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西洋史ゼミナール1

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令和2年度以降入学者 西洋史ゼミナール1
教員名 伊藤雅之
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業(必要な場合にはZoomなどを併用する)
BlackboardコースID:20220678
授業概要 卒業論文(西洋前近代史)作成に向けた歴史研究のゼミナール。ゼミナール3と同時開講となる。
授業のねらい・到達目標 ・西洋前近代の諸問題について参加者の発表・質疑、あるいはまた教員の解説を通して理解を深め、さらに必要に応じて既存の研究論文ないし文献の読解を行ない、専門書・専門論文への理解力を高める。

・この科目は文理学部(学士(文学))のDPおよびCPの1、4、5、6、7、8に対応している。

・学修から得られた豊かな知識と教養、および自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学が直面する倫理的課題を説明することができるようになる。(A-1-3)
・日常生活の中に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できるようになる。(A-4-3)
・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができるようになる。(A-5-3)
・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができるようになる。(A-6-3)
・学修活動において、積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができるようになる。(A-7-3)
・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができるようになる。(A-8-3)
授業の方法 授業の形式:【ゼミ】
・4年生には卒業論文途中経過報告の発表を、3年生には卒業論文のテーマを確定するために研究史を調査し、その内容を紹介する発表を求める。
・また必要に応じて、受講者がテーマとして想定している分野を踏まえつつ教員が選んだ文献ないしは論文を輪読する。
・なお、準備の段取りなどはBlackboardを通して随時アナウンスするので、履修を希望する者は差し当たり、初回授業前日までにはBlackboardのコース登録を済ませ、Blackboardの「連絡事項」欄を確認しておくこと。
・加えて、日本に入国できない留学生、および遠方に居住しているなどの理由により対面授業に参加できない学生については、Zoomなど(使用可能な機材の状況により適宜考慮したい)を用いながらの参加を認めるので、こうした対応を希望する者は早めに担当教員まで連絡を入れること。
履修条件 西洋史基礎実習の単位を既に取得している者であることを原則とする。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進行についての説明と報告者の順番を決め、また、歴史学の論文の基礎的事項をレクチャーする)【対面授業】
【事前学習】大学および自分が住んでいる地域の図書館などに、どのような論文の書き方に関連した書籍や、また論文雑誌があるかを確認し、かつ自身の卒業論文のテーマを考えておく。 (2時間)
【事後学習】自身の卒業論文のテーマないしテーマ(仮)を考え、また報告担当者は自身の議論の方向性についてのレジュメと関連文献の目録を作成する。 (2時間)
2 事前に指定した論文を題材にしての教員による模擬報告とディスカッション(第1回から第10回程度までは、特にA-1-3, A-5-3, A-6-3を念頭に授業を進める)【対面授業】
【事前学習】指定された論文を精読し、その要点をノートなどにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告およびディスカッションの内容を踏まえながら自身の卒業論文のテーマや議論の具体化を進め、また次回の報告担当者はレジュメと関連文献の目録を作成する。 (2時間)
3 学生A・B(いずれも3年生)による卒業論文準備報告と教員および4年生からの講評【対面授業】
【事前学習】報告者はレジュメ・目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間)
【事後学習】報告およびディスカッションの内容を踏まえながら卒業論文のテーマや議論の具体化を進め、また次回の報告担当者はレジュメと関連文献の目録を作成する。 (2時間)
4 学生C・D(いずれも3年生)による卒業論文準備報告と教員および4年生からの講評【対面授業】
【事前学習】報告者はレジュメ・目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間)
【事後学習】3年生はここまでに行われた他の報告や教員・4年生からの講評を踏まえつつ自身の卒業論文研究の深化を図り、4年生は自身の報告の準備を進める。 (2時間)
5 教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Eによる発表【対面授業】
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Eが担当する範囲までを精読し、かつ報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間)
【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間)
6 教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Fによる発表【対面授業】
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Fが担当する範囲までを精読し、かつ報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間)
【事後学習】取り上げたテクストの内容や発表後のディスカッションで論じられた点を踏まえつつ自身の卒業論文研究を進める。 (2時間)
7 学生G・H(いずれも4年生)による卒業論文準備報告【対面授業】
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間)
8 学生I・J(いずれも4年生)による卒業論文準備報告【対面授業】
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間)
9 学生K・L(いずれも4年生)による卒業論文準備報告【対面授業】
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間)
10 学生M・N(いずれも4年生)による卒業論文準備報告【対面授業】
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間)
11 教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読とディスカッション(この回から最終回までにおいては、特にA-4-3, A-7-3, A-8-3を念頭に授業を進める)【対面授業】
【事前学習】配布したテクストのうちで次回の報告者が受け持っている範囲の半分強程度まで精読しておき、また輪読後のディスカッションに備える。 (2時間)
【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間)
12 教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Oによる発表【対面授業】
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Oが担当する範囲までを精読した上で、報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間)
【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間)
13 教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読とディスカッション【対面授業】
【事前学習】配布したテクストのうちで次回の報告者が受け持っている範囲の半分強程度まで精読しておき、また輪読後のディスカッションに備える。 (2時間)
【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間)
14 教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Pによる発表【対面授業】
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Pが担当する範囲までを精読した上で、報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間)
【事後学習】議論の内容やそこで取り上げられた研究の方法論を踏まえつつ、卒業研究の深化を図る。 (2時間)
15 総括的なディスカッションと卒業論文作成のためのガイダンス【対面授業】
【事前学習】ここまでに配布されたレジュメや自身が作成したノートを見直し、不明点があれば質問できるようにしておく。 (2時間)
【事後学習】これまでの議論で取り上げられた点を踏まえつつ卒業論文作成のための作業を続ける。 (2時間)
その他
教科書 輪読を行なう際などにはテクストを適宜Blackboardを通して配布する。
参考書 授業の中で適宜アナウンスする。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:発表の回数や作成したレジュメ、および他者による報告に対しての質問・発言の質・量から判断する(100%)
なお、成績の評価に関し、事前に許可を得てZoomなどで授業に参加した者と、対面で参加した者とで、特に差をつけるということはしない。
オフィスアワー 質問や相談は随時、Blackboardを通して受け付ける。

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