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令和2年度以降入学者 | 古文書・古記録学4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 古文書・古記録学4 | ||||
教員名 | 小川雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardコースID:20223630 |
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授業概要 | 古記録における一次史料と二次史料の相違と読解方法を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 古記録は、古文書と並ぶ歴史学研究の基本的なツールであり、一次史料(日記など)と二次史料(編纂物など)の相違や、各人の研究テーマ・関心によって、用途も多岐に分かれていく。また、一次史料が二次史料よりも、信頼性に優るとは限らず、立論次第では、二次史料の方が有用なこともある。本講義では、複数の時代の古記録を取り上げて、一次史料・二次史料の分類や読解のあり方を学習し、「自主創造」の実践に向けた準備を整えることができるようにする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,6及びカリキュラムポリシーCP3,4,6に対応しています。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) ・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2) |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 中世後期から近代までの古記録をサンプルとして、活字史料と未翻刻史料(崩し字)の読解力や、立論能力の基礎を習得する。 やむをえない理由(日本への入国不能など)があり、Blackboardで申請した学生には、Zoomミーティングによる授業参加を認める。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(古記録の定義や、授業の目標・方法について説明する)【対面】 配布した手引きを読み、疑問点は質問する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文読解についての知識を再確認する。 (2時間) 【事後学習】古記録に関する自分の理解を整理する。 (2時間) |
2 |
一次史料と二次史料の分類・対比1(古記録の仕分けを経験する)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
3 |
一次史料と二次史料の分類・対比2(古記録の仕分けを応用する)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
4 |
日記史料を読み解く1(簡略な記事を読む)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
5 |
日記史料を読み解く2(長文の記事を読む)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
6 |
編纂史料を読み解く1(簡略な記事を読む)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
7 |
編纂史料を読み解く2(長文の記事を読む)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
8 |
系図・家譜を読み解く(家ごとに伝わる記録を読み解く)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
9 |
覚書・回想を読み解く(当事者の経験や記憶を読み解く)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間) |
10 |
日記史料の翻刻1(簡略な記事を活字化する)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録翻刻を実習する。 (2時間) |
11 |
日記史料の翻刻2(長文の記事を活字化する)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録翻刻を実習する。 (2時間) |
12 |
編纂史料の翻刻1(簡略な記事を活字化する)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録翻刻を実習する。 (2時間) |
13 |
編纂史料の翻刻2(長文の記事を活字化する)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録講読を実習する。 (2時間) |
14 |
古記録の注釈(注釈の付け方を習得する)【対面】 配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】第13回までのプリントの注釈を確認する。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録講読を実習する。 (2時間) |
15 |
試験と解説【対面】 理解度をはかる出題について、解答を提出する(課題研究)。(A-3-2,A-4-2,A-6-2) 【事前学習】解説を踏まえて、自己の解答を再検討する。 (2時間) 【事後学習】卒業論文の執筆に向け、古文書読解を実践する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 各回に授業用テキストをBlackboardで配信する。 |
参考書 | 『くずし字用例辞典』(東京堂出版)の用意が望ましい。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(20%) 試験は、第15回配信の出題への解答内容で評価する。 授業参画度は、講義中に指名した際の読解力の向上をみて評価する。 Zoomミーティングによって受講する学生には、第15回授業の試験をBlackboardで提出することを認める。対面の授業内試験と比較して、評価に差が出ることはない。 |
オフィスアワー | Blackboardを通じての質問・相談に対応する。 |