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中国古典文学概説1

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令和2年度以降入学者 中国古典文学概説1
令和元年度以前入学者 中国古典文学概説1
教員名 山崎藍
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 遠隔授業(Zoomによるリアルタイム型を原則とします。参加人数などによって途中からオンデマンドのみに切り替える可能性がありますが、その際には事前に通知します。)

BlackboardコースID 20220747
授業概要 古代から初唐までに成立した中国文学の諸分野についてその特徴を概観した上で、日本にあたえた影響を考えることを目標とします。
日本において中国文学は古代から近代まで欠かすことができない教養でした。日本に大きな影響を与えた中国文学の特徴を歴史的経過をふまえて習得することは、現代に生きる我々が使う言葉や触れる作品の成り立ちを知ることにも繋がっています。講義を通して、中国文学の魅力の一端に触れて頂ければと思います。
授業のねらい・到達目標 (1)先秦から初唐までを中心に、中国文学の諸分野に関する基礎的な知識を身につけることができる。
(2)中国文学・思想等の原典を理解する基礎力を涵養することができる。
資料や事象を注意深く観察し、問題を発見することができる(A-4-2)
この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCPの4に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【講義形式】
遠隔授業です。Zoomによるリアルタイム型を原則としますが、復習用に録画もアップします。
名前を表示して授業に参加してください。
なお、リアルタイムで参加できない学生は教員にその理由を授業前に説明すること。事前説明がなくリアルタイムに参加しない学生は欠席扱いとします。また、遅刻3回で欠席1回とします。
プリントの基本事項を説明します。
毎回の講義コメントを期限までに提出することに加え、関連する作品の鑑賞レポートをBlackboardなどを通じて第4回、第8回、第12回、第14回に提出することを求めます。なお、第14回提出の課題は、講義全体の3分の2以上の出席(=毎回の講義コメント)がない場合の提出を認めません。
履修条件 受講者が多数の場合は抽選等で受講者を決定する。
授業計画
1 オリエンテーション・漢和辞典について・中国古典文学における小説概観【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/booklet-gazette/bulletin/617/open/617-09-3.htmlの記事を読んで予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
2 文献検索の方法・中国古典文学における詩歌概観【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-asia-38.phpの記事を読んで予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
3 先秦(1)――北の『詩経』と南の『楚辞』――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(『詩経』と『楚辞』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
4 先秦(2)ーー小説前史としての中国神話ーー【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(中国神話)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
5 先秦(3)ーー小説前史 諸子百家による寓言・寓話ーー【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(諸子百家・寓言・寓話)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
6 先秦(4)~漢(1)ーー史書の小説的特徴 『春秋左氏伝』から『史記』『漢書』の変遷と比較ーー【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(『春秋左氏伝』『史記』『漢書』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
7 漢(2)――辞賦と古詩、楽府――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワードについて、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
8 魏晋南北朝(1)――三曹を中心とした建安文学から正始文学へ――【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(三曹・建安文学・正始文学)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
9 魏晋南北朝(2)――潘岳と陶淵明を中心に――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(潘岳・陶淵明)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
10 魏晋南北朝(3)――劉宋・斉・梁・陳の詩歌――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(劉宋・斉・梁・陳)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
11 魏晋南北朝(4)ーー六朝志怪 『捜神記』『捜神後記』ーー【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(六朝志怪・『捜神記』・『捜神後記』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
12 魏晋南北朝(5)ーー志人小説 『世説新語』ーー【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(志人小説・『世説新語』)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
13 隋・唐(1)――伝奇へ至る過渡期 初唐「遊仙窟」 花街の発展と恋愛小説――【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(初唐・「遊仙窟」)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画動画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
14 唐(2)――唐代伝奇の成立――【Zoomによる遠隔授業】(A-4-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、副題に附されたキーワード(唐代伝奇)について、インターネットなどで調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
15 前期の総括【Zoomによる遠隔授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、これまで配布された資料を確認する。 (2時間)
【事後学習】配布されたプリントや録画を見て復習し、分からないところがあれば、シラバス・講義内で挙げた参考書を用いて確認する。 (2時間)
その他
教科書 『教科書は無し。プリント配布を行う。』
・講義終了分のプリント配布はBlackboardを利用してアップする予定です。
 受講者が欠席した分のプリントは、翌週以降の授業内には配布しません。各自Blackboardなどからダウンロードして貰います。
参考書 松原朗、佐藤浩一、児島弘一郎  『『教養のための中国古典文学史』 』 研文出版 2009年
佐藤進, 濱口富士雄編 『『全訳漢辞海』』  三省堂  2016年 第4版
成績評価の方法及び基準 レポート:第4回、第8回、第12回、第14回に小課題を出します(それぞれ500文字以上を目安とし、Blackboardなどを通して期日までに提出。再提出や期日を過ぎての課題は受け取らない)。また、第14回提出の課題は、講義全体の3分の2以上の出席がない場合の提出を認めません。(85%)、授業参画度:講義終了後、期日までにコメントを毎回Blackboardなどに提出することで、参画度を確認します(欠席者がコメントを提出しても参画したとは認めません)。(15%)
・レポートや授業参画度をはかるコメントについて、分量や書き方、配点などの詳細は初回授業にて説明します。そのため、履修を考えている学生は、初回の授業から出席すること(欠席した場合のフォローはしません)。また、初回からコメントを平常点に加点します。
・講義に出席し、なおかつ、期日までにBlackboardなどにコメントすることで平常点とします。出席管理は自分で行い、書き忘れがないようにすること。
オフィスアワー メールやBlackboardなどを用いて質疑応答を行います。

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