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令和元年度以前入学者 | 書道7 | ||||
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教員名 | 滑田一輝 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業を基本とする。対面授業を受講できない場合Blackboard等を用いたオンデマンド教材にて授業内容を確認する。 BlackboardコースID:20221706 |
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授業概要 | 篆刻技法の基礎を身に付けた上で、高等学校芸術科書道における「篆刻」の指導法・授業運営の方法を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 篆書の基礎的な書法を習得した上で、篆刻三法(字法・章法・刀法)の向上を図り自用印等を制作する。篆書各体の様式と特質を把握し、刻印における表現技法を身に付ける。 その上で、高等学校芸術科書道における篆刻の指導法を探求する。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実技】 実技を伴う内容の為、対面型をメインの授業形態とする(感染状況により変更あり)。対面授業に出席できない場合、各回の授業の内容をBlackboardにて確認、作品画像等を提出する。必要な用具は初回授業時に提示。用具購入にはゼロから揃えると5000円以上かかる。所持品の使用可、書道室の道具を対面授業時には貸し出し可。リモート時、自宅で課題を行う場合には一式の道具が必要となる。用具購入費を踏まえて授業を履修すること。提出された課題は添削等を行い返却する。 |
授業計画 | |
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1 |
「対面授業」ガイダンス(篆書・印の歴史・篆刻・用具用材について、授業進行法の説明)
【事前学習】シラバスをよく読み、授業全体の流れを理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】篆書・篆刻についての知識を復習し、授業内容の理解を深めておくこと。 (1時間) |
2 |
「対面授業」篆書実習 小篆を半紙に臨書、篆書の基本用筆法を習得。
【事前学習】小篆について調べ、小篆の古典・名筆にどのようなものがあるか調べておくこと。 (1時間) 【事後学習】篆書の用筆法を復習し、授業内容の理解を深めておくこと。 (1時間) |
3 |
「対面授業」篆書実習 大篆「石鼓文」を半紙臨書、小篆と先秦文字の差異を理解し篆書筆法の向上を図る。
【事前学習】大篆「石鼓文」他、先秦文字(甲骨・金文等)について調べ、どのようなものかを理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】小篆以前の幅広い篆法について復習し、授業内容の理解を深めておくこと。 (1時間) |
4 |
「対面授業」篆刻実習 姓名印(白文)の制作(選文・検字・デッサン)
【事前学習】篆書字典を引き自分の姓名各字のコピーを用意すること。 (1時間) 【事後学習】 姓名印における配字・章法について復習すること。 (1時間) |
5 |
「対面授業」篆刻実習 姓名印(白文)の制作(印稿・布字)
【事前学習】印稿のデッサンを数種類用意しておくこと。 (1時間) 【事後学習】印面への布字を完成させておくこと。 (1時間) |
6 |
「対面授業」篆刻実習 姓名印(白文)の制作(奏刀・補刀・鈐印・完成まで)
【事前学習】完成に向けて奏刀の準備をしておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で学んだ技法の復習、時間内に終わらなかった課題を進めておくこと。 (1時間) |
7 |
「対面授業」篆刻実習 古璽・古印の摹刻 (優品の選別)
【事前学習】「古璽」「古印」にはどのようなものがあるかを調べておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で学んだ技法の復習、奏刀に向けての準備をしておくこと。 (1時間) |
8 |
「対面授業」篆刻実習 古璽・古印の摹刻(完成まで)
【事前学習】奏刀に向けての準備をしておく 。 (1時間) 【事後学習】授業で学んだ技法の復習、授業時間内に終わらなかった課題を進めておくこと。 (1時間) |
9 |
「対面授業」篆刻実習 自由創作(白文・朱文いずれか)(選文~布字)
【事前学習】前回までの技法を応用し印稿まで完成させておく。 (1時間) 【事後学習】授業で学んだ技法の復習、授業時間内に終わらなかった課題を進めておくこと。 (1時間) |
10 |
「対面授業」篆刻実習 自由創作(白文・朱文いずれか)(奏刀~完成まで)
【事前学習】完成に向けて奏刀の準備をしておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業で学んだ技法を復習、授業時間内に終わらなかった課題を進めておくこと。 (1時間) |
11 |
「対面授業」篆刻実習 側款の刻法
【事前学習】授業内で制作した印を完成させて持参すること。 (1時間) 【事後学習】側款の刀法を復習しておくこと。 (1時間) |
12 |
「対面授業」篆刻実習 側款の採拓
【事前学習】これまで作成した刻印に側款を入れておくこと。 (1時間) 【事後学習】採拓技法の復習をしておくこと。 (1時間) |
13 |
「対面授業」印譜作成
【事前学習】印譜作成の為、制作した刻印を印箋に鈐印・採拓をしておくこと。 (1時間) 【事後学習】印譜鑑賞、同じ受講生の制作した印影・拓款を鑑賞する。 (1時間) |
14 |
「対面授業」高等学校芸術科書道における篆刻指導法
【事前学習】高等学校学習指導要領における「篆刻」の取り扱いについて確認しておく。 (1時間) 【事後学習】高等学校における篆刻の指導案を作成しておく。 (1時間) |
15 |
「対面授業」総括
【事前学習】今までの授業で得た篆刻に関連する技法・知識を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】書道・篆刻の指導者としてのあり方を考えておく。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 適宜プリント配布・配信 |
参考書 | 西川寧 『書道講座〈6〉篆刻』 二玄社 1973年 河野隆 『プロが教える篆刻まるわかりハンドブック』 木耳社 2012年 綿引滔天 『総合 篆書大字典』 二玄社 2010年 その他授業にて提示 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度::課題作品の提出状況・技法の習熟度を評価の対象にする。対面授業に参加できない場合、同様の課題をBlackboardを通して提出し評価の対象とする。半紙課題2種。刻印課題3種を予定。(100%) |
オフィスアワー | 講義終了後教室にて、Blackboardまたはメールにて適宜受け付ける。 |