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令和2年度以降入学者 | 書論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 書論 | ||||
教員名 | 徳泉さち | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 Black bordコースID:20221705 |
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授業概要 | 中国の書法、日本の書道の技法やその作品はどのように論じられてきたのか。 書を鑑賞、論評した文章を精読し、各時代において書がどのような営みと捉えられていたのか、書作品が如何に評価されてきたのか理解する。 なお、開講時に開催されている書道の展覧会の見学を授業に振り返る可能性もある。 |
授業のねらい・到達目標 | 書論とは、文字どおり書に関する理論のことである。 具体的には、作家・作品に対する批評や研究、書体・書法に関する歴史を論じたものや書の本質論、文房や表具の技術に至るまで広範囲な内容に及ぶ。この授業では、中国と日本におけるそれらの成立と変遷を説き、受講者の興味に沿っていくつかの書論をとりあげ、その原文を読み進めていく。 後半の回では、受講者が書に関して各自の興味関心からテーマをひとつ選びプレゼンテーションをする。 〈日本大学教育憲章との関係〉 日本文学・日本語学研究を学びながら,それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-1) 日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) 〈ディプロマシーとの関係〉 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマシーDPCP2,3に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義・演習】 日本や中国の書を論じた文章を幅広く紹介する。それらを踏まえ、受講者がそれぞれの興味関心により書論を選択し、その内容や問題点などを発表し討議する。 提出したレポートなどは、ブラックボードでコメントをつけフィードバックする。 対面授業に参加できない学生は、zoomでの授業の参加を許可する。対面受講者と同様の課題や発表を課す。 |
履修条件 | 隔年開講の「書の鑑賞」とあわせて履修することがのぞましい。 |
授業計画 | |
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1 |
身の回りの文字に目を向ける 〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】指定したテキストの「書論・論説」の項目を熟読する。 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
2 |
書論とは何か。日本、中国の書論の概観を捉える〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】指定したテキストの「用具・用材」の項目を熟読する。 (2時間) 【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間) |
3 |
漢代の書と書論 〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】次週とりあげる書論をよみわからない語句を調べ、現代語訳をつけてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
4 |
魏晋南北朝時代の書と書論 〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】次週とりあげる書論をよみ、わからない語句を調べ、現代語訳をつけてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
5 |
唐時代の書と書論〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】次週とりあげる書論をよみ、わからない語句を調べ、現代語訳をつけてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
6 |
宋時代の書と書論〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】次週とりあげる書論をよみ、わからない語句を調べ、現代語訳をつけてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
7 |
日本における書論の萌芽〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】次週とりあげる書論をよみ、わからない語句を調べ、現代語訳をつけてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
8 |
平安時代の書と書論〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】次週とりあげる書論をよみ、わからない語句を調べ、現代語訳をつけてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
9 |
鎌倉・室町時代の書と書論〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】次週とりあげる書論をよみ、わからない語句を調べ、現代語訳をつけてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
10 |
江戸時代の書と書論〈対面授業〉(A-2-1)
【事前学習】指定したテキストの書論・論説の項目を読み込む。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した書論を再度読み込み、歴史的な背景などを調べる。 (2時間) |
11 |
受講者による発表〈対面授業〉(A-3-1)
【事前学習】指定したテキストの書論・論説の項目を読み込む。 (2時間) 【事後学習】受講者の発表レジュメを熟読し、疑問点や感想などをレポートにまとめる (2時間) |
12 |
受講者による発表〈対面授業〉(A-3-1)
【事前学習】指定したテキストの書論・論説の項目を読み込む。 (2時間) 【事後学習】受講者の発表レジュメを熟読し、疑問点や感想などをレポートにまとめる (2時間) |
13 |
受講者による発表〈対面授業〉(A-3-1)
【事前学習】指定したテキストの書論・論説の項目を読み込む。 (2時間) 【事後学習】受講者の発表レジュメを熟読し、疑問点や感想などをレポートにまとめる (2時間) |
14 |
受講者による発表〈対面授業〉(A-3-1)
【事前学習】指定したテキストの書論・論説の項目を読み込む。 (2時間) 【事後学習】受講者の発表レジュメを熟読し、疑問点や感想などをレポートにまとめる (2時間) |
15 |
書学・書道の総括と問題解説(A-3-1)
【事前学習】この授業で扱った書論を再度、総ざらいする。 (2時間) 【事後学習】この授業で扱った書論を再度、総ざらいする。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 全国大学書道学会編 『書の古典と理論』 光村図書出版 2020年 第1版 開講時、もしくは授業の内容に応じて参考資料などを配布する。 |
参考書 | 開講時、もしくは授業の内容に応じて参考資料などを配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題(ミニレポート)を課します。その提出状況や習熟度を評価の対象にします。(50%)、授業参画度:授業内での発表の取り組み具合を評価の対象とします。(50%) 遠隔で受講する学生も、対面授業の学生と同じ発表やレポート課題に取り組み、対面授業と同等に評価の対象とします。 |
オフィスアワー | ブラックボード上で適宜質問を受け付けます。 |