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令和元年度以前入学者 | 特殊研究ゼミナール3 | ||||
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教員名 | 紅野謙介 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業を中心として、感染状況を見ながらオンライン授業(Zoomを使用)を組み合わせる。 BlackboardコースID:20220744 |
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授業概要 | 論文作成の方法を学ぶ |
授業のねらい・到達目標 | 近現代文学の作品などからテーマを定めて、卒業論文を作成するにはどのようにすればいいのかを考える。 ・テーマの設定、準備や調査、分析や考察、論文作成にいたる道筋を学ぶ。 ・前半に2人ずつ発表し、後半、もう一度、2人ずつ発表する。発表の方法や技術を洗練させる。 ・教職志望者は授業の組み立てや質疑のあり方について学ぶ。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の高度な専門性を活用し,自己の高度な倫理観を倫理的な課題に適切に適用することができる。(A-1-4) ・日本文学・日本語学研究の高度な専門性をもって,世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-4) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報に基づく論理的・批判的な考察を通じて,課題に対し,具体的かつ論理整合的な見解を示すとともに,その限界を認識することができる。(A-3-4) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題につき,創造力と独自性をもって解決の方法と手順を立案し,独力または他者と協働して問題を解決することができる。(A-4-4) ・日本文学・日本語学研究のスキルを高度に活用しながら,責任と役割を担い,あきらめない気持ちで新しいことに果敢に挑戦することができる。(A-5-4) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを高度に活用しながら,さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて他者との信頼関係を確立し,ときに強い影響を与えることができる。(A-6-4) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを高度に活用しながら,集団の活動において,より良い成果を上げるために,他者と協働し,作業を行うとともに,指導者として他者の力を引き出し,その活躍を支援することができる。(A-7-4) ・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら,学修状況の自己分析に基づく評価を,今後の学修に活かすことができる。(A-8-4) ・中学高校の教員としての経験、また教科書編集にあたってきた経験にもとづき、発表やプレゼンテーションのしかた、質疑や討論の方法についても指導を行う。 |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 演習形式のゼミとする。発表に際しては必ず資料を作成し、どのような問題意識のもとでテーマ設定したかを明確にしながら、報告を行なう。毎回、コメンテーターなどの役割を決めて議論が活発に展開できるようにする。学期末には卒論に向けたプレレポートを書く。 この授業のねらいや進め方をめぐるガイダンスの後、発表の順序やテーマについて協議する。その後、5回目から発表に入る。担当は事前に連絡する。 レポートのフィードバックの方法等については、授業内で指示する。対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で対応する。 |
履修条件 | 受講を許可された4年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、第1回目の授業で申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス: 対象を選び、問題点を探る──林芙美子「晩菊」を素材として(対面授業)
【事前学習】事前配布するので「晩菊」を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業でとりあげた以外の問題点をまとめておく。 (2時間) |
2 |
問題の発見や提起の方法を探る──林芙美子「晩菊」を素材として(対面授業)
【事前学習】「晩菊」で何が論じられるかをメモする。 (2時間) 【事後学習】問題発見・提起能力を試してみる。 (2時間) |
3 |
分析のしかたを探る──太宰治「I can speak」を素材として(対面授業)
【事前学習】事前配布した「I can speak」をもとに分析方法を探る。 (2時間) 【事後学習】サンプルをもとに分析してみる。 (2時間) |
4 |
発表の構成と書き方を学ぶ──太宰治「I can speak」を素材として(対面授業)
【事前学習】どのような発表にするかシミュレーションする。 (2時間) 【事後学習】発表資料の作成について考える。 (2時間) |
5 |
ゼミ4年①の発表と討論:問題の立て方(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの修正と反省。 (2時間) |
6 |
ゼミ4年②の発表と討論:先行研究への目配り(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
7 |
ゼミ4年③の発表と討論:論点を絞る(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
8 |
ゼミ4年④の発表と討論:論文の構成(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
9 |
ゼミ4年⑤の発表と討論:タイトルと見出し(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
10 |
ゼミ4年⑥の発表と討論:引用の方法(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
11 |
ゼミ4年⑦の発表と討論:文体とレトリック(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
12 |
ゼミ4年⑧の発表と討論:批評と研究(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
13 |
ゼミ4年⑨の発表と討論:研究の公共性(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
14 |
ゼミ4年⑩の発表と討論:研究の公共性(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、ほかは指定テクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの資料の修正と反省。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深めるとともに、論文作成の工程表を立てる(対面授業)
【事前学習】サンプル資料の確認。 (2時間) 【事後学習】工程表のチェック。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 共通の教科書は特に使用しない。個々の発表ごとにテキストを指定し、事前にBlackboardでコピーを配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は,毎回のディスカッション、発表等で評価。対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で平等に評価する。 |
オフィスアワー | メールにてアポイントをとった上で火曜か水曜の昼休みに講師室で。来校不可能な場合は、Zoomにて行う。 |