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令和2年度以降入学者 | 図書館情報資源特論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 図書館情報資源特論 | ||||
教員名 | 久保木秀夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | ・対面授業(zoomによるライブ中継あり)。 ・履修者は初回授業開始時までに必ず、Blackboardへの登録を済ませておくこと。BlackboardのコースIDは20224698。 |
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授業概要 | ・この授業では、主に日本の古い書物(古典籍)のかたちや内容について、数百年も前に作られた写本や木版本といった古典籍の実物を活用しながら、その見方・読み方・取り扱い方・整理の仕方、等々について専門的に学んでいく。 ・また書物の歴史・図書館の歴史の概要について、日本を中心としつつ、西洋・東洋のそれをも交えつつ学んでいく。 |
授業のねらい・到達目標 | ・日本の古典籍の形態及び内容に関する特徴を理解すると共に、その取り扱い方の専門知識をも身につける。 ・司書として知っておくべき、和漢洋それぞれの書物及び図書館の歴史の概要を学修する。 ・古典籍独自の分類法を学び、実際に活用できるようになる。 ・古典籍に関する各種蔵書目録の特徴や内容を理解し、かつ目録作成の基礎的な知識と技術を身につける。 ・古典籍を取り扱う際に不可欠・有益な参考文献や、各種webデータベースの存在を学び、活用できるようになる。(A-4-3,A-8-3) <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP4,DP8及びカリキュラムポリシーCP4,CP8に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,実習】 ・基本的には講義形式とするが、古典籍の実物を取り扱ったり、その書誌情報を専用の調査カードに記述してみたりといった実習をも組み込んでいく。 ・対面参加が困難な学生については、教員の許可を得て、zoomによるオンライン参加を認める。許可を得ないままオンライン参加した場合は、原則として【遅刻扱い】とする。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:授業の内容・方法等の確認 【対面授業】
【事前学習】シラバスを熟読し、自分の関心の所在を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
2 |
講義:現代の書物と昔の書物(古典籍)との比較 【対面授業】
【事前学習】現代の本との違いを、各自考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
3 |
講義・実習:くずし字の読み方1 平仮名 【対面授業】
【事前学習】くずし字について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
4 |
講義・実習:くずし字の読み方2 漢字・片仮名 【対面授業】
【事前学習】前回配布のくずし字プリントを読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
5 |
講義:日本の古典籍の分類 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
6 |
講義:日本の古典籍の形態・内容 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
7 |
実習:専用の書誌調査カードの説明 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
8 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入1(写本) 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
9 |
実習:調査カードへの書誌情報の記入2(版本) 【対面授業】
【事前学習】配テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
10 |
実習:蔵書目録の読み方・作り方 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
11 |
講義:書物と図書館の歴史1 西洋 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
12 |
講義:書物と図書館の歴史2 東洋 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
13 |
講義:書物と図書館の歴史3 日本(古代~中世) 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
14 |
講義:書物と図書館の歴史4 日本(近世~近現代) 【対面授業】
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
15 |
総括:古典籍の今日的意義 【対面授業】
【事前学習】これまでの学修全般を振り返っておくこと。 (2時間) 【事後学習】古典籍の意義、また書物・図書館の歴史の意義を再確認し、今後の学修に活かしていくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年 堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年 ・配付資料は各回の授業前にOneDriveの共有フォルダにアップし、BlackboardもしくはLINEで連絡するので、各自ダウンロード(また環境的に可能であればプリントアウト)して持参すること。 |
参考書 | 授業中に適宜紹介していく。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:現代の書籍、日本の古典籍、和漢洋の書物史等に関する小課題やテストなど。(30%)、授業参画度:各種実習に対する取り組みの度合いやその具体的な成果物等から判断。(35%)、各回終了時にコメントの提出を求める。その内容的充実度も評価に反映される。(35%) 対面・zoomでのオンライン参加といった履修形態の違いによって、成績評価に差を設けることはしない。 |
オフィスアワー | Blackboardのメール送信機能で随時受け付ける。対応までに時間を要することもある。 |
備考 | 古典籍の取り扱いに際しては、事前に手を洗うこと、爪を切っておくこと(マニキュア・ネイルも不可)、鉛筆のみを使用すること、手首より先のアクセサリー類を外すこと、なるべく袖をまくること、といったマナーがある。これらを遵守すること。 |