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社会科・公民科教育法Ⅰ
| 令和２年度以降入学者 | 社会科・公民科教育法Ⅰ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度以前入学者 | 社会科・公民科教育法Ⅰ | ||||
| 教員名 | 本山明 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | コース科目 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | すべて対面型の授業とする。原則として対面授業に出席しないと欠席となる。 学部が認める者（学生→学科への事前の申請により有効）はこの限りではない。別途学部からの申請書を見て指示を出す 例・新型コロナウイルス感染症への対策により入国ができない外国人留学生 ・基礎疾患があるもの |
|---|---|
| 授業概要 | 社会認識を育てる公民科の授業 社会科教員としての実務経験を生かし学校現場に必要な方法と内容を入れていく。また現場での生徒の興味・関心の沸く授業を紹介する。 |
| 授業のねらい・到達目標 | ①教材研究を行えるようになる。 ②授業実践力の基礎を身につける。 ③模擬授業の振り返りから効果的な知識・技能を身につける。 ④情報機器を使用する授業ができるようになる。 ⑤学習指導案を作成して授業ができるようになる。 |
| 授業の方法 | 講義形式とする ①講義の中にグループの討議を入れていく。 ②そのために席は座席指定とする。 ③模擬授業の機会をつくる。 ④模擬授業の振り返りも行う。 ⑤授業体験もいれる。 ⑥本授業の事前・事後学習は、各２時間の学習を目安にします。 また日常のニュースについて社会科教師として関心を寄せられるような授業を行う。18歳選挙権が実施されており、毎回、新聞の記事に注目し実践化できるように指導する。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
オリエンテーション 授業の進み方・配慮事項など・学習指導要領・学力論
【事前学習】シラバスを読み直し、ノートにまとめる。 （2時間） 【事後学習】授業での内容を検討し不確かなところを調べ直す。 （2時間） |
| 2 |
自らの教育体験から考える優れた授業とは
【事前学習】優れた授業体験を思い出しまとめておく。 （2時間） 【事後学習】授業の中での他者の体験と自分の体験を総合し優れた授業の必要条件についてまとめておく。 （2時間） |
| 3 |
社会科・公民科の歴史的変遷 学習指導要領の流れ
【事前学習】学習指導要領の歴史的変遷について調べておく。 （2時間） 【事後学習】なぜ学習指導要領は変化してきたのか、個々の原因を具体的に上げまとめる。 （2時間） |
| 4 |
社会科公民的分野、高校公民科の学習内容 新学習指導要領は何を重視したのか 学習評価の考え方
【事前学習】新学習指導要領を読む。 （2時間） 【事後学習】新学習指導要領の重要事項にチェックを入れながら読む。 （2時間） |
| 5 |
模擬授業のための学習指導案作成① 単元の指導計画
【事前学習】学習指導案の必要な要素について調べる。 （2時間） 【事後学習】中学校公民的分野の中から自己選択でテーマを見つけ学習指導案を作成してみる。 （2時間） |
| 6 |
模擬授業のための学習指導案作成② 生徒の思考を促すために 教材と問い ICT、情報機器の活用 公民科の教材、ICT 活用例 視聴覚・ICT 教材の活用方法を現場での実態をもとに以下の内容のスキルを身に着ける。 地域で取材、博物館にアクセスし早く効果的に情報収集できること。社会事象について主体的に課題を設定し調べまとめる技能を高める。 事実と事実を関連付けたり、ICTの「重ね合わせ機能」で多面的に考察することができる。 【事前学習】中学校公民的分野の教科書から教材の問いを10個探す。 （2時間） 【事後学習】情報機器の活用についてまとめてみる。 （2時間） |
| 7 |
授業体験と学習指導案① 100円ショップはなぜ商売になるのか
【事前学習】100円ショップに行きその商売のありようについて研究する。 （2時間） 【事後学習】100円ショップ以外で類似の授業案を作成する。 （2時間） |
| 8 |
授業体験と学習指導案② 回転寿司の授業
【事前学習】回転寿司から導入できるSDGｓについての授業を構想する。 （2時間） 【事後学習】SDGsの授業を作成する。 （2時間） |
| 9 |
授業体験と学習指導案③ エネルギーの授業
【事前学習】エネルギー問題を調べまとめてみる。 （2時間） 【事後学習】独自の視点でエネルギーの授業を作成する。 （2時間） |
| 10 |
模擬授業① 青年期と自己の形成
【事前学習】高校倫理社会の教科書から青年期と自己形成についてまとめてみる。模擬授業を作成す （2時間） 【事後学習】学習指導案をより深く読み込み改訂版をつくる。 （2時間） |
| 11 |
模擬授業② 現代の民主政治と政治参加の意義
【事前学習】高校政治経済の教科書から現代の民主政治と政治参加の意義についてまとめてみる。模擬授業を作成する。 （2時間） 【事後学習】学習指導案をより深く読み込み改訂版をつくる。 （2時間） |
| 12 |
模擬授業③ 現代の社会と経済
【事前学習】中学校公民教科書の経済の分野を読みテーマを決め指導案をつくる。 （2時間） 【事後学習】学習指導案をより深く読み込み改訂版をつくる。 （2時間） |
| 13 |
模擬授業④ 国際社会の動向と日本の果たすべき役割
【事前学習】中学校公民教科書の国際社会の分野を読みテーマを決め指導案をつくる。 （2時間） 【事後学習】学習指導案をより深く読み込み改訂版をつくる。 （2時間） |
| 14 |
ＮＩＥ （教育に新聞を） 新聞の記事から入る授業づくりの方法と内容について
【事前学習】毎日欠かさず新聞を読む。 （3時間） 【事後学習】新聞を導入とする授業をつくる。 （2時間） |
| 15 |
持続可能な社会と公民的分野・公民科 SDGsにおける社会科の役割
【事前学習】SDGｓについて調べまとめる。 （2時間） 【事後学習】SDGｓを課題にした学習指導案を作成する。 （2時間） |
| その他 | |
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| 教科書 | 使用しない |
| 参考書 | 新中学校学習指導要領・同解説・公民的分野 新高等学校学習指導要領・同解説・公民科（政治経済・倫理社会・公共） 中学校公民教科書 高校政治経済教科書 高校倫理社会教科書 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:授業の最終課題としての長文レポート。(50%)、毎時の授業でのレポートの中で、教員の判断で評価にいれるレポート。(50%) |
| オフィスアワー | 授業の休憩時間に受け付ける |