検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 中国古典文学概説2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 中国古典文学概説2 | ||||
教員名 | 山崎藍 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 遠隔授業(Zoomによるリアルタイム型を原則とします。参加人数などによって途中からオンデマンドのみに切り替える可能性がありますが、その際には事前に通知します。) BlackboardコースID 20223709 |
---|---|
授業概要 | 唐から清までを中心とした中国文学の諸分野についてその特徴を概観し、考えを深めることを目標とします。 中国詩歌や小説が日本に与えた影響は大きく、日本人の教養・知識として漢詩文や翻案小説が受容されていました。それは古代・中世はもとより、森鴎外や夏目漱石、佐藤春夫、中島敦といった近代文学作家が中国の詩歌や小説を引いたり翻案したりしていることからもうかがえます。講義を通して、日本にあたえた影響や日本との違いについても考察してみましょう。 |
授業のねらい・到達目標 | (1)唐から清までを中心に、中国文学の諸分野に関する基礎的な知識を身につけることができる (2)中国文学・思想等の原典を理解する基礎力を涵養することができる 資料や事象を注意深く観察し、問題を発見することができる(A-4-2) この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCPの4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義形式】 遠隔授業です。Zoomによるリアルタイム型を原則としますが、録画もアップします。 名前を表示して授業に参加してください。 なお、リアルタイムで参加できない学生は授業前に教員にその理由を説明すること。事前説明がなくリアルタイムに参加しない学生は欠席扱いとします。また、遅刻3回で欠席1回とします。 プリントの基本事項を説明します。 毎回の講義コメントを期限までに提出することに加え、関連する作品の鑑賞レポートをBlackboardなどを通じて第4回、第8回、第12回、第14回に提出することを求めます。なお、第14回提出の課題は、講義全体の3分の2以上の出席(=毎回の講義コメント)がない場合の提出を認めません。 |
履修条件 | 受講者が多数の場合は抽選等で受講者を決定する。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
唐(1)――近体詩の確立・平仄 初唐の詩――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(近体詩・平仄・初唐)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
2 |
唐(2)――盛唐 辺塞詩・自然詩――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(盛唐・辺塞詩・自然詩)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
3 |
唐(3)――盛唐 李白・杜甫――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(李白・杜甫)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
4 |
唐(4)――中唐 韓愈・白居易――【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(中唐・韓愈・白居易)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
5 |
唐(5)――晩唐 杜牧・李商隠・温庭筠 詞の興隆――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(晩唐・杜牧・李商隠・温庭筠・詞)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
6 |
唐(6)――唐代伝奇 侠義小説・神怪小説――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(唐代伝奇・侠義小説・神怪小説)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
7 |
唐~宋(1)――唐代伝奇「任氏伝」・宋代伝奇『夷堅志』――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(「任氏伝」・宋代伝奇・『夷堅志』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
8 |
宋(2)――北宋 欧陽脩・蘇軾――【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(北宋・欧陽脩・蘇軾)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
9 |
宋(3)――南宋 李清照・陸游・楊万里――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(南宋・李清照・陸游・楊万里)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
10 |
金・元――金・元の詩・元曲―【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(金・元の詩・元曲)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
11 |
明(1)――白話小説の台頭・四大奇書 『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(四大奇書・『三国志演義』・『水滸伝』・『西遊記』・『金瓶梅』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
12 |
明(2)――三言二拍・『剪燈新話』――【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(三言二拍・『剪燈新話』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
13 |
明(3)・清(1)――明清の詩・『唐詩選』『唐詩三百首』編纂――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(『唐詩選』・『唐詩三百首』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
14 |
清(2)――『聊齋志異』『儒林外史』『紅楼夢』――【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(『聊齋志異』・『儒林外史』・『紅楼夢』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
15 |
後期の総括【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、これまで配布されたプリントを復習する。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 『教科書は無し。プリント配布を行う。』 ・講義終了分のプリント配布はBlackboardを利用してアップする予定です。 受講者が欠席した分のプリントは、翌週以降の授業内には配布しません。各自Blackboardなどからダウンロードして貰います。 |
参考書 | 松原朗、佐藤浩一、児島弘一郎 『『教養のための中国古典文学史』 』 研文出版 2009年 『『全訳漢辞海』』 三省堂 2016年 第4版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第4回、第8回、第12回、第14回に小課題を出します(それぞれ500文字以上を目安とし、Blackboardなどを通して提出)。ただし、第14回提出の課題は、講義全体の3分の2以上の出席がない場合の提出を認めません。(85%)、授業参画度:講義終了後コメントを毎回Blackboardなどに提出することで参画度を確認します(欠席者がコメントを提出しても参画したとは認めません)。(15%) ・レポートや授業参画度をはかるコメントについて、分量や書き方、配点などの詳細は初回授業にて説明します。そのため、履修を考えている学生は、初回の授業から出席すること(欠席した場合のフォローはしません)。また、初回からコメントを平常点に加点します。 ・講義に出席し、なおかつ、Blackboardにコメントすることで平常点とします。出席管理は自分で行い、書き忘れがないようにすること。 |
オフィスアワー | メールやBlackboardなどを用いて質疑応答を行います。 |