文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 哲学科 > 美学課題研究3
日本大学ロゴ

美学課題研究3

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 美学課題研究3
令和元年度以前入学者 美学課題研究3
教員名 櫻井一成
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 Blackboard コースID:金曜3限→20220615
授業はzoomを用いてリアルタイムで行う予定ですが、状況が許せば対面での授業に切り替えたいと考えています。
授業概要 (1)受講者の発表とそれにもとづいたディスカッションを行います。
(2)美学芸術学の重要文献(外国語含)の講読を行います。今年度はケンダル・ウォルトン(Kendall L. Walton)の『フィクションとは何か( Mimesis as Make Believe: On the Foundations of Representational Arts)』を日本語と英語で読んでいきます。今やフィクションを論じる上での必読文献となっていますから、参加者の多くにとって役に立つはずです。
授業のねらい・到達目標 本授業では「よい論文を書く」という目標を見据えつつ、仲間と共に読む、書く、話すという営みを続けていくなかで、参加者に研究能力を身につけていってもらいたいと思っています。
学問的知識だけでなく、論文作法やレジュメ作法、発表技術や討論技法、外国語文献の読み方や文献探索術の習得もめざします。

この科目は文理学部(学士文学)のDP及びCPの3,5,6,7,8に対応しています。
・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことができる。(A-3-3)
・自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し,それを分析して用いることができる。(A-5-3)
・さまざまな人とコミュニケーションをとり,傾聴力と発表力に基づいて,合理的な議論を推進することができる。(A-6-3)
・さまざまな集団活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行う姿勢を示すことができる。(A-7-3)
・自分の学修経験を振り返り分析して,今後の改善計画を立てることができる。(A-8-3)
授業の方法 授業の形式【演習】
発表は、論文・著作紹介と研究発表の二つにわかれます。
【論文・著作紹介】:受講者は自身の専門や関心にもとづいて興味深い論文・著作を探し出し、その内容を他の受講者に紹介する。
【研究発表】:卒論の構想発表や、卒論原稿の合評を行う。
二年生には論文・著作紹介を、三年生には論文・著作紹介と卒論の構想発表を、四年生には卒論の経過報告と原稿紹介を行なってもらう予定です。

文献講読は、外国語の場合、一文ずつ丁寧に読み進めていきます。なぜそのように訳するのかをつねに答えることができるように準備し、事前に訳文を作成しておくようにしてください。まちがっても問題ありません。
日本語の場合は、受講者に該当箇所を要約してもらうというかたちをとります。他の受講者からの質問を先取りしながら準備を進めてください。ただしわからないところがあってもかまいません。難解な文章こそ、仲間とともに読んでいく意味があるというものです。

