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国語科教育法Ⅲ

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令和2年度以降入学者 国語科教育法Ⅲ
令和元年度以前入学者 国語科教育法Ⅲ
教員名 德植俊之
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業

Blackboardコース ID:20221660
授業概要 (1)中学校・高等学校の国語科教育の理論と、それを活かした授業実践の方法・工夫について具体的に学ぶ。
(2)中学校・高等学校の国語科教材の意義及び扱い方について学ぶ。
(3)中学校・高等学校国語科の教材研究の方法とその意義について学ぶ。

公立高等学校の教員経験のある者が、その経験を活かして、具体的に授業の進め方や教材研究のポイント等について指導を行う。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
(1)国語科の授業を実践するために必要な知識・技能を理解し、身につける
(2)国語科の授業を実践するために必要な知識・技能を使って、授業を準備することができる。
(3)教材の分析方法、教材研究の授業への活かし方などについて理解する。

〈到達目標〉
(1)国語科の授業を実践するために必要な知識・技能を説明できる。
(2)国語科の授業を実践するために必要な知識・技能を使って、学習指導案及び必要な副教材を作成できる。
(3)教材の分析方法、教材研究の結果をどのように授業に活かすか説明できる。
授業の方法 授業の形式:【講義】
(1)国語科教材の各ジャンルごとに、その意義と扱い方について講義する。
(2)教科書に掲載されている教材を具体邸に分析し、授業への活かし方について考える。受講生間で議論しながら、各自の理解を深める。
(3)対面授業を基本とするが、学部が「対面参加が困難」と認めた学生については、Zoomでの授業参加を認める。
(4)フィードバック方法等については、授業内で指示する。
履修条件 国文学科の学生とそれ以外の学科の学生とに分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。原則として指定以外の時間は、受講不可とする。
国文学科以外の学科の学生はこの講義を履修できないので、もう一方の国語科教育法Ⅲを履修すること。
また、履修を希望する者は、第1回目の授業までにBlackboardに必ず登録すること。
授業計画
1 授業ガイダンス。「国語科教育法Ⅲ」では何を学ぶのか。新学習指導要領とこれからの国語科教育。(対面)
【事前学習】「中学校・高等学校学習指導要領解説・国語編」を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】これからの国語科教育に求められていることを考えてまとめる。 (2時間)
2 文学的教材(小説)の意義と扱い方(総論)(対面)
【事前学習】文学的教材(小説)を扱う意義について、あらかじめ自分の考えをノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義後に考えたことを事前学習で用意したノートに書き加え共有する。他の受講生のノートを閲覧し、気がついたことをコメントで伝え合う。 (2時間)
3 小説教材の教材研究1(語り手と視点)(対面)
【事前学習】授業で扱う教材を読み込み、授業計画を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った教材を用いて、授業計画を立てる。 (2時間)
4 小説教材の教材研究2(フレームリーディング)(対面)
【事前学習】授業で扱う教材を読み込み、授業計画を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った教材を用いて、授業計画を立てる。 (2時間)
5 文学的教材(韻文教材)の意義と扱い方(総論)(対面)
【事前学習】韻文教材を扱う意義について、あらかじめ自分の考えをノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義後に考えたことを事前学習で用意したノートに書き加え共有する。他の受講生のノートを閲覧し、気がついたことをコメントで伝え合う。 (2時間)
6 詩教材の教材研究(対面)
【事前学習】授業で扱う教材を読み込み、授業計画を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った教材を用いて、授業計画を立てる。 (2時間)
7 短歌・俳句教材の教材研究(対面)
【事前学習】授業で扱う教材を読み込み、授業計画を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った教材を用いて、授業計画を立てる。 (2時間)
8 評論文教材の意義と扱い方(含要旨のまとめ方)(対面)
【事前学習】評論文教材を扱う意義について、あらかじめ自分の考えをノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義後に考えたことを事前学習で用意したノートに書き加え共有する。他の受講生のノートを閲覧し、気がついたことをコメントで伝え合う。 (2時間)
9 古典教材の意義と扱い方(対面)
【事前学習】古典教材を扱う意義について、あらかじめ自分の考えをノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義後に考えたことを事前学習で用意したノートに書き加え共有する。他の受講生のノートを閲覧し、気がついたことをコメントで伝え合う。 (2時間)
10 古典文法は何のために教えるのか?(対面)
【事前学習】古典文法を扱う意義について、あらかじめ自分の考えをノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義後に考えたことを事前学習で用意したノートに書き加え共有する。他の受講生のノートを閲覧し、気がついたことをコメントで伝え合う。 (2時間)
11 古典和歌教材の扱い方(対面)
【事前学習】授業で扱う教材を読み込み、授業計画を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った教材を用いて、授業計画を立てる。 (2時間)
12 中学校・高等学校重複教材の扱い方(枕草子・竹取物語ほか)(対面)
【事前学習】授業で扱う教材を読み込み、授業計画を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った教材を用いて、授業計画を立てる。 (2時間)
13 覚える文学史から考える文学史へ(対面)
【事前学習】授業で扱う教材を読み込み、授業計画を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った教材を用いて、授業計画を立てる。 (2時間)
14 漢文教材の意義と扱い方(対面)
【事前学習】漢文教材を扱う意義について、あらかじめ自分の考えをノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義後に考えたことを事前学習で用意したノートに書き加え共有する。他の受講生のノートを閲覧し、気がついたことをコメントで伝え合う。 (2時間)
15 まとめ(教材研究の意義と、教材研究をどう授業に活かしていくか)(対面)
【事前学習】各教材の扱い方・事前の準備の具体的な方法とポイントについて、整理しておく。 (2時間)
【事後学習】半期の授業を振り返り、各自、教材を選んで授業計画を立て、レポートとしてまとめる。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 町田守弘 『実践国語科教育法「楽しく、力のつく」授業の創造』 学文社 2019年 第三版
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回、授業後に振り返りのレポートを作成して提出する。(90%)、授業参画度:討議への参加状況(10%)
オフィスアワー 授業後の昼休み時間内

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