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図書館サービス概論

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令和2年度以降入学者 図書館サービス概論
令和元年度以前入学者 図書館サービス概論
教員名 吉井潤
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業を行う。履修者数や新型コロナの流行状況によっては、同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)を行う。
授業概要 この科目は、主に公立図書館を中心とした図書館サービスの基本について学ぶ。図書館サービスの理念、資料提供、情報提供、集会活動、利用者別の各種サービス等ついて解説し、それらの機能、役割について実例を交えながら解説することで、図書館サービスの意義と課題、今後の展望について学ぶ。また、図書館勤務経験(2006年4月から2018年3月)、基本計画策定等のコンサルティング経験(2018年4月から現在)をもとに、司書資格の科目を勉強していく上で、基礎知識について授業を行う。
授業のねらい・到達目標 図書館は本や雑誌を無料で借りることができるところという基本的な認識だけではなく、図書館サービスの構成、機能、役割、課題について理解する。そして、図書館の基本的なサービスについて認識を持ち学生自らより図書館を活用できることを目標とする。(A-5-2,A-6-2)

<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP5,CP6に対応している。
授業の方法 授業の形式:【講義】
主に教科書の基本事項を説明する。状況に応じてグループディスカッションを行う。対面授業に参加できない場合はZoomでの参加になる。
授業計画
1 書館サービスの考え方と構造
書館について学習・研究するにあたって、図書館サービスと地域やコミュニティーとの関係、図書館サービスの構造について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の1ページから36ページまでを通読したうえで図書館についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (1時間)
【事後学習】授業で深めた図書館の考え方を振り返り図書館の将来性についてノートにまとめておく。 (1時間)
2 図書館サービスの変遷
図書館法制定以前、図書館法制定後と図書館サービスの芽生え、貸出と全域サービス、情報通信技術(ICT)と新たな図書館サービスの模索について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の37ページから61ページまでを通読したうえで図書館サービスについての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (1時間)
【事後学習】授業で深めた図書館サービスの考え方を振り返り図書館サービスの将来性についてノートにまとめておく。 (1時間)
3 資料提供サービスの基本
閲覧、登録・貸出・返却、予約・リクエスト、読書相談・読書案内、複写について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の62ページから83ページまでを通読したうえで資料提供サービスについての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた資料提供サービスの考え方を振り返り資料提供サービスの将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
4 図書館サービスの連携・協力
図書館サービスの連携・協力の前提と考え方、同一自治体内の連携・協力、他自治体との連携・協力、都道府県立図書館と市町村立図書館との連携・協力、公立図書館と大学図書館の連携について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の84ページから99ページまでを通読したうえで図書館サービスの連携・協力についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (3時間)
【事後学習】授業で深めた図書館サービスの連携・協力の考え方を振り返り図書館サービスの連携・協力の将来性についてノートにまとめておく。 (3時間)
5 情報提供の形態と機能
情報提供の形態と機能の前提と考え方、レファレンスサービス、レフェラルサービス、カレントアウェアネスサービス、図書館利用教育、情報検索サービスについて学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の100ページから112ページまでを通読したうえで情報提供の形態と機能についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた情報提供の形態と機能の考え方を振り返り情報提供の形態と機能の将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
6 集会活動(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
集会活動の前提と考え方、集会活動の具体例について学ぶ
【事前学習】教科書の113ページから129ページまでを通読したうえで集会活動についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (3時間)
【事後学習】授業で深めた集会活動を振り返り集会活動の将来性についてノートにまとめておく。 (3時間)
7 課題解決型支援サービス
課題解決型支援サービスの前提と考え方、ビジネス支援サービス、農業支援サービス、健康医療情報サービス、法律情報サービスについて学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の130ページから152ページまでを通読したうえで課題解決型支援サービスについての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた課題解決型支援サービスを振り返り課題解決型支援サービスの将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
8 障害者サービス
障害者サービスの前提と考え方、障害者サービスに関連する主な法律、障害者サービスの具体例について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の153ページから172ページまでを通読したうえで障害者サービスについての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた障害者サービスを振り返り障害者サービスの将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
9 高齢者サービスと多文化サービス
高齢者サービスの前提と考え方、高齢者サービスの事例、多文化サービスの前提と考え方、多文化サービスの事例について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の173ページから188ページまでを通読したうえで高齢者サービスと多文化サービスについての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた高齢者サービスと多文化サービスを振り返り高齢者サービスと多文化サービスの将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
10 住民・地域活動支援
住民・地域活動支援の前提と考え方、住民・地域活動支援の事例について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の189ページから204ページまでを通読したうえで住民・地域活動支援についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた住民・地域活動支援を振り返り住民・地域活動支援の将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
11 国立国会図書館、専門図書館のサービス
国立国会図書館、専門図書館について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の205ページから224ページまでを通読したうえで国立国会図書館、専門図書館についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (1時間)
【事後学習】授業で深めた国立国会図書館、専門図書館を振り返り国立国会図書館、専門図書館の将来性についてノートにまとめておく。 (1時間)
12 大学図書館、学校図書館のサービス
大学図書館、学校図書館について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の225ページから236ページまでを通読したうえで大学図書館、学校図書館についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた大学図書館、学校図書館を振り返り大学図書館、学校図書館の将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
13 接遇、コミュニケーション、広報
接遇、コミュニケーション、広報について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の237ページから252ページまでを通読したうえで接遇、コミュニケーション、広報についての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた接遇、コミュニケーション、広報を振り返り接遇、コミュニケーション、広報の将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
14 図書館サービスと著作権
著作物と著作権、図書館サービスとの関わりについて学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
【事前学習】教科書の253ページから264ページまでを通読したうえで著作物と著作権、図書館サービスとの関わりについての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で深めた著作物と著作権、図書館サービスとの関わりの将来性についてノートにまとめておく。 (2時間)
15 これからの展望と授業内試験
これからの展望について学ぶ(豊かな教養・知識に基づく高い倫理観)
成績評価を決定るするための試験を行う。その後解説を行う。
【事前学習】教科書の265ページから266ページまでを通読したうえで図書館サービスについての考え方を理解し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (3時間)
【事後学習】授業で深めた図書館サービスの将来性についてノートにまとめておく。 (3時間)
その他
教科書 吉井 潤 『事例で学ぶ図書館サービス概論 (事例で学ぶ図書館 1)』 青弓社 2022年
参考書 高山正也編著 『図書館サービス概論 (現代図書館情報学シリーズ4)』 樹村房 2019年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:第15回に実施(100%)
第15回に行う授業内試験で成績評価を決定する。出欠を取らなく評価対象としないため、学校行事、授業関連行事、教育実習、部活動の試合、就職活動等に際してのいわゆる公欠届は無用である。
オフィスアワー メールやBlackboardを用いて質疑応答を行う。

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