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令和元年度以前入学者 | アジアの表象文化4 | ||||
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教員名 | 舘けさみ | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(一部Zoomによるライブ中継あり) (Blackboardなどにより録画授業配信と学習資料などを配布) BlackboardコースID:20223719 |
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授業概要 | 現代中国映画の概観を理解する。 ポスト「第五世代」監督として90年代初めに登場し、その活躍を登場前から期待された「新世代」監督の作品を中心にすえながら、その周辺をも含めて、90年代の現代中国映画について検証する。 |
授業のねらい・到達目標 | 中国映画の概略を学ぶことにより、理解内容を演繹して、他の時期の中国映画の理解を深めることができることを目標とする。 2000年代初めまでの中国映画の知識を獲得でき、代表作品についての特徴を説明できる。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP3,DP6及びCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 原則として講義形式で行う。 ➀視聴覚メディアにより作品を断片的に鑑賞しながら講義を行う。 ➁授業後に複数回は授業内容に関する小テスト形式の課題により、授業参画度を確認する。 ➂実授業時間内掲示で実授業時間内に提出する、テスト形式の課題を1回行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 提出されたペーパーは、可能な限り添削・採点などを施して返却するか、もしくは全体に対し口頭でコメントする。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 対面授業に参加できない学生の代替方法、要件 各回においてZoomでの参加を希望する場合は、理由を述べて担当教員の許可を得ること 原則としてビデオをONにして参加すること 対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生はZoomでの参加を認める。 (1)Zoomでの参加を認める要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生 (2)対面授業に参加できない場合:Zoomで参加し、Blackboardに配信する課題を提出する。 |
履修条件 | 初回ガイダンス出席者に限る。人数調整を行う場合がある。 初回授業において、成績評価・授業の仕方を説明するので、Blackboardの資料をダウンロードし準備すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業方法について説明する) 映画全般に関する用語と、中国映画独自の用語を学ぶ。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、今後の学習計画を立てておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、中国映画に関する用語に慣れておくこと。サブノートを作成する。 (0.5時間) |
2 |
中国映画簡史(1) 黄金期から建国時期までについて、映画の起源と中国映画の創成期を概観を学ぶ。
【事前学習】映画全般に関する知識を整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布プリントを読み、中国映画史を整理しておくこと。 (2時間) |
3 |
中国映画簡史(2) 北京電影学院について、70年代までの状況と北京電影学院の概要を学ぶ。
【事前学習】中国映画に関する用語を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】北京電影学院についての概要を整理しておくこと。 (2時間) |
4 |
80年代に登場した「第五世代」監督について、「第五世代」と称される新世代監督らの登場の経緯を学ぶ。
【事前学習】これまでの授業で解説した中国映画史を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】代表的な監督と作品の特徴を整理しておくこと。 (2時間) |
5 |
「第五世代」監督の90年代の動向について、90年代初め世界的名声を得た状況下での映画の制作状況を学ぶ。
【事前学習】代表的な監督と作品の特徴を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し課題として提出すること。 (3時間) |
6 |
寧瀛の監督作品について、第五世代と次世代との関わりを確認し、初期監督作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】作成した課題を見直して、授業内容と照らし合わせておくこと。 (2時間) 【事後学習】監督の経歴と作品の特徴を整理しておくこと。 (2時間) |
7 |
中国のドキュメンタリーについて、ドキュメンタリー映画の定義と中国における位置づけを学ぶ。
【事前学習】90年代初めまでの動向を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】ドキュメンタリー映画の定義と中国における位置づけを整理しておくこと。 (2時間) |
8 |
「第六世代」監督の登場について、「第五世代」の次にあたる「新世代」として登場した監督の登場の経緯を学ぶ。
【事前学習】80年代から90年代初めまでの状況を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】代表的な監督と作品の特徴を整理して課題として提出すること。 (3時間) |
9 |
第六世代監督のトップバターとして登場した張元について、その経歴と作品の手法の特徴を学ぶ。
【事前学習】新世代監督の特徴を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】監督と作品の特徴を整理しておくこと。 (2時間) |
10 |
張元初期監督作品について、初監督作品以降の各作品における特徴を学ぶ。
【事前学習】監督と作品の特徴を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】作品の特徴をそれぞれ整理して課題として提出すること。 (2時間) |
11 |
90年代後半に登場した賈樟柯について、その経歴と初期作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】紹介した参考図書を探して読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】監督と作品の特徴を整理しておくこと。 (2時間) |
12 |
賈樟柯監督作品について、政府の認可を受けて制作された作品についての特徴を学ぶ。
【事前学習】紹介した参考図書を探して読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】作品の特徴をそれぞれ整理して課題として提出すること。 (3時間) |
13 |
90年代以降の中国映画の動向について、社会状況の変遷とともに、映画界の概観を学ぶ。
【事前学習】監督と作品の特徴を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】課題作成の準備をしておくこと。 (3時間) |
14 |
授業内で扱った映像作品に対する課題に関するテスト形式の課題作成を行う。
【事前学習】授業内容を復習し課題作成の準備をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】作成した課題を見直して、授業内容と照らし合わせておくこと。 (1時間) |
15 |
課題の解説を行い、授業内容をふりかえって、今後の課題をまとめる。
【事前学習】作成した課題を見直して、授業全体の内容を整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】自身の課題についての反省点と改善点をまとめ課題として提出すること。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度は課題の提出状況およびその内容によって評価する。(60%)、テスト形式による課題の正答率によって評価する。(40%) 授業参画度を測る課題は、第5回、第8回、第10回、第12回、第15回に行う予定。 実授業時間内掲示し実授業時間内提出するテスト形式の課題は第14回に行う予定。 進度により課題を課す授業回数を変更する場合がある。 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、Zoomで参加をした場合、課題の提出により評価する。 授業内試験を受けられない場合、Blackboardを利用した、実授業時間内提出の課題により評価する。 |
オフィスアワー | 毎週授業終了後の教室で行う。 Blackboardの掲示板を利用する。 |