文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 哲学科 > 哲学課題研究8
日本大学ロゴ

哲学課題研究8

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 哲学課題研究8
令和元年度以前入学者 哲学課題研究8
教員名 小草泰
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業を行う予定ですが、状況により、zoom等による同時双方向型のオンライン授業、もしくは対面とオンラインの併用を実施する可能性があります。
BlackboardコースID 20223550
授業概要 哲学を学ぶ上で必要な基本的なスキルの獲得を目指し、文献の読解と、口頭での発表やディスカッションを行います。
授業のねらい・到達目標 (1) 哲学の文献を厳密に読み解き、わかりやすくまとめることができるようになる。
(2) 哲学的な論証を批判的に検討し、その結果を明確な文章で表現することができるようになる。
(3) 哲学的問題について、口頭で議論できるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3, 5, 6, 7, 8 及びカリキュラムポリシーCP3, 5, 6, 7, 8に対応している。

自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことが できる。(A-3-3)
自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3)
さまざまな人とコミュニケーションをとり、傾聴力と発表力に基づいて、合理的な議論を推進することができる。(A-6-3)
さまざまな集団活動において、より良い成果を上げるために、指導者として他者と協働し、作業を行う姿勢を示すことができる。(A-7-3)
自分の学修経験を振り返り分析して、今後の改善計画を立てることができる。(A-8-3)
授業の方法 演習
毎回担当者を決めて、所定のテキストの一部を要約し疑問点などをまとめたものを発表してもらいます。そして、それについて全員で議論します。また、今年度卒業論文を書く人や希望者を中心に、自分で選んだテーマと文献に関する発表と質疑応答を行ってもらいます。
教員も議論に参加するとともに、担当者の発表へのフィードバックとして、文献の読み方、学術的な文章の書き方などについて適宜指導します。

コロナ感染が疑われるなどの理由で対面授業に出席できない場合は、Zoom等による参加を認めます。
授業計画
1 対面授業
卒業論文提出予定者による発表と質疑応答 (A-3-3, A-5-3, A-6-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の発表の準備を行う。 (2時間)
2 対面授業
金杉武司『心の哲学入門』序章の読解と、ディスカッション
担当者に発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】担当者はレジュメを作成する。他の人はテキストの該当箇所を読み疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。また、それを踏まえて今後の自身の発表の準備をする。 (2時間)
3 対面授業
金杉武司『心の哲学入門』1章の読解と、ディスカッション
担当者に発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】担当者はレジュメを作成する。他の人はテキストの該当箇所を読み疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。また、それを踏まえて今後の自身の発表の準備をする。 (2時間)
4 対面授業
金杉武司『心の哲学入門』2章の読解と、ディスカッション
担当者に発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】担当者はレジュメを作成する。他の人はテキストの該当箇所を読み疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。また、それを踏まえて今後の自身の発表の準備をする。 (2時間)
5 対面授業
金杉武司『心の哲学入門』3章の読解と、ディスカッション
担当者に発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】担当者はレジュメを作成する。他の人はテキストの該当箇所を読み疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。また、それを踏まえて今後の自身の発表の準備をする。 (2時間)
6 対面授業
金杉武司『心の哲学入門』4章の読解と、ディスカッション
担当者に発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し、他の人はテキストの該当箇所を読み疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。また、それを踏まえて今後の自身の発表の準備をする (2時間)
7 対面授業
金杉武司『心の哲学入門』5章の読解と、ディスカッション
担当者に発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し、他の人はテキストの該当箇所を読み疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。また、それを踏まえて今後の自身の発表の準備をする (2時間)
8 対面授業
信原幸弘編『シリーズ心の哲学〈1〉人間編』のどれか一つの章の読解と、ディスカッション
担当者に発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】担当者はレジュメを作成し、他の人はテキストの該当箇所を読み疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。また、それを踏まえて今後の自身の発表の準備をする (2時間)
9 対面授業
卒業論文提出予定者による2回目の発表とディスカッション(1) ウィトゲンシュタインについて(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-8-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の発表の準備を行う。 (2時間)
10 対面授業
卒業論文提出予定者による2回目の発表とディスカッション (2) 死について(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-8-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の発表の準備を行う。 (2時間)
11 対面授業
卒業論文提出予定者による2回目の発表とディスカッション (3) 認識と記憶の関係について(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-8-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の発表の準備を行う。 (2時間)
12 対面授業
卒業論文提出予定者以外の人による発表とディスカッション(1)フィクションの哲学
発表担当者の選ぶ文献、もしくは、教員が指定する文献について発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-8-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の発表の準備を行う。 (2時間)
13 対面授業
卒業論文提出予定者以外の人による発表とディスカッション(2) ローティの哲学
発表担当者の選ぶ文献、もしくは、教員が指定する文献について発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-8-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の発表の準備を行う。 (2時間)
14 対面授業
卒業論文提出予定者以外の人による発表とディスカッション(3) 自由意志の問題
発表担当者の選ぶ文献、もしくは、教員が指定する文献について発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-8-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の発表の準備を行う。 (2時間)
15 対面授業
卒業論文提出予定者以外の人による発表とディスカッション(4) 人格の同一性
発表担当者の選ぶ文献、もしくは、教員が指定する文献について発表してもらい、その後全員でディスカッションを行います。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-8-3)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を作成する。他の人たちはあらかじめ提出される原稿を読み、疑問点などを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、ディスカッションを通じて明らかになった点をまとめておく。またそれを踏まえて、今後の自身の研究方針について計画を立てる。 (2時間)
その他
教科書 授業内で指示します。
参考書 授業内で指示します。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に、自分の選んだテーマ、あるいは、授業で取りあげたトピックに関するレポートを提出してもらいます。(40%)、授業参画度:授業での発表や議論への取り組みにより評価します。(60%)
対面授業に参加できない場合、Zoom等による参加(発表およびディスカッションにおける発言)を認め、成績評価の対象とします。
オフィスアワー 授業の前後に質問を受け付けます。

このページのトップ