全体を通して、四年生には後輩たちを指導する役割を引き受けてもらいたいと思っています。
授業計画
1 ガイダンス:自己紹介、今後の授業の進め方について
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】関心ある分野やテーマについて簡単にまとめておくこと (1時間)
【事後学習】授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。 (1時間)
2 論文とは何か、どのように書くか
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】よい論文とはどのような論文か自分なりに考えてみる(A-3-3)。 (1時間)
【事後学習】配布されたプリントを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。授業で提示された問題について考える(A-5-3、A-6-3)。 (2時間)
3 文献の調査法と文献の読み方
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】事前に配布したサンプル論文を読み、内容を要約する(A-3-3)。 (3時間)
【事後学習】配布されたプリントを再読する(A-8-3)。授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。授業で提示された問題について考える(A-5-3、A-6-3)。 (2時間)
4 文献講読
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】テクストの指定箇所を読み、疑問点をまとめる(A-3-3、A-5-3)。外国語文献の場合は訳文を作成する。 (3時間)
【事後学習】授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。参加者の指摘をふまえつつ自分の訳文を吟味し、改善する(A-3-3、A-5-3)。 (2時間)
5 文献講読
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】テクストの指定箇所を読み、疑問点をまとめる(A-3-3、A-5-3)。外国語文献の場合は訳文を作成する。 (3時間)
【事後学習】授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。参加者の指摘をふまえつつ自分の訳文を吟味し、改善する(A-3-3、A-5-3)。 (2時間)
6 文献講読
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】テクストの指定箇所を読み、疑問点をまとめる(A-3-3、A-5-3)。外国語文献の場合は訳文を作成する。 (3時間)
【事後学習】授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。参加者の指摘をふまえつつ自分の訳文を吟味し、改善する(A-3-3、A-5-3)。 (2時間)
7 文献講読
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】テクストの指定箇所を読み、疑問点をまとめる(A-3-3、A-5-3)。外国語文献の場合は訳文を作成する。 (3時間)
【事後学習】授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。参加者の指摘をふまえつつ自分の訳文を吟味し、改善する(A-3-3、A-5-3)。 (2時間)
8 文献講読
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】テクストの指定箇所を読み、疑問点をまとめる(A-3-3、A-5-3)。外国語文献の場合は訳文を作成する。 (3時間)
【事後学習】授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。参加者の指摘をふまえつつ自分の訳文を吟味し、改善する(A-3-3、A-5-3)。 (2時間)
9 文献講読
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】テクストの指定箇所を読み、疑問点をまとめる(A-3-3、A-5-3)。外国語文献の場合は訳文を作成する。 (3時間)
【事後学習】授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく (A-5-3)。参加者の指摘をふまえつつ自分の訳文を吟味し、改善する(A-3-3、A-5-3)。 (2時間)
10 研究発表(A-3-3、A-5-3、 A-6-3、A-7-3)
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】担当者はレジュメや資料を作成し、事前に配布する。参加者は配布されたレジュメや資料を読む。論文紹介の場合は当該文献にも目を通す。(A-3-3、A-5-3) (3時間)
【事後学習】参加者の指摘をふまえ、自分のレジュメや資料を吟味、改善する(A-3-3、A-8-3)。 (2時間)
11 研究発表(A-3-3、A-5-3、 A-6-3、A-7-3)
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】担当者はレジュメや資料を作成し、事前に配布する。参加者は配布されたレジュメや資料を読む。論文紹介の場合は当該文献にも目を通す。(A-3-3、A-5-3) (3時間)
【事後学習】参加者の指摘をふまえ、自分のレジュメや資料を吟味、改善する(A-3-3、A-8-3)。 (2時間)
12 研究発表(A-3-3、A-5-3、 A-6-3、A-7-3)
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】担当者はレジュメや資料を作成し、事前に配布する。参加者は配布されたレジュメや資料を読む。論文紹介の場合は当該文献にも目を通す。(A-3-3、A-5-3) (3時間)
【事後学習】参加者の指摘をふまえ、自分のレジュメや資料を吟味、改善する(A-3-3、A-8-3)。 (2時間)
13 研究発表(A-3-3、A-5-3、 A-6-3、A-7-3)
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】担当者はレジュメや資料を作成し、事前に配布する。参加者は配布されたレジュメや資料を読む。論文紹介の場合は当該文献にも目を通す。(A-3-3、A-5-3) (3時間)
【事後学習】参加者の指摘をふまえ、自分のレジュメや資料を吟味、改善する(A-3-3、A-8-3)。 (2時間)
14 研究発表(A-3-3、A-5-3、 A-6-3、A-7-3)
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】担当者はレジュメや資料を作成し、事前に配布する。参加者は配布されたレジュメや資料を読む。論文紹介の場合は当該文献にも目を通す。(A-3-3、A-5-3) (3時間)
【事後学習】参加者の指摘をふまえ、自分のレジュメや資料を吟味、改善する(A-3-3、A-8-3)。 (2時間)
15 前期授業の総括、休暇中の研究活動について
【Zoomによる双方向型授業】
【事前学習】休暇中の研究活動について計画を立てる。 (2時間)
【事後学習】作成した訳文をまとめて提出する。 (4時間)
その他
教科書 外国語テクストについてはコピーを配布します。
参考書 ケンダル・ウォルトン(田村均訳) 『フィクションとは何か』 名古屋大学出版会 2016年
成績評価の方法及び基準 レポート:訳文をまとめて提出してもらいます(30%)、授業参画度:発表を行なったか、質疑に参加したかによって判断します(70%)
オフィスアワー アポイントメントによる。

このページのトップ