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日本史ゼミナール4

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令和元年度以前入学者 日本史ゼミナール4
教員名 武井紀子
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業

BlackboardコースID:20223611
授業概要 古代の基礎的な史料である『類聚三代格』の輪読を通じて、古代の政治制度、社会のあり方を学ぶ。
また、それらを基礎として研究報告発表を行う。
授業のねらい・到達目標 古代史の基礎的史料の一つである『類聚三代格』を精読・解釈し、深く内容を考察することができるようになる。
関連する諸史料(六国史や律令格式、正倉院文書、木簡や漆紙文書、金石文など)とともに解釈していく力を身につける。
また、関連する先行研究から論点を導き出し、自身で調べていく力を涵養する。
史料をもとに問題点を見つけ、関連する先行研究を探し、みずからまとめて整理する力を身につける。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1、4~8及びカリキュラムポリシーCP1、4~8に対応しています。
・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-1-3)
・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる。(A-4-3)
・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3)
・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる。(A-6-3)
・学修活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-3)
・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる。(A-8-3)
授業の方法 授業の形式:【ゼミ】
対面授業により実施する。各条をゼミ参加者に割り当て、担当者の報告レジュメをもとに、参加者全員で議論をしながら内容をとっていく。各担当者の報告が議論の前提となるので、しっかりと報告準備をして臨むことが求められる。第1回の授業でガイダンス・報告の順番を決めるので、受講者は必ず出席するようにすること。第2回からは、学生も報告を主体とする。報告に対して、次回の冒頭に補足報告を求めることがある。前期に日本史ゼミナール1・3を前提に演習を進める。
*対面授業に参加できない場合、以下の条件を満たす学生はZoomでの参加を認める。
・参加を認める要件
 ①学部が認める者(日本に入国できない留学生、通学が困難な学生:いずれも事前申請すること)
 ②体調不良者(担当教員に講義日〔月曜日〕のうちに個別に連絡をすること)
・対面授業参加への代替
 Zoomで参加。報告者の場合は、日曜日のうちにレジュメを担当教員にメールで送ること。
履修条件 担当者の「日本史基礎実習1・2」を履修済みであることが望ましい。
授業計画
1 ガイダンスと授業の進め方、『類聚三代格』解題(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】『類聚三代格』について調べてみる (1時間)
【事後学習】報告担当者は報告準備をすすめる。 (3時間)
2 研究報告Ⅰ(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
3 『類聚三代格』についての論文を読む(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
4 『類聚三代格』講読①②(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
5 『類聚三代格』講読③④(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
6 『類聚三代格』講読⑤⑥(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
7 研究報告Ⅱ(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
8 『類聚三代格』講読⑦⑧(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
9 『類聚三代格』講読⑨⑩(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
10 『類聚三代格』講読⑪⑫(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
11 研究報告Ⅲ(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
12 『類聚三代格』報告⑬⑭(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
13 研究報告Ⅳ(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間)
【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間)
14 研究報告Ⅴ(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】本年度ゼミで読んだテキストを再読してくる。 (2時間)
【事後学習】ゼミの議論を踏まえ、関連する参考文献や先行研究を探して読む。学期末レポートの準備をする。 (2時間)
15 研究報告Ⅵ(A-1-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】関連史料を読み、質問事項を考えてくる。 (2時間)
【事後学習】ゼミで示した参考文献を読んでみる。学期末レポートを仕上げ、提出する。 (2時間)
その他
教科書 教科書は使用しない。
テキストには、新訂増補国史大系『類聚三代格』を使用する。輪読部分(巻五)のテキストは手元に準備するようにしておくこと。
参考書 吉田孝「類聚三代格」(『続 律令国家と古代の社会』岩波書店、2018)、池田温編『日本古代史を学ぶための漢文入門』(吉川弘文館、2006年)、佐藤信・小口雅史編『古代史料を読む』上・下(同成社、2018)
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末レポート(30%)、授業参画度:発言や質問などによって評価する(20%)、報告内容によって評価する(50%)
出席することが大前提となる。無断欠席(特に担当回)は厳禁。
対面授業に参加できない場合、Zoom参加による報告もしくは報告の代替課題を提示する。それと期末レポートにより評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。
オフィスアワー blackboardの掲示板、あるいはメールにて受け付ける。

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