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令和2年度以降入学者 | 日本史特講2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史特講2 | ||||
教員名 | 武井紀子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID: 20223578 |
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授業概要 | 奈良時代の歴史を通して考えることで、当該期の政治構造や社会・文化の特徴を理解し、奈良時代史研究の視点や論点について理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | 古代史を奈良時代(8世紀末まで)を中心に通史的に概観し、政治・制度・社会の変化を理解し、その背景や要因について、史料に基づきながら考察できるようになる。また、古代史の研究上の問題点をみずから見つけ、調べていく力を身につける。 世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3) 物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP2、3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 対面授業による講義形式で行う。授業後にblackboardを通じて授業内容に対するコメントや質問を課題として提出してもらう(リアクションペーパー、毎回200字程度)。リアクションペーパーは、適宜フィードバックを行う。リアクションペーパー提出締切は水曜日夜の予定。 *履修者は初回講義開始までにblackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はblackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 *対面授業に参加できない場合、以下の条件を満たす学生はZoomでの参加、あるいは事後課題を認める。 ・参加を認める要件 ①学部が認める者(日本に入国できない留学生、通学が困難な学生:いずれも事前申請すること) ②体調不良者(担当教員に講義日〔月曜日〕の授業前までに個別に連絡をすること) ・対面授業参加への代替(①②のいずれか) ①Zoomで参加し、Blackboardを通じて課題リアクションペーパーを期日までに提出する。 ②対面終了後、Blackboardに記載している期日までに講義音声動画を視聴し、課題を期日までに提出する。 期日は別途指示する(原則その週の水曜日まで) |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、授業の受講の仕方、古代の時代について(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】古代史について、自身が知っている知識を整理してノートに書き出してみる。 (1時間) 【事後学習】古代史の参考文献や研究論文を探してみる。 (1時間) |
2 |
神話の世界と古代国家(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】日本神話について、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
3 |
中国王朝・古代朝鮮諸国との交通(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】七世紀の東アジアについて辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
4 |
遣隋使の派遣と推古朝の諸政策(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】推古朝に行われた施策について、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
5 |
律令制の形成と東アジア(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】律令の日本への導入について、参考文献で調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
6 |
日本律令制の特徴(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】日本の律令制の特徴について、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
7 |
民衆とイネの支配(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】出挙について、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。中間レポートを作成する。 (3時間) |
8 |
長屋王と奈良朝貴族の生活(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】長屋王について、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
9 |
藤原氏と光明皇后(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】藤原氏と光明皇后について、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
10 |
正倉院文書と木簡の世界①(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】正倉院文書について、参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
11 |
正倉院文書と木簡の世界②(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】木簡とは何か、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
12 |
遣唐使派遣と天平文化(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】遣唐使の派遣について、辞書や参考文献を読んで調べる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
13 |
礼の受容と藤原仲麻呂政権(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】藤原仲麻呂政権の施策について、参考文献を読んで調べる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。 (2時間) |
14 |
古代国家の東北経営(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】奈良時代の蝦夷政策について、辞書や参考文献を読んで調べる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。期末レポートの準備をする。 (2時間) |
15 |
平城京の落日(A-2-3、A-3-3)
【事前学習】淳仁・称徳朝の政治について、辞書や参考文献を読んで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、参考文献を読みながら疑問点を書き出し、参考文献や研究論文を探して読んでみる。期末レポートを作成する。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に使用しない。 |
参考書 | 篠川賢 『日本古代の歴史2 飛鳥と古代国家』 吉川弘文館 2013年 西宮秀紀 『日本古代の歴史3 奈良の都と天平文化』 吉川弘文館 2013年 このほか、適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:中間レポート(第7回のあと)30%、期末レポート50%(80%)、授業参画度:授業参画度は、毎回のリアクションペーパーにより評価する(20%) 対面授業に参加できない場合、授業参画度は「授業の方法」欄の「対面授業参加への代替(①②のいずれか)」と中間・期末レポートの提出によって評価する。対面授業での評価と差がでることはない。 |
オフィスアワー | blackboardの掲示板、あるいはメールにて受け付ける。 |