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令和元年度以前入学者 | 特殊研究ゼミナール2 | ||||
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教員名 | 久米依子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業。卒論制作に関わる発表とディスカッション(後期の学部の授業方針によっては変更の可能性がある)。対面参加が困難で、教員の許可を受けた学生は、Bb上にあげたパワーポイントや音声を視聴し、期日までに課題を提出することで出席に代えることができる。 Blackboard ID︓20223698 |
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授業概要 | 近現代小説を読み、発表し、受講者の意見を取り入れてレポートを仕上げる。 各自のテーマに沿ったテクストを選び、演習形式で読み解く力を身につける。3年生の関心にしたがってテーマを決め、テクストを選択し、発表を行う。各自の研究テーマが深まるような発表・分析を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい〉 各自のテーマに沿ったテクストについて、発表を通じて的確に読む能力を育てる。 〈到達目標〉 各自の研究テーマが深まる発表を心がけ、テクスト分析の力を付ける。 発表後はクラスでディスカッションを行い、感想を提出して自分の考えをまとめ、様々なテクストに対応できるようになる。 多角的なテクスト分析の方法を身に付ける。 この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・日本文学・日本語学研究の専門性をもって、世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3) ・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら、責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3) ・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら、学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3) |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 第1回にガイダンスを行い、発表テクストと発表分担の割り当てを決める。第2回には資料の収集方法や、文献の使い方、レジュメの作成方法、テーマの展開方法などを確認する。 第3回から発表を始め、発表者には事前指導として発表前に必ず教員と面談し、発表の相談をする。ゼミ生に、事前に発表作品の資料を配布する。各自の卒業論文のテーマを確定するために、執筆に必要な資料収集、文献調査、論考の構成や論文執筆の手順などを、近現代文学テクストの読解・分析を通じて学ぶ。前期の発表や資料収集、文献探索の経験を踏まえ、より深くテクストにアプローチする方法や立論の方向性を確認する。 対面参加が困難な学生で教員の許可を受けた者は、Bb上の課題を期限までに提出して出席に代えることができる。発表が対面で困難な場合はZoomを利用する。フィードバック方法等については、授業内で指示する。 |
履修条件 | 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、特殊研究ゼミナール1(前期)の第1回目の授業で申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
【対面授業】授業の方法、受講の心構えなどを説明する
【事前学習】前期の授業の反省点を整理しておく (2時間) 【事後学習】授業のスケジュールを確認する (2時間) |
2 |
【オンデマンド型授業】発表順番決定、スケジュール確認(A-1-3)
【事前学習】発表テクストについて整理しておく (2時間) 【事後学習】自分のスケジュール表を作成する (2時間) |
3 |
【オンデマンド型授業】テーマの選定、発表準備の開始
【事前学習】発表テーマを考察をしておく (2時間) 【事後学習】発表テーマを深めるための準備を始める (2時間) |
4 |
【オンデマンド型授業】資料・文献の収集と内容の吟味(A-2-3)
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】これまでに集めた資料を整理しておく (2時間) |
5 |
【対面授業】資料・文献の使い方を確認し、応用を試みる(A-3-3)
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】不足している文献を理解し、再収集を始める (2時間) |
6 |
【対面授業】作家情報の確認と、読解に関する使い方を考える
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】作家情報の不足部分の補足を始める (2時間) |
7 |
【対面授業】同時代の社会状況を理解し作品読解に反映させる(A-4-3)
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】同時代の社会状況を整理しておく (2時間) |
8 |
【対面授業】同時代の文学状況を理解し作品読解に反映させる
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】文学状況の知識を整理しておく (2時間) |
9 |
【対面授業】読解の方向性(1)テーマの同時代性(A-5-3)
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】同時代における作品の意味を考える (2時間) |
10 |
【対面授業】読解の方向性(2)テーマの現代性
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】現代において作品から得られるメッセージを考える (2時間) |
11 |
【対面授業】登場人物の特色、関係性の考察
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】登場人物を理解するための読み方を考える (2時間) |
12 |
【対面授業】語り、文章、比喩など、表現の特色を考える
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】作品の表現の特色を確認しておく (2時間) |
13 |
【対面授業】物語の構造を確認し、メッセージの性質を捉える(A-6-3)
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間) 【事後学習】ストーリーの捉え方を考える (2時間) |
14 |
【対面授業】各自のテーマを確認し、次年度の課題を考える(A-7-3)
【事前学習】発表テクストについて考察を深める (2時間) 【事後学習】レポートの準備をする (2時間) |
15 |
【対面授業】これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-3)
【事前学習】レポートの仕上げを点検する (2時間) 【事後学習】レポートを提出し、反省点を考える (2時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを使用する。 |
参考書 | 授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(40%)、授業参画度:発表、課題回答(60%) 授業参画度は、発表、ディスカッションへの参加、感想の提出を含む。対面参加が困難で、教員の許可を受けた学生は、Bb上にあげたパワーポイントや音声を視聴し、期日までに課題を提出することで評価する。発表が困難な場合はZoomを使用する。 A-1,2,3,4,5,の達成度については課題で、6,7,については発表で、8,の達成度については最終レポートで評価する |
オフィスアワー | 月曜昼休み、水曜昼休み、7号館4階久米研究室 またはメール連絡 |