語版の11-12節を対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出。 (2時間) |
10 |
日本語版・中国語版の13-14節を対照させながら、精読する
【事前学習】日本語版・中国語版の13-14節を対照させ、気づいた点を予習ノートとしてBlackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出。 (2時間) |
11 |
7-14節の内容について振り返る:ディスカッション
【事前学習】7-14節の内容についてレジュメを作成し、Blackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出。 (2時間) |
12 |
日本語版の訳者あとがき(435-452頁)を精読する
【事前学習】日本語版の訳者あとがき(435-452頁)についてレジュメを作成し、Blackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出 (2時間) |
13 |
エピグラフ(ポール・リクール、王育徳、福澤諭吉)を精読する
【事前学習】エピグラフ(ポール・リクール、王育徳、福澤諭吉)について調べてレジュメを作成し、Blackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出。 (2時間) |
14 |
呉叡人(駒込武 訳)「反記憶政治論––日台関係の再構築にかかわる歴史学主義の観点」に関する精読後のレポート発表
【事前学習】本章全体を振り返りレポートを作成し、Blackboardに提出 (2時間) 【事後学習】講義ノートを整理し、Blackboardに提出。 (2時間) |
15 |
レポート講評と日台関係の再構築に関するディスカッション(A-2-4)
【事前学習】日台関係の再構築に関する自分の考えを整理し、Blackboardに提出 (2時間) 【事後学習】議論を内容を整理し、感想と共にBlackboardに提出 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | テキスト呉叡人(駒込武 訳)「反記憶政治論––日台関係の再構築にかかわる歴史学主義の観点」『台湾、あるいは孤立無縁の島の思想』(みすず書房、2021年)と、吳叡人「反記憶政治論――一個關於重建臺日關係的歷史學主義觀點」『受困的思想――臺灣重返世界』(衛城出版、2016年)はBlackboardから閲覧可能。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は、事前学習として提出する予習ノート、事後学習として提出する講義ノート、レジュメやレポートの発表、授業(議論)への参画度により総合的に評価する。なお、当該学期の対面授業を受けられないことを事前申請した者や、分散登校のために対面授業に出られない回に限っては、授業動画を視聴した手書きの講義ノートや課題レポートをBbに提出して代替する。これらを通じて授業内容の理解度を評価する。 |
オフィスアワー | Blackboard を通じて連絡すること。 |