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令和2年度以降入学者 | アジアの表象文化1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | アジアの表象文化1 | ||||
教員名 | 舘けさみ | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(一部Zoomによるライブ中継あり) (Blackboardなどにより学習資料などを配布) BlackboardコースID:20220758 |
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授業概要 | 中国映画の概観を理解すること。 1982年に北京電影学院を卒業した世代の監督たちは、その活躍により、中国映画のニューウェーブとして国際的に認知され、以前の世代との区別から「第五世代」と称されている。その「第五世代」を代表する監督の作品を中心にすえながら、その周辺をも含めて、80年代の現代中国映画について検証する。 |
授業のねらい・到達目標 | 80年代以降の中国映画の概略を学ぶことにより、理解内容を演繹して、他の時期の中国映画の理解を深めることができることを目標とする。 90年代初めまでの中国映画の知識を獲得でき、代表作品についての特徴を説明できる。 世界に氾濫している様々な情報を自ら収集し、分類・整理し、論理的・批判的に理解することができる(A-3-2)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの3に対応しています。 |
授業の方法 | 原則として講義形式で行う。 ➀視聴覚メディアにより作品を断片的に鑑賞する。 ➁授業後に複数回は授業内容に関する小テスト形式の課題により、授業参画度を確認する。 ➂実授業時間内掲示で実授業時間内に提出する、テスト形式の課題を第14回に行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 提出されたペーパーは、可能な限り添削・採点などを施して返却するか、もしくは全体に対し口頭でコメントする。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 対面授業に参加できない学生の代替方法、要件 各回においてZoomでの参加を希望する場合は、理由を述べて担当教員の許可を得ること 原則としてビデオをONにして参加すること 対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生はZoomでの参加を認める。 (1)Zoomでの参加を認める要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生 (2)対面授業に参加できない場合:Zoomで参加し、Blackboardに配信する課題を提出する。 |
履修条件 | 初回授業ガイダンス出席者に限る。人数調整を行う場合がある。 初回授業において、成績評価・授業の仕方を説明するので、Blackboardの資料をダウンロードし準備すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業方法について説明する) 映画全般に関する用語と中国映画独自の用語を解説する。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、今後の学習計画を立てておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、中国映画に関する用語に慣れておくこと。サブノートを作成する。 (0.5時間) |
2 |
「中国映画簡史」興隆期から黄金期までについて、映画の起源と中国映画の創成期を概観する。
【事前学習】映画全般に関する知識を整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布プリントを読み、初期の中国映画の概要を整理しておくこと。 (2時間) |
3 |
「中国映画簡史」建国時期前後について、中国現代史について確認するとともに、建国時期の映画の状況を学ぶ。
【事前学習】中国映画の初期の概要を復習すること。 (2時間) 【事後学習】配布プリントを読み、建国時期の映画の状況を把握しておくこと。 (2時間) |
4 |
中国映画簡史 文化大革命時期までについて、文化大革命に関する知識を深めるとともに、映画界の状況を学ぶ(A-3-2)。
【事前学習】建国時期の映画の状況を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントを読み、文化大革命時期までの状況を整理しておくこと。 (2時間) |
5 |
北京電影学院の歴史と概要について、映画専門大学の着想から成立初期、その後の経緯を学ぶ。
【事前学習】授業で紹介した参考書を探して読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】北京電影学院の概要を整理して課題として提出すること。 (3時間) |
6 |
『黄色い大地』登場以前について、80年代初期中国映画の状況を学ぶ。
【事前学習】北京電影学院の概要を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】監督と作品の概要を整理しておくこと。 (2時間) |
7 |
陳凱歌監督『黄色い大地』について、監督の経歴と作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】以前の作品について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】解説した監督と作品の特徴を整理して課題として提出すること。 (3時間) |
8 |
「第五世代」監督の登場について、80年代半ばの状況と作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】授業で紹介した参考書を探して読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】解説した監督と作品の特徴を整理しておくこと。 (2時間) |
9 |
張芸謀監督『紅いコーリャン』について、監督の経歴と作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】第五世代監督の特徴を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】解説した監督と作品の特徴を整理して課題として提出すること。 (3時間) |
10 |
「第五世代」の初期監督作品について、張芸謀監督作品を中心にして、他の監督作品についても学ぶ。
【事前学習】授業で紹介した参考書を探して読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】解説した監督と作品の特徴を整理しておくこと。 (2時間) |
11 |
80年代の動向について、80年代の中国映画界の状況を学ぶ(A-3-2)。
【事前学習】第五世代監督の概要を復習してしておくこと。 (2時間) 【事後学習】80年代の動向について復習しておくこと。 (2時間) |
12 |
90年代の動向について、90年代初め世界的名声を得た状況下での制作状況を学ぶ(A-3-2)。
【事前学習】80年代の動向について復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】90年代初めの中国映画界の状況を整理して課題として提出すること。 (3時間) |
13 |
授業内で解説した80年代を代表する監督の作品について、事前に提出された課題を踏まえ、その特徴について補足説明する。
【事前学習】学修した主要監督の業績を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し課題作成の準備をしておくこと。 (3時間) |
14 |
授業内で扱った映像作品に対する課題に関するテスト形式の課題作成を行う。
【事前学習】授業内容を復習し課題作成の準備をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】作成した課題を見直して、授業内容と照らし合わせておくこと。 (1時間) |
15 |
総括 課題の解説を行い、授業内容をふりかえって、今後の課題をまとめる(A-3-2)。 【事前学習】授業内容全体を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業全体の内容を整理して課題として提出すること。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 配布資料で指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度は課題の提出状況およびその内容によって評価する。(60%)、テスト形式による課題の正答率によって評価する。(40%) 授業参画度を測る課題は数回行う予定。 実授業時間内掲示し実授業時間内提出するテスト形式の課題は第14回に行う予定。 進度により課題を課す授業回数を変更する場合がある。 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、Zoomで参加をした場合、課題の提出により評価する。 授業内試験を受けられない場合、Blackboardを利用した、実授業時間内提出の課題により評価する。 |
オフィスアワー | 毎週授業終了後の教室で行う。 Blackboardの掲示板を利用すること。 |