文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 史学科 > 東洋史基礎実習1
日本大学ロゴ

東洋史基礎実習1

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 東洋史基礎実習1
令和元年度以前入学者 東洋史基礎実習1
教員名 神田惟
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業を原則とする。新型コロナウイルス感染症の流行の状況によっては、履修者と相談の上、随時、Zoomを用いたリアルタイム授業に切り替える可能性がある。
BlackboardのコースID:20220658
授業概要 イスラーム史研究入門

まず、イスラーム史研究に必要な基本知識と研究方法を学ぶ。続いて、イスラーム史に関連する英語文献の講読を行い、英語の読解力の向上を目指す(イスラーム史研究のためにはいかなるテーマであれ英語文献の利用が不可欠であるためである)。講読テキストは、受講者の関心を踏まえた上で、開講後に決定する。
授業のねらい・到達目標 イスラーム史研究に必要な基本知識と研究方法を実践的に習得する。英語の読解力をつける。

・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2)
・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2)
・学修活動において、積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2)
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2)

この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP4、5、6、7、8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【実習】
第4回目までは、ガイダンスおよび研究手法の確認を行う。第5回目以降の授業では、対面で英語文献を受講者全員で輪読する。
*初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。

対面授業に参加できない要件を満たした場合:zoomで参加し、指定日時までにBlackboardに配信する課題を提出する。
授業計画
1 初回ガイダンス(A-4-2、A-5-2)
・本演習の目的と概要の説明およびゼミメンバーの関心の所在の把握
・「イスラームとは何か」
・新聞記事検索データベースを使ってみよう
【事前学習】入ゼミの経緯、自身の関心の所在を3分程度で話せるように整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
2 イスラーム史研究入門(1):イスラーム化以降の中東を中心とした地域の歴史、宗教、文化(美術・建築含む)、経済、政治を対象とした研究を行うために必要な様々な研究ツールの利用方法を習得する。(A-4-2、A-5-2)
【事前学習】⑴コロナ禍においてムスリムの直面している宗教実践上の困難、または⑵日本で生活するムスリムの宗教実践上の困難について、新聞記事検索データベースを用いて調べ、3分程度で話せるように整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
3 イスラーム史研究入門(2):論文の読み方と書き方(適切な注や参考文献一覧の書き方についての作法を含む)のコツを学ぶ。(A-4-2、A-5-2)
【事前学習】Week 1、Week 2で学習した研究ツールを用い、自身の関心に関連する先行研究の収集を開始する。 (2時間)
【事後学習】事前学習で集めた先行研究(論文、図書)を、正しい参考文献一覧の (2時間)
4 イスラーム史研究入門(3):英語論文の読み方のコツを学ぶ。特に、辞書ツール(KOD)の使い方、パラグラフ・リーディングの手法をマスターする。(A-4-2、A-5-2)
【事前学習】自身が卒論で扱いたいと考えるテーマに関連する英語論文(もしくは図書)を1つ選び、自力で少しだけ読んでみる。 (2時間)
【事後学習】Week 4の学びをふまえ、もう一度自身の選んだ文献を読み直してみる。 (2時間)
5 英語文献の講読(1)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
6 英語文献の講読(2)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
7 英語文献の講読(3)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
8 英語文献の講読(4)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
9 英語文献の講読(5)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (時間)
10 英語文献の講読(6)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
11 英語文献の講読(7)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
12 英語文献の講読(8)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
13 英語文献の講読(9)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
14 英語文献の講読(10)(A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】指定されたテキストを読み、それに関する課題を提出する (2時間)
【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間)
15 後期に向けての研究指導(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7–2、A-8-2)
【事前学習】これまでの授業内容を整理しておく (2時間)
【事後学習】これまでの授業内容を整理しておく (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は、Week 1からWeek 4までの各回の事前学習・事後学習への取り組みの姿勢(5点x4回)、およびWeek 5からWeek 14までの報告レジュメ(担当箇所の英文の訳文含む、一人当たり20点x3回)および報告に対する質疑応答の内容の質(2点x10回)に基づいて評価する。
対面授業に参加できない要件を満たし、zoomで参加した場合:別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。
オフィスアワー 質問等への対応は、メールまたはZoom(要予約)で行う。

このページのトップ