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令和2年度以降入学者 | 日本史特講4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史特講4 | ||||
教員名 | 小川雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardコースID:20223579 |
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授業概要 | 徳川将軍の動向から、江戸時代のあり方を考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 江戸時代の政治は、徳川将軍家を頂点として、大小の大名が「国家」を経営しながら結集する封建体制であった。江戸幕府の将軍については、一部の例外を除き、執務に熱心ではなく、実権は乏しかったという印象論が先行しているものの、子細に検討していくと、幼年者を別とすれば、各将軍は最高権力者としての自覚を持ち、政務運営に臨んでいた姿勢も垣間見える。本講義では、授業ごとに個別の将軍を取り上げることで、江戸時代と徳川将軍家の基礎構造を確認する。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP2及びCP3に対応しています。 世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3) 物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 プリントと板書による説明を通じて、各回のテーマについて、自分なりの理解を構築する。各回の最後に、簡易グループワーキングをおこない、理解のアウトプットをおこなう。 対面授業に参加できない場合、BlackBoardで掲示するプリントを精読したうえで、次回授業の開始時間までに課題を提出すれば、出席扱いとする。但し、やむをえない理由(日本への入国不能など)が無い限り、許容範囲は全出席回数の4割までとする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(徳川将軍に関する基本事項や、授業の目標・方法について説明する)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】シラバスを事前に確認する。 (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、徳川将軍家に関する基礎知識を整理する。 (2時間) |
2 |
徳川将軍家の草創(家康期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家康時代の定義を説明できるようにする。 (2時間) |
3 |
後見される将軍から後見する大御所へ(秀忠期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、秀忠時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
4 |
徳川将軍家の安定と確立(家光時代について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家光時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
5 |
最初の幼年将軍とその成長(家綱期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家綱時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
6 |
幕政改革の始まり(綱吉期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、綱吉時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
7 |
改革路線の軌道修正(家宣・家継期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家宣・家綱時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
8 |
「中興の祖」の成果と限界(吉宗期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、吉宗時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
9 |
ポスト享保改革の時代(家重・家治期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家重・家治時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
10 |
最後の将軍らしい将軍(家斉期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家斉時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
11 |
将軍家の終わりの始まり(家慶・家定期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家慶・家定時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
12 |
攘夷の時代を生きた将軍(家茂期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、家茂時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
13 |
「最後の将軍」が目指したもの(慶喜期について考える)【対面】 プリントと板書の内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、慶喜時代の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
14 |
徳川将軍に関する議論の実習(グループワークによる検証と報告)【対面】 各グループの報告内容を整理し、疑問点は質問や協同学習で解決する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】まとめたノートを再読して、各将軍のスタンスに関するイメージを整理する。 (2時間) 【事後学習】実習の内容から、試験の解答を検討する。 (2時間) |
15 |
試験と解説【対面】 出題された課題について、解答を提出する。(A-2-3,A-3-3) 【事前学習】第2回から第14回までの内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】解説を踏まえて、自己の解答を再検討する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 各回に授業用プリントを配布する。 |
参考書 | 授業用プリントに主要参考文献を掲示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、レポート(10%)、授業参画度(20%) 試験は、第15回に提出する。 レポートは、プリントで示した主要参考文献の書評によって評価する。 授業参画度は、講義終盤のディスカッションと、その小レポートで評価する。 Zoomミーティングによって受講する学生には、第15回授業の試験をBlackboardで提出することを認める。対面の授業内試験と比較して、評価に差が出ることはない。 |
オフィスアワー | 授業終了後。Blackboardを通じての質問・相談にも対応する。 |