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哲学課題研究7

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令和2年度以降入学者 哲学課題研究7
令和元年度以前入学者 哲学課題研究7
教員名 小草泰
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業を行う予定ですが、状況により、zoom等による同時双方向型のオンライン授業、もしくは対面とオンラインの併用を実施する可能性があります。
BlackboardコースID 20220611
授業概要 哲学を学ぶ上で必要な基本的なスキルの獲得を目指し、文献の読解と、口頭での発表やディスカッションを行います。
授業のねらい・到達目標 (1) 哲学の文献を厳密に読み解き、わかりやすくまとめることができるようになる。
(2) 哲学的な論証を批判的に検討し、その結果を明確な文章で表現することができるようになる。
(3) 哲学的問題について、口頭で議論できるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3, 5, 6, 7, 8 及びカリキュラムポリシーCP3, 5, 6, 7, 8に対応している。

自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことが できる。(A-3-3)
自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3)
さまざまな人とコミュニケーションをとり、傾聴力と発表力に基づいて、合理的な議論を推進することができる。(A-6-3)
さまざまな集団活動において、より良い成果を上げるために、指導者として他者と協働し、作業を行う姿勢を示すことができる。(A-7-3)
自分の学修経験を振り返り分析して、今後の改善計画を立てることができる。(A-8-3)
授業の方法 演習
毎回担当者を決めて、所定のテキストの一部を要約し疑問点などをまとめたものを発表してもらいます。そして、それについて全員で議論します。また、今年度卒業論文を書く人や希望者を中心に、自分で選んだテーマと文献に関する発表と質疑応答を行ってもらいます。
教員も議論に参加するとともに、担当者の発表へのフィードバックとして、文献の読み方、学術的な文章の書き方などについて適宜指導します。

コロナ感染が疑われるなどの理由で対面授業に出席できない場合は、Zoom等による参加を認めます。
授業計画
1 対面授業
文献の読み方とレジュメの作り方についての講義 + 各自のテーマに関する紹介と解説 (A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】自分の関心のあるテーマについて紹介・解説できるように、これまで読んだ文献などを復習しまとめておく (2時間)
【事後学習】文献の読み方とレジュメの作成法について復習し、授業中に指示した文献を読む (2時間)
2 対面授業
戸田山和久『知識の哲学』(産業図書)第1章の読解と、ディスカッション(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】『知識の哲学』第1章を読む。担当者はレジュメを作成する。それ以外の人はディスカッションの準備として疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が担当する際の準備を行う。 (2時間)
3 対面授業
戸田山和久『知識の哲学』第2章の読解と、ディスカッション(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】『知識の哲学』第2章を読む。担当者はレジュメを作成する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が担当する際の準備を行う。 (2時間)
4 対面授業
戸田山和久『知識の哲学』第3章の読解と、ディスカッション(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】『知識の哲学』第3章を読む。担当者はレジュメを作成する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が担当する際の準備を行う。 (2時間)
5 対面授業
戸田山和久『知識の哲学』第4章の読解と、ディスカッション(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】『知識の哲学』第4章を読む。担当者はレジュメを作成する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が担当する際の準備を行う。 (2時間)
6 対面授業
戸田山和久『知識の哲学』第5章の読解と、ディスカッション(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】『知識の哲学』第5章を読む。担当者はレジュメを作成する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が担当する際の準備を行う。 (2時間)
7 対面授業
戸田山和久『知識の哲学』第6章の読解と、ディスカッション(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】『知識の哲学』第6章を読む。担当者はレジュメを作成する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が担当する際の準備を行う。 (2時間)
8 対面授業
戸田山和久『知識の哲学』第7章の読解と、ディスカッション(A-3-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】『知識の哲学』第7章を読む。担当者はレジュメを作成する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として疑問点などをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの該当箇所を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が担当する際の準備を行う。 (2時間)
9 対面授業
ウィトゲンシュタインについての発表と質疑応答
担当者一名に発表してもらい、その後ディスカッションを行う。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-3-8)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を準備する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として、事前に提出される発表原稿を読み疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が発表を担当する際の準備を行う。 (2時間)
10 対面授業
死についての発表と質疑応答
担当者一名発表してもらい、その後ディスカッションを行う。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-3-8)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を準備する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として、事前に提出される発表原稿を読み疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が発表を担当する際の準備を行う (2時間)
11 対面授業
認識と記憶の関係についての発表と質疑応答
担当者一名に発表してもらい、その後ディスカッションを行う。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-3-8)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を準備する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として、事前に提出される発表原稿を読み疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が発表を担当する際の準備を行う (2時間)
12 対面授業
フィクションの哲学についての発表と質疑応答
担当者一名に発表してもらい、その後ディスカッションを行う。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-3-8)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を準備する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として、事前に提出される発表原稿を読み疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授発表原稿を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が発表を担当する際の準備を行う (2時間)
13 対面授業
ローティの哲学についての発表と質疑応答
担当者一名に発表してもらい、その後ディスカッションを行う。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-3-8)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を準備する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として、事前に提出される発表原稿を読み疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が発表を担当する際の準備を行う (2時間)
14 対面授業
自由意志の問題又は希望するテーマに関する発表と質疑応答
担当者一眼に発表してもらい、その後ディスカッションを行う。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-3-8)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を準備する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として、事前に提出される発表原稿を読み疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、自身が発表を担当する際の準備を行う (2時間)
15 対面授業
人格の同一性の問題又は希望するテーマに関する発表と質疑応答
担当者一眼に発表してもらい、その後ディスカッションを行う。(A-3-3, A-5-3, A-6-3, A-3-8)
【事前学習】発表担当者は発表原稿を準備する。それ以外の人は、ディスカッションの準備として、事前に提出される発表原稿を読み疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】発表原稿を読み直し、授業でのディスカッションを通じて明らかになったことをまとめておく。また、それを踏まえて、夏休みに読む文献について計画を立てる。 (2時間)
その他
教科書 授業内で指示します。
参考書 授業内で指示します。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に、自分の選んだテーマ、あるいは、授業で取りあげたトピックに関するレポートを提出してもらいます。(40%)、授業参画度:授業での発表や質疑応答への取り組みによって評価します。(60%)
対面授業に参加できない場合、Zoom等による参加(発表およびディスカッションにおける発言)を認め、成績評価の対象とします。
オフィスアワー 授業の前後に質問を受け付けます。

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