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令和2年度以降入学者 | 日本史基礎実習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史基礎実習1 | ||||
教員名 | 古川隆久 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID:20220655 |
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授業概要 | 日本近現代史の研究能力のうち、未刊行史料を扱える能力、具体的には草書体の文字の解読、古文漢文交じりの文章の読み下しや現代語訳、史料の年代推定や内容読解の能力を実習形式で学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | くずし字(草書体の文字)の解読、古文漢文交じりの文章の読み下し、現代語訳、史料の年代推定、史料の内容読解が自力でできるようになることが目標。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4~8及びカリキュラムポリシーCP4~8に対応しています。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)では、この科目は文理学部(学士(史学))のディプロマポリシーDP4~8及びカリキュラムポリシーCP4~8に対応しています。 ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) ・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2) ・学修活動において、積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2) |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 明治~昭和戦中期の政治家、官僚、軍人などの未公刊の毛筆書簡6通前後をテキストとする(テキストは毎年変わる)。 教材の配布に利用するので初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 書簡の解読を進めつつ、読み終わるごとに解読した書簡の読解に関する口頭発表(グループを組んで分担)を行う。14回目は授業内テスト(初見の文書を解読)。答案は添削後15回目の授業で返却する。 毎回かなりの予習復習(やり方は初回に説明)が必要。指定のくずし字辞典を必ず使う他、国語辞典、漢和辞典、古語辞典、あるいはこれらを含む電子辞書専用機も使用可。 なお、本授業の事前・事後学習は,計2時間の学習を目安とする。 ※対面授業に参加できない要件を満たした場合、zoomで参加し、指定日時までにBlackboardに配信する課題を提出する。 |
履修条件 | 日本近現代史の予備知識は問わないが、日本近現代史の研究に積極的に取り組む意志があること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(予習方法を実習形式で学ぶ)(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】シラバスを読んでおく。 (0時間) 【事後学習】予習方法と予習範囲を確認する。 (0.5時間) |
2 |
書簡A前半の講読(解読、音読、現代語訳)(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成) (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
3 |
書簡A後半の講読(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
4 |
書簡Aの読解(現代語訳、年代推定、内容解説、価値評価)に関する口頭発表と書簡B前半の講読(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲まで予習(自分の解読案を作成)して提出する。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
5 |
書簡B後半の講読(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲まで予習(自分の解読案を作成)して提出する。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
6 |
書簡Bの読解に関する口頭発表と書簡C前半の講読(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲まで予習(自分の解読案を作成)して提出する。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
7 |
書簡C後半の講読(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
8 |
書簡Cの読解に関する口頭発表と書簡D前半の講読(A-5,A-6、A-7、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
9 |
書簡D後半の読解(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
10 |
書簡Dの読解に関する口頭発表と書簡E前半の講読(A-5,A-6、A-7、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
11 |
書簡E後半の講読(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
12 |
書簡Eの読解に関する口頭発表と書簡F前半の講読(A-5,A-6、A-7、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
13 |
書簡F後半の講読(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】前回指示された範囲までの予習(自分の解読案を作成)。 (1時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (1時間) |
14 |
授業内テストと問題の解説(A-5、A-6、A-8)
【事前学習】ここまでの授業内容を復習しておく。 (3時間) 【事後学習】解説内容を復習する。 (0.5時間) |
15 |
書簡Fの読解に関する口頭発表と、テスト答案についての解説と授業全体のまとめ(A-5、A-6、A-7、A-8)
【事前学習】書簡Fについて復習しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を整理する。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | 児玉幸多 『 くずし字解読辞典 普及版』 東京堂出版 1993年 テキスト(解読の対象となる書簡のPDF)はBlackboardで配布する。 |
参考書 | 参考書リスト(事典、便覧、年表、史料集など)は初回の授業で配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(34%)、授業参画度:発言率(発言した授業の回数が基準)(33%)、授業内での口頭報告(33%) 授業内テストは、初見のくずし字文書の解読。くずし字辞典とテキスト(書き込み可)・ノートのみ使用可。 ※対面授業に参加できない要件を満たし、zoomで参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。 ※授業内試験を受けられない場合、対面授業に参加できない要件を満たしていれば、別途指示する授業内容に関するレポートの提出によって評価する。授業内試験を受けた場合の評価と差が出ることはない。 |
オフィスアワー | 火曜日昼休み |