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令和2年度以降入学者 | 東洋史研究実習1 | ||||
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教員名 | 松重充浩 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業。BlackboardコースIDは、20220665です。 |
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授業概要 | 中国史研究において、中国語あるいは英語で作成された先行研究の理解は、研究レベルの国際的水準把握において重要な要件となる。 本授業では、中国語あるいは英語文献の講読を通じて、その読解・分析能力の習得をおこなう。また、歴史研究における史・資料の位置付け(利用上の留意点)についても、日本外務省外交史料館での史料編纂の実務経験のある教員が、公文書史料の起案から保存にかけてのプロセスに関する基礎的知識と共に講述する。 |
授業のねらい・到達目標 | 外国語文献読解による異文化コミュニケーション能力と情報の批判的検討能力を身につけることができる。 なお、この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの5-3、6-3に対応しています。 ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3) ・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。 ・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 (1)第1回目の授業で受講者の問題関心を確認し、受講者が読解を行う言語(中国語もしくは英語)を決定する。また、第4回授業以降の報告順番も決定する。 (2)講義資料、報告用のテキストは、Blackboardで掲示し、報告者は担当部分の日本語訳レジュメを、授業前日までに教員宛にメール添付で送付する。教員は送付された日本語訳レジュメをBlackboardの教材に掲示する。 (3)授業では、報告者翻訳レジュメ内容についての質疑応答を参加者全員で行い、最後に教員から総括をおこなう。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 **なお、対面授業に参加できない要件を満たした場合、Blackboardで配信するプリントを見ながら音声を聴き、指定日時までに課題を提出すること。 |
履修条件 | 本授業は、報告者による講読成果発表と参加者全員による質疑応答で成立しているため、急病や事故等の特殊な事由がない無断欠席は厳禁とする。また、報告担当者が選択する史料に対応できる外国語辞書を必ず持参すること。辞書は、電子辞書でもかまわないが、必ず用法・例文の掲示ができる機種を準備すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(講義):授業の狙いと形式、および史料読解に必要な工具書の説明を行う。また、第4回目以降の報告者順番を確定する。
【事前学習】各自の卒論で使用する外国語と関連史料にどのようなものがあるかを確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】必要となる工具書の準備、輪読を希望する史料の選定を始める。 (1時間) |
2 |
卒業論文作成に際しての史料利用の留意点を、公文書を事例に解説する(講義)。また、講読対象史料の決定も行う。A:5-3、6-3
【事前学習】自分が講読を希望する史料を選択しておく。 (1時間) 【事後学習】講義内容に照らして、卒業論文で使用を想定している史料の利用上の留意点を検討する。 (1時間) |
3 |
卒業論文作成に際しての、文字史料以外の資料(映像等)の利用の留意点を、公文書を事例に解説する(講義)。A:5-3、6-3
【事前学習】卒業論文において文字史料以外の資料を利用する場合があるか否かを検討し、ある場合は、どのような場面で利用するかを整理しておく。 (1時間) 【事後学習】講義内容に照らして、卒業論文で使用を想定している非文字資料の利用上の留意点を検討する。 (1時間) |
4 |
講読報告(1):受講者が事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。以下、第14回まで実習形式で実施。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
5 |
講読報告(2):事受講者が前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
6 |
講読報告(3):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
7 |
講読報告(4):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
8 |
講読報告(5):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
9 |
講読報告(6):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
10 |
講読報告(7):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
11 |
講読報告(8):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
12 |
講読報告(9):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
13 |
講読報告(10):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
14 |
講読報告(11):事前に決めた箇所の翻訳を報告し、その成否について参加者全体で討議する。A:5-3、6-3
【事前学習】報告者はレジュメの作成を行い、他の受講者も当該箇所の日本語訳の作成を行っておく。 (2時間) 【事後学習】質疑応答の内容をふまえたレジュメの修正。 (1時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(講義)。A:5-3、6-3、8-3
【事前学習】授業全体で得た、外国語文献の日本語翻訳上の留意点を整理しておく。 (1時間) 【事後学習】報告で使用した史料以外の外国語文献の翻訳を開始する。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 第2回目の授業で講読対象テキストが決定したところで紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:講読発表の内容と質疑応答の内容(100%) 講読発表は、工具書の利用を含めた翻訳作業プロセスの詳細開示と、より自然な日本語への翻訳への工夫を評価対象とする。質疑応答に関しては、積極的な発言に加えて、文意不明箇所に関する解決に向けての作業仮説の提示も評価対象とする。 対面授業に参加できない要件を満たし、授業方法欄で指定した対応にて授業参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。 |
オフィスアワー | 質問や相談は、Blackboardあるいは電子メールで適宜受け付ける。 |