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西洋史特講１
| 令和２年度以降入学者 | 西洋史特講１ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度以前入学者 | 西洋史特講１ | ||||
| 教員名 | 土屋好古 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2～4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 史学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | 対面授業、出席できない学生には音声を同時配信する。 初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 Blackboard ID:20220644 |
|---|---|
| 授業概要 | ロシア第一次革命のクライマックスをなす10月政治ゼネストから1906年4月の国家ドゥーマ開会までの状況を、特に、新聞記事を中心的な史料として、ペテルブルクの労働者の状況を中心に検討する。新聞は、速報性を特徴とすると同時に事実関係において不安定さも内包しているが、そのような弱点を考慮しても重要な史料である。この講義では、新聞を主たる情報源として当該期間のペテルブルクにおける革命運動の展開をできる限り具体的に提示する。 |
| 授業のねらい・到達目標 | ロシア第一次革命とはどのような歴史的事件であったのかを理解することができる。 社会主義革命前後のロシアの歴史学の状況を知ることを通して、ロシアの歴史そのものの変遷を学ぶ。 ( 世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3) 物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) この科目は文理学部（学士（文学）のDP2,3及びCP2,3に対応しています。 |
| 授業の方法 | 授業の形式：【講義】 授業は教員による講義を中心に行う。各回において遠隔での参加を希望する場合は、【理由】を述べて担当教員の許可を得ること。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
イントロダクション：新聞という史料を検討することの意義
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 2 |
第一次革命とはどのような革命だったか (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 3 |
10月政治ゼネストの始まりーモスクワ (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| 4 |
10月政治ゼネストのペテルブルクにおける展開 (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 5 |
「自由の日々」とペテルブルク労働者代表ソヴェト (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 6 |
ペテルブルクにおける8時間労働日運動 (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 7 |
11月政治ゼネスト (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 8 |
全国郵便電信ストとペテルブルク労働者代表ソヴェト (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 9 |
政府・資本家の巻き返し (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 10 |
大量失業の始まりとソヴェトの逮捕 (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 11 |
失業問題の展開とそれへの対応 (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 12 |
失業問題とペテルブルク市会 (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 13 |
国家ドゥーマ選挙 (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 14 |
ペテルブルク労働者の国家ドゥーマ選挙への反応 (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】事前に配布する資料に目を通しておくこと 【事後学習】授業内容を整理しておくこと |
| 15 |
まとめ (A-2-3)(A-3-3)
【事前学習】授業全体をふり返っておくこと （2時間） 【事後学習】授業内容を整理しておくこと （2時間） |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 使用しない |
| 参考書 | 田中陽兒・倉持俊一・和田春樹編 『ロシア史 ２ （世界歴史体系）』 山川出版社 1994年 上記以外に、適宜教員自身の論文を参考文献として指示する。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) 学年や所属による成績の特別扱いなどは一切行わないので、受講者はそのことをあらかじめ認識しておくこと。対面授業に参加できない要件を満たし、同時配信する音声を聴取した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。 |
| オフィスアワー | 授業終了時 |