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令和2年度以降入学者 | 古典語・古典学1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 古典語・古典学1 | ||||
教員名 | 土屋睦廣 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardのコースID:月曜4限→20220599 |
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授業概要 | 古典ギリシア語の初級文法を学ぶ。文法の説明に加えて,言語の背景となる古代ギリシアの社会・歴史・文化などについても出来る限り解説したい。短期間で古典ギリシア語の基礎知識を習得しようとするのだから,受講生には自発的で持続的な努力が要求される。文法が苦手な人には向かない。ギリシア哲学だけでなく,広く古典古代とヨーロッパ文化に関心のある多くの学生の参加を期待する。 |
授業のねらい・到達目標 | 古典ギリシア語は西洋文明の誕生の地,古代ギリシアにおいて用いられた言語であり,古典ギリシア語の知識は,ヨーロッパの学問と文化を深く理解しようとするとき不可欠である。授業では,古典ギリシア語文法の基礎知識を習得して,最終的には辞書を引きながら古典ギリシア語で書かれた原典を独力で読めるようになることを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,4およびカリキュラムポリシーCP1,4に対応している。 ・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて,人間と社会の倫理的な課題を理解し,説明することができる(A-1-2)。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて,あるいは,現代の思想的状況を注意深く考察することによって,哲学的問題を発見することができる(A-4-2)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 文字と発音から始めて,古典ギリシア語の基本的な文法を教科書に沿って学習する。教科書の練習問題を毎回宿題とするので,翌週までに解答を用意しておくこと。 対面授業に参加できない学生には、以下の要件を満たす場合に限り、オンデマンド型授業での受講を認めるので、申し出ること。 ①日本に入国できない留学生。 ②基礎疾患があるなど、健康上の理由で登校できない学生。 ③その他、特段の事情があると認められた者。 上記の学生は、Blackboardに配信する教材と講義を視聴して、期日までに課題を提出すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の到達目標及び授業の方法について説明する)古典ギリシア語の歴史的意義 (A-1-2)【対面】
【事前学習】教科書にざっと目を通しておくこと。 (0.5時間) 【事後学習】これからどのような勉強をしてゆくのかを理解すること。 (0.5時間) |
2 |
ギリシア文字の発音とアクセント (A-4-2)【対面】
【事前学習】教科書第1課と第2課を予習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】文字と発音の規則をよく復習すること。 (0.5時間) |
3 |
練習問題の答え合わせと解説。第1・第2変化の名詞および形容詞,定冠詞 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第1課と第2課の練習問題を解いておくこと。 (1.5時間) 【事後学習】名詞と定冠詞の変化をよく復習すること。 (0.5時間) |
4 |
練習問題の答え合わせと解説。第1変化名詞および第1・第2変化の形容詞 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第3課の練習問題を解いておくこと。 (1.5時間) 【事後学習】名詞及び形容詞,定冠詞の変化をよく復習すること。 (0.5時間) |
5 |
練習問題の答え合わせと解説。ω動詞:直説法能動相現在・未来 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第4課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】ω動詞の直説法能動相現在及び未来をよく復習すること。 (0.5時間) |
6 |
練習問題の答え合わせと解説。ω動詞:直説法能動相未完了過去及びアオリスト (A-4-2)【対面】
【事前学習】第5課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】ω動詞の直説法能動相未完了過去及びアオリストをよく復習すること。 (0.5時間) |
7 |
練習問題の答え合わせと解説。これまでのまとめと復習 (A-1-2)【対面】
【事前学習】第6課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】これまで学んだ事項をよく復習しておくこと。 (0.5時間) |
8 |
授業内試験。ω動詞:直説法能動相第2アオリスト (A-4-2)【対面】
【事前学習】試験範囲の事項をよく復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】ω動詞の直説法能動相第2アオリストをよく復習すること。前接辞と後接辞,疑問代名詞と不定代名詞をよく復習すること。 (0.5時間) |
9 |
練習問題の答え合わせと解説。前接辞と後接辞,疑問代名詞と不定代名詞その他 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第7課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】前接辞と後接辞,疑問代名詞と不定代名詞その他をよく復習すること。 (0.5時間) |
10 |
練習問題の答え合わせと解説。子音幹名詞の変化 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第8課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】子音幹名詞の変化をよく復習すること。 (0.5時間) |
11 |
練習問題の答え合わせと解説。子音幹名詞の変化(つづき),母音融合形容詞 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第9課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】子音幹名詞の変化(つづき),母音融合形容詞をよく復習すること。 (0.5時間) |
12 |
練習問題の答え合わせと解説。母音幹名詞の変化,関係代名詞 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第10課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】母音幹名詞の変化,関係代名詞をよく復習すること。 (0.5時間) |
13 |
練習問題の答え合わせと解説。指示代名詞,強意代名詞 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第11課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】指示代名詞,強意代名詞をよく復習すること。 (0.5時間) |
14 |
練習問題の答え合わせと解説。これまでのまとめと復習 (A-4-2)【対面】
【事前学習】第12課の練習問題を解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】形容詞及び副詞の比較をよく復習すること。 (0.5時間) |
15 |
授業内試験と解説(A-1-2,A-4-2)【対面】
【事前学習】試験範囲の事項をよく復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】前期で学んだ事項をよく復習して、整理すること。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | 水谷智洋 『古典ギリシア語初歩』 岩波書店 1990年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:中間と期末の2回の授業内試験による(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は毎回の練習問題への解答等により,問題発見・解決力(A-4-2)を評価する。 オンデマンド型授業での受講が認められた者で、授業内試験を受けられない学生は、課題の提出によって評価する。 |
オフィスアワー | 質問・相談は随時受け付けるので,初講時に知らせするメールで連絡すること。 |