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令和2年度以降入学者 | 書学 | ||||
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教員名 | 徳泉さち | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardID:20220719 受講者はBlackboardに必ず登録してください。 |
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授業概要 | 現在、われわれが使用している「書」はいかなる変遷を遂げてきたのか。 各地の古代文明にみられる文字の起こりから説き起こし、中国古代の甲骨文字や金文にはじまり現代に至るまでの書の流れの概観を理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | 漢字の始まりである甲骨文字にはじまり、金文、秦漢時代の書と、時系列に書の変遷を学びます。 書を生み出した中国の各時代の文化、芸術、風俗などを合わせて理解しながらひろく書文化に関する基礎的な知識を身につけることを目指します。 〈日本大学教育憲章との関係〉 日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) 日本文学・日本語学研究に関わる事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) 日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら,新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) 日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら,自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) 〈ディプロマシーとの関係〉 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDPCP3,4,5,8に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業後に提出するリアクションペーパーに対するフィードバックは授業時間内、またはブラックボード上で行います。 対面授業に参加できない学生については、ブラックボードにて配信する授業動画を各自で視聴し、リアクションペーパーを提出してもらいます。試験や成績評価は対面参加の受講生と同様にします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 〈対面授業〉(A-3-1) 身の回りの文字に目を向ける 【事前学習】指定テキストの「文字の意義と漢字の特質(96-97ページ)を読んでくること。 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
2 |
文字が生まれるまで 〈対面授業〉(A-3-1)
【事前学習】指定したテキストの「文字文化と現代」の項目を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
3 |
古代文明における文字の使用 〈対面授業〉(A-3-1)
【事前学習】大英博物館、ルーブル美術館のHPを閲覧し、デジタルアーカイブを閲覧する。 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
4 |
漢字が生まれるまで〈対面授業〉(A-4-1) 刻画符号について知る。 【事前学習】指定したテキスト「書の変遷」136,137ページを熟読し、時代の流れを理解する。 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
5 |
殷墟の概観、発掘された文物について〈対面授業〉 (A-4-1) 【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 甲骨文」を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
6 |
殷墟と甲骨文について〈対面授業〉(A-4-1)
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 甲骨文」を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
7 |
殷周青銅器について〈対面授業〉(A-4-1) 青銅器の用途と製法 【事前学習】東京国立博物館や根津美術館のHPから青銅器に関する記事を閲覧、熟読する (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
8 |
金文について〈対面授業〉(A-4-1) 金文とは何を記したものか。その字形について 【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 金文」を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
9 |
春秋戦国時代から秦にかけての文字〈対面授業〉(A-4-1)
【事前学習】指定したテキスト「書の変遷」136,137ページを熟読し、時代の流れを理解する。 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
10 |
秦の始皇帝陵と兵馬俑について〈対面授業〉(A-4-1)
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国(12から15ページ)」を熟読し、それぞれの作品の特徴を捉える (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
11 |
漢代の墓葬美術について〈対面授業〉(A-4-1) 明器、俑、壁画などの作品にふれる。 【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 隷書(15から19ページ)」を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
12 |
漢代の墓碑のデザインについて知る〈対面授業〉(A-4-1)
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 隷書(20から24ページ)」を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
13 |
漢代の墓碑に刻まれた文字について〈対面授業〉(A-4-1)
【事前学習】指定したテキストの「書の表現と鑑賞」の項目を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
14 |
印の歴史について〈対面授業〉(A-4-1)
【事前学習】指定したテキストの「資料編」を熟読 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
15 |
書学・書道の総括〈対面授業〉(A-5-1)(A-8-1) 授業の理解度をはかるための試験を行い、その解説をする 【事前学習】半期を通じて配布した資料の総ざらい (2時間) 【事後学習】半期を通じて配布した資料の総ざらい (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 全国大学書道学会編 『書の古典と理論』 光村図書出版 2020年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業参画度:各授業後に提出するリアクションペーパーの内容、理解度を評価の対象とします(60%) |
オフィスアワー | Blackboardで適宜質問を受け付けます。 |
備考 | 遠隔受講の学生に対しては、対面授業の学生と同様のリアクションペーパーや試験を課し、それらの提出部を評価の対象とします。 |