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教理学1

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令和2年度以降入学者 教理学1
令和元年度以前入学者 教理学1
教員名 合田秀行
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業

 Blackboard コースID: 火曜3限→20220626
授業概要 インド発祥の仏教の歴史を俯瞰しつつ、日本仏教13宗派が生まれた背景について概観した上で、各宗派の本山と本尊について解説する。
授業のねらい・到達目標 ・日本仏教の13宗派の全体像を把握する。
・インドを発祥の地として、アジア各地に伝播した仏教の歴史を理解する。
・日本仏教史を概観して、各宗派が成立する歴史的背景を理解する。
・日本仏教13宗派の本山の歴史と本尊の特徴について身につける。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,4及びカリキュラムポリシーCP1,2,4に対応しています。
・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて、人間と社会の倫理的な課題を理解し、説明することができる(A-1-3)。
・思想・芸術・宗教の観点から、世界の現状をその歴史的背景とともに理解することができる(A-2-3)。
・文献や資料の読解・解釈を通じて、あるいは、現代の思想的状況を注意深く考察することによって、哲学的問題を発見することができる(A-4-3)。
授業の方法 授業の形式:【講義】指定教科書を軸として説明する。4回程度の小テストを実施し、随時その解説を行う。講義内容を踏まえて、学期末にレポート(2000字程度)作成を行う。やむを得ない事情(日本に入国できない留学生など)で対面授業に出席できない場合は、対面授業終了後に配信する録音を聴き、Blackboardを通じて、感想・小テスト・レポートを提出する。
履修条件 後期も同一の教科書を使用するので、教理学2も合わせて履修することが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する)
日本仏教の13宗派とは?
【事前学習】シラバスを読んで、まず講義の概要を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、日本仏教13宗派に関するポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (3時間)
2 インドにおける仏教の興起とその後の歴史(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.8~17を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、インド仏教の興起と通史についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
3 周辺地域への広まり 中国仏教・仏教伝来・奈良仏教(A-1-3)
小テスト実施
【事前学習】教科書のpp.18~25を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、インド仏教の周辺地域の伝播と初期の日本仏教についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
4 平安仏教・鎌倉新仏教(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.26~32を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、日本仏教の古代・中世の展開についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
5 室町時代の仏教・江戸時代の仏教・明治時代の仏教 神仏習合(A-1-3)
小テストの実施
【事前学習】教科書のpp.33~38を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、日本仏教の近世の展開についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
6 各宗派の本山・本尊・伽藍配置の相違(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.40~47を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、本山・本尊・宗派ごとの伽藍配置についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
7 本尊の種類(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.48~54ページを読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、本尊の種類についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
8 各宗派の本尊・仏壇飾り(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.55~63ページを読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、各宗派の本尊と仏壇の飾り方についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
9 法相宗・華厳宗の本山(A-1-3)
小テストの実施
【事前学習】教科書のpp.64~69を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、取り上げた各宗派の本山についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
10 律宗・天台宗の本山(A-1-3)
小テストの実施
【事前学習】教科書のpp.70~77を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、取り上げた各宗派の本山についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
11 真言宗の本山(A-1-3)
【事前学習】教科書のpp.78~85を読み、疑問点を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、真言宗の本山ついてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
12 融通念仏宗・浄土宗・浄土真宗・時宗の本山(A-1-3)
小テスト実施
【事前学習】教科書のpp.86~95を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、取り上げた各宗派の本山についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
13 臨済宗(妙心寺派・大徳寺派・南山寺派・天龍寺派)の本山 (A-1-3))
【事前学習】教科書pp.96~105を読み、その概要と疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、臨済宗の諸宗派の本山についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
14 臨済宗(相国寺派・建仁寺派・東福寺派・天龍寺派)の本山と五山制度 (A-1-3))
【事前学習】教科書pp.104~113を読み、疑問点を確認しておくこと。また、仏教の説く教えに関する小テストの準備的な学習をしておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、臨済宗の諸宗派の本山と五山制度についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
15 曹洞宗・黄檗宗・日蓮宗の本山(A-1-3)
小テストの実施
【事前学習】教科書pp.114~123を読み、疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえて、取り上げた諸宗派の本山についてポイントを自分なり整理してノートにまとめること。 (2時間)
その他
教科書 正木晃 『詳説 日本仏教13宗派のわかる本』 講談社 2020年
参考書 講義中に適時紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末提出(60%)、授業参画度:4回程度の小テスト(40%)
レポートは学期末に講義内容を十分に踏まえたテーマで作成してもらいます(2000字程度)。レポートの作成を通して、「問題発見・解決力(A-4-3)」を評価します。授業参画度としては授業内容を踏まえた4回程度の小テストを実施して、「世界の現状を理解し,説明する力(A-2-3)」を確認します。対面授業のみを想定していますが、どうしても対面授業に出席できない学生には、講義の録音を聞いてもらい、毎回、感想を提出してもらいます。小テスト・レポートは、対面出席者と同様、Blackboardで提出してもらいます。
オフィスアワー 講義終了時あるいは火曜日の5時限終了後に2号館12階の研究室で行います。

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