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令和元年度以前入学者 | 書道史1 | ||||
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教員名 | 谷川雅夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業で実施する。 Blackboard コースID:20221698 |
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授業概要 | 作品を通して中国書道史を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 中国書道を代表する作品を内容や時代背景を踏まえて学ぶことにより、中国書道史に対する理解を深めることができる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 各時代を代表する書を選び、内容・特徴・著者・時代背景等について、資料を読みながら理解する。複製・拓本等の関連資料を随時提示し、課題プリントを補充することにより理解を深める。対面授業に参加できなかった場合は、本時のテーマに関する資料を読み、レポートを提出する。フィードバックの方法等については、授業内で指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業方針・中国書道史概説) 外山軍治文を読む。 【事前学習】中国書道史(以下テキストと言う)のP3~P6の書道史を学ぶにあたってを読む。 (2時間) 【事後学習】外山軍治文を復習する。 (2時間) |
2 |
殷の書 甲骨文 五期の分類を確認する。 【事前学習】テキスト第一章P10~P13を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP15~P17の図版を確認する。 (2時間) |
3 |
殷・周の書 金文 前後期の変遷、地域間の書風の違いを知る。 【事前学習】テキスト第一章P13~P14を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP18~P24の図版を確認する。 (2時間) |
4 |
秦の書 泰山刻石 石鼓文等との比較をする。 【事前学習】テキスト第二章P27~P30を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP33~P34の図版を確認する。 (2時間) |
5 |
漢の書 張遷碑 簡牘・摩崖等との比較をする。 【事前学習】テキスト第二章P31~P32を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP35~P47の図版を確認する。 (2時間) |
6 |
南朝の書 蘭亭序・十七帖(王義之) 楷書・行書の成果も学ぶ。 【事前学習】テキスト第三章P49~P54を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP55~P66の図版を確認する。 (2時間) |
7 |
北朝の書 龍門造像記 造像記中の書風を分類し、蘭亭序と比較する。 【事前学習】テキスト第四章P69~P74を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP75~P86の図版を確認する。 (2時間) |
8 |
隋・唐の書 九成宮醴泉銘(欧陽詢) 孔子廟堂碑・雁塔聖教序と比較する。 【事前学習】テキスト第五章P89~P93を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP95~P99の図版を確認する。 (2時間) |
9 |
唐の書 祭姪文稿(顔真卿) 文意を理解し、蘭亭序と比較する。 【事前学習】テキスト第五章P93~P94を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP100~P106の図版を確認する。 (2時間) |
10 |
宋・元の書 寒食帖(蘇軾) 宋・元の書風の違いを知る。 【事前学習】テキスト第六章P109~P114を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP115~P126の図版を確認する。 (2時間) |
11 |
明・清の書 王鐸の行草書 祝允明・董其昌・張瑞図・傅山等と比較する。 【事前学習】テキスト第七章P129~P134を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP135~P145の図版を確認する。 (2時間) |
12 |
清の書 鄧石如の篆書・隷書 伊秉綬・呉譲之・趙之謙等により碑学の流れを追う。 【事前学習】テキスト第八章P147~P152を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP153~P165の図版を確認する。 (2時間) |
13 |
民国の書 呉昌碩の篆書・篆刻 陳介祺・羅振玉等による金石学の成果を知る。 【事前学習】テキスト第九章P167~P170を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP173~P177の図版を確認する。 (2時間) |
14 |
現代中国・台湾の書 中国・台湾の優れた書を日本の書と比較する。 【事前学習】テキスト第九章P171~P172を読む。 (2時間) 【事後学習】テキストP178~P183の図版を確認する。 (2時間) |
15 |
期末テストと解説
【事前学習】テキストの内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】解答できなかったところを復習する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 角井博 監修 『[決定版]中国書道史』 芸術新聞社 2009年 第1版 適宜プリントを配布する。 |
参考書 | 相川政行 『書法の美』 二玄社 2001年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポートの内容、提出状況により評価する。(50%)、授業参画度:毎回のミニレポートを評価の対象とする。また、対面授業に出席できない場合、指定するレポートの提出によって評価する。(50%) |
オフィスアワー | メールで対応する。 |