検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 博物館実習1(学内) | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 博物館実習1(学内) | ||||
教員名 | 濱田晋介 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 【対面授業】 BlackBoard ID :20221746 |
---|---|
授業概要 | 展覧会を企画してみる。政令指定都市に所在する博物館に勤務した経験を基に、博物館での展覧会の計画をシミュレーションし、計画と実戦にあたっての留意点について学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | 博物館活動の大きな柱である、企画展や講座(ワークショップ)を自ら企画することで、展覧会や講座のプランニングを理解することができる。 <日本大学教育憲章との関係> ・物事を既存の知識にとらわ れることなく、人文学的根 拠にもとづいて論理的・批 判的に考察し、説明するこ とができる(A-3-3)。 ・日常生活における現象に 潜む人文学的問題を発見 し、専門的知識に基づいて 解決案を作成できる(A4-3)。 ・新しい問題に取り組むため に、必要な情報を収集し、 それを分析して用いること ができる(A-5-3)。 <ディプロマポリシーとの関係性> この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 人文系・科学系の展示のシミュレーションを行い、その評価を通して企画展の作業を経験する。後半の2回は各自の展覧会案をプレゼンし、その計画案を提出する。 対面授業に参加できない場合、以下の条件を満たす学生は同時双方向型でのZoomでの参加を認める。 (1)Zoomでの参加を認める要件:日本に入国できない留学生、法定による感染症対策のために自宅待機の学生。 (2)提出課題などがある場合:BlackBoardに指示する方法で期日までに提出する。 |
履修条件 | 「博物館概論」および「博物館経営論」の両科目の単位を取得し、かつ学芸員コース履修者選考試験に合格した者。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
展覧会のできるまで:展覧会がどのように組み立てられているのかを解説する。【対面授業】A-5-3
【事前学習】事前に博物館・美術館で実施されている展覧会を調べ、その内容をまとめておくこと (0.5時間) 【事後学習】学修した内容の整理をする (0.5時間) |
2 |
講座・講演会を立案し提出する:実際に博物館の講座をシミュレーションしてみる【対面授業】A-4-3 A-5-3
【事前学習】事前に博物館・美術館で実施されている講演会を調べ、その内容をまとめておくこと (0.5時間) 【事後学習】各自、講座案を提出する (0.5時間) |
3 |
講座・講演会を発表する:企画した講座・講演会を発表、質疑応答を行う。【対面授業】A-3-3
【事前学習】事前に配布する第2回に立案した他の受講生の計画案を事前に読んでおく (0.5時間) 【事後学習】指摘された部分を修正し、整理する (0.5時間) |
4 |
体験型講座:体験型の講座(ワークショップ)を立案し提出する【対面授業】A-5-3
【事前学習】事前に博物館・美術館で実施されている体験型講座を調べ、その内容をまとめておくこと (0.5時間) 【事後学習】各自講座案を提出する (0.5時間) |
5 |
体験型講座を発表する:企画したワークショップを発表、質疑応答を行う。【対面授業】A-3-3
【事前学習】事前に配布する第4回に立案した他の受講生の計画案を事前に読んでおく (0.5時間) 【事後学習】指摘された部分を修正し、整理する (0.5時間) |
6 |
展覧会を企画する1:展覧会の内容(ジャンル・ねらい)を考える【対面授業】A-5-3
【事前学習】事前に博物館・美術館で実施されている展覧会について、その展示内容(ジャンル・ねらい)などを調べておくこと (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
7 |
展覧会を企画する2:展覧会の構成(ストーリー)を考える【対面授業】A-5-3
【事前学習】事前に博物館・美術館で実施されている展覧会を見学し、展示構成・順路などを調べておくこと (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
8 |
展覧会を企画する3:展示資料を考える【対面授業】A-5-3
【事前学習】自分が考える展覧会の目的やストーリーに沿った展示品の候補について調べておくこと (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
9 |
展覧会を企画する4:展示資料の所在地・指定の別などをしらべる【対面授業】A-5-3
【事前学習】計画する展覧会のストーリーに沿った展示資料を想定しておく (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
10 |
展覧会を企画する5:展示資料の展示順・配置などを考える【対面授業】A-5-3
【事前学習】候補にあげた展示資料をストーリーに沿って配置する方法を考えておく (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
11 |
展覧会を企画する6:関連講座・イベントを考える【対面授業】A-5-3
【事前学習】展覧会に関連した、体験型・講演会型のイベントを計画するために、博物館が行っているイベントを調べる (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
12 |
展覧会を企画する7:予算を組み立てる・予算を修正する【対面授業】A-5-3
【事前学習】借用資料の所在地を都道府県別・市町村別のまとめておくこと (0.5時間) 【事後学習】実践した内容を整理をする (0.5時間) |
13 |
展覧会を企画する8:全体を修正し提出する【対面授業】A-5-3
【事前学習】これまでの自分のシミュレーションでの問題点を整理しておくこと (0.5時間) 【事後学習】してきされた内容を修正し提出する (0.5時間) |
14 |
企画案のプレゼンテーション:指定された学生による展覧会案の発表と質疑討論を行う。【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】各自、自分の計画案を説明できようにするとともに、他の受講生の計画案を熟読すること (0.5時間) 【事後学習】指摘された部分を整理をする (0.5時間) |
15 |
企画案のプレゼンテーション:残りの受講生の展覧会案の発表と質疑討論を行う。【対面授業】A-3-3 A-4-3 A-5-3
【事前学習】各自、自分の計画案を説明できようにするとともに、他の受講生の計画案を熟読すること (0.5時間) 【事後学習】指摘された部分を整理し、計画案を提出する。 (0.5時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 本実習で行った成果物の提出とその内容(100%) 提出された企画展案の内容が指示されたようになっているか、目的・内容は妥当か、展示資料の調査が正しくなされているか、展示配列が実行可能なものであるか、予算が適切に計算されているか、プレゼンテーション(発表)が他者に伝わっているかなどの項目から評価していく。 対面授業に参加できない要件を満たし、zoomで参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。 |
オフィスアワー | 授業中あるいはBbのメールを使って質疑応答する。 |