文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 教職コース > 保健体育科教育法Ⅲ
日本大学ロゴ

保健体育科教育法Ⅲ

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 保健体育科教育法Ⅲ
令和元年度以前入学者 保健体育科教育法Ⅲ
教員名 伊佐野龍司
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
なお,課題等の提示・提出,並びに諸連絡はBlackboardを通じて行う.
Black board ID:20224651
授業概要 保健体育科の授業を担う上で必要となる学習・教材論、指導方法論等の専門的知識を修得する。その際、公立学校現場において教員経験のある者が実践的知識を踏まえながら講義する。
授業のねらい・到達目標 保健体育科の各科目/分野における教育目標,指導法について説明することができる。
学校種における学習内容の差異を理解し、説明することができる。
現在の教育課題を理解した上で、授業計画、目標設定をすることができる。
具体的な教育課題を抽象化して、他の問題と関連づけることができる。
授業の方法 授業の方法:【講義】
各授業の終了後にリフレクションを行う、課題の提出方法、フォードバック方法等については授業開始時に提示する。
授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。

【対面授業に参加できない学生の代替方法】
・zoomでの参加を認める要件:合理的な理由を事前に通知した学生はzoom参加を許可する。
・Black boardに提示される課題・リフレクションを提出する。
・なお,上記の対応を受ける場合には,所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること).
履修条件 将来教職に就くことを熱望する者に限る.
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認し学修計画を立案する (2時間)
【事後学習】授業のねらい・到達目標の説明 (2時間)
2 学習指導要領における「保健」分野と学習規律・系統性
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「目標」通読 (2時間)
【事後学習】本日の学習した内容をまとめ・実践可能な学習規律を書き出す (2時間)
3 中学校 「保健」分野の授業計画と実践例(題材:生活習慣と健康,科学的に理解することに焦点化して)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】本日の学習した内容をまとめ・実践可能な授業計画をまとめる (2時間)
4 中学校 「保健」分野の授業計画と実践例(題材:生活習慣などの防止,科学的に理解することに焦点化して)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】選択した内容をもとに検討した教材をノートにまとめる (2時間)
5 中学校 「保健」分野の授業計画と実践例(題材:喫煙・飲酒・薬物乱用と健康,科学的理解と教材の選定に焦点化して)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】本日の学習した内容をまとめ・実践可能な授業計画をまとめる (2時間)
6 中学校 「保健」分野の授業計画と実践例(題材:感染症の予防と健康,科学的理解と教材の選定に焦点化して)
【事前学習】都道府県が提示する「性に関する指導」の資料を通読 (2時間)
【事後学習】学習した内容をまとめる・実践可能な授業計画をまとめる (2時間)
7 中学校 「保健」分野の授業計画と実践例(題材:交通事故や自然災害などによる傷害の発生要因)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】学習した内容と他者の発表から得た気づきや考えをノートにまとめる (2時間)
8 高等学校 科目「保健」の授業計画と展開(題材:喫煙・飲酒・薬物乱用と健康)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】学習した内容と他者の発表から得た気づきや考えをノートにまとめる (2時間)
9 高等学校 科目「保健」の授業計画と展開(題材:性に関する指導について)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】学習内容をもとに授業設計を試みる (2時間)
10 高等学校 科目「保健」の授業計画と展開(題材:性に関する指導について)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】前回の授業設計に適切な授業形態を検討する (2時間)
11 高等学校 科目「保健」の授業計画と展開(題材:精神疾患の予防と回復)中学校との系統性を踏まえた指導
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】学習内容を踏まえ実践可能な評価方法をまとめる (2時間)
12 高等学校 科目「保健」の授業計画と展開(題材:精神疾患の予防と回復)
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (2時間)
【事後学習】学習内容を踏まえ自ら実践可能なICTの使用を検討する (2時間)
13 高等学校 科目「保健」の授業計画と展開(題材:健康と環境)中学校との系統性を踏まえた指導
【事前学習】学習指導要領の保健分野の「内容」と「内容の取り扱い」を通読 (3時間)
【事後学習】成果と課題をノートにまとめる (1時間)
14 学習指導案の作成について
【事前学習】保健体育科教育法Ⅱの内容を振り返る。第2回から第13回の内容を復習すること (3時間)
【事後学習】成果と課題をノートにまとめる (1時間)
15 学習指導案の作成及び発表
【事前学習】作成した指導案の自己点検と評価を行う (3時間)
【事後学習】成果と課題をノートにまとめる (1時間)
その他
教科書 文部科学省 『中学校学習指導要領解説保健体育編』 東山書房 2017年
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説保健体育編』 2018
日本保健科教育学会 『保健体育科教育法入門』 大修館書店 2017年
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:総括課題としての学習指導案作成を求める(20%)、授業参画度:授業参画度としてリフレクションシートの内容を評価の対象とする。(80%)
授業参画度としてリフレクションシートの内容を80%も評価の対象とする。レポートを20%での評価とする。
録画した映像を共有するため課題を実施することが可能であるため,対面授業に参加できない要件を満たした学生についても上記同様に対応する.
オフィスアワー 授業の質問はBlackboard上で受け付けます。個別の相談は教員メールアドレスまでお願いします。

このページのトップ