文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 健康・スポーツ教育科目 > 健康・スポーツ教育実習2~5 (トータルフィットネス)
日本大学ロゴ

健康・スポーツ教育実習2~5 (トータルフィットネス)

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 健康・スポーツ教育実習2~5 (トータルフィットネス)
教員名 菅野慎太郎
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 健康・スポーツ教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業(一部遠隔授業あり)
【Black Board ID】
前期火曜1限:20220532
前期火曜2限:20220545
前期火曜3限:20220546
前期火曜4限:20220547
授業概要 本授業では、生涯スポーツの中で老若男女を問わず、誰でも平等に楽しむことができるグループエクササイズフィットネスを通して、今後のスポーツ活動や健康管理のために、自らプログラム(活動計画)を設定して実践するための基礎的な知識を修得する。
また,大勢の人が一緒に運動することで高揚感や達成感が得られる心理的特性を活かしつつ、「エアロビックエクササイズ」による心肺系持久力、「レジスタンスエクササイズ」による筋力・筋持久力、「ストレッチングエクササイズ」による柔軟性に加えて、自身の健康行動に関する知識といった理論(科学知)と実践的方法(身体知)を修得する。これによって,健康の保持・増進に寄与する生涯スポーツへの動機づけを高める。
スポーツメンタルトレーニング指導士としての経験をもとに、運動学習の観点からエクササイズに関する指導・実践を行なっていく。
授業のねらい・到達目標 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1,5,6,7に対応する。
・経験や学修からえられた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる(A1-1)
・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる(A5-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる(A6-1)
・集団の活動において、より良い成果を上げるために、お互いを尊重することができる(A7-1)
授業の方法 授業の形式:【実技(一部演習および講義)】
授業進行については、主に対面による実技授業を進めていき、数回は映像やスライド資料を用いた演習および講義授業を実施していく。
授業に関するアナウンスや資料提示に関しては、教育用プラットフォームであるBlack Boardを使用する。

【実技(対面授業)の流れについて】
①授業日に指定された施設(文理学部内)に集合する。
②授業開始時に出席確認を実施する。
③授業内は原則として、運動を伴う実技形式で進めていくが、トレーニング理論や方法の理解を深めるために,power point資料や映像資料を用いた演習や、グループワークによる学修も適宜行う。
④授業終了時に提出課題の確認や次回授業のアナウンス等を実施する。
⑤授業終了後には、授業内容の振り返りを含めた小レポートを提出してもらう。
※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法(zoomによる授業参加・レポート課題等)で授業を受講すること。
なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。

【演習および講義授業の流れについて】
①授業日前日までに提示される、映像資料およびスライド資料を視聴・確認する。
②受講者は資料閲覧後、指定された課題レポートを提出締切日(次回授業日まで)に入力して提出する。
※課題の提出方法および課題等のフィードバックについては、Black Boardを用いて行う。
授業計画
1 ガイダンスおよびグループエクササイズフィットネスの基礎理論(A1-1)(対面授業)
【事前学習】グループエクササイズフィットネスの種類、方法、効果、沿革を調べ、ノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】本授業で学んだ、健康・体力づくりを促進する運動の条件と種類について、簡潔に小レポートに記述すること (1時間)
2 体力測定による運動レディネスチェック(A1-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】どのような体力測定項目があるか調べておくこと (1時間)
【事後学習】本授業にて行った測定や結果と自身の運動習慣との関連について考察し、小レポートにまとめること (1時間)
3 形態測定(BMI測定)による身体的レディネスチェック(A1-1)(A6-1)(A7-1)(遠隔授業)
【事前学習】健康指標のひとつであるBMIについて調べておくこと (1時間)
【事後学習】自身のBMI値を踏まえて、今後の生活で意識すべき点を小レポートにまとめること (1時間)
4 ストレッチングエクササイズ①:様々なセルフストレッチング方法について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】筋肉や関節の柔軟性や可動域について調べ、ノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】本学習で学ぶ関節弛緩性テストの結果に基づき、自身の柔軟性の課題について、小レポートにまとめること (1時間)
5 ストレッチングエクササイズ②:ヨガにおける呼吸と姿勢について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】様々なヨガの種類について調べ、それぞれの特徴や効用について、ノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】本学習で学んだヨガの基本的な呼吸や姿勢を、振り返りをかねて実践すること (1時間)
6 ストレッチングエクササイズ③:ヨガによる様々なポーズについて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】各部位別のヨガのポーズについて調べ、ノートにまとめること (1時間)
【事後学習】柔軟性の衰えによる健康障害を例示できるよう調べ、小レポートにまとめること (1時間)
7 レジスタンスエクササイズ①:自重負荷によるエクササイズ方法(アイソメトリックトレーニング)について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】筋骨格系(筋や腱,骨,関節など)の構造と機能について調べ、簡潔にノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】筋骨格系機能向上のメカニズムについて、小レポートにまとめること (1時間)
8 レジスタンスエクササイズ②:自重負荷によるエクササイズ方法(スロートレーニング)について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】自重負荷によるエクササイズの種類について調べ、簡潔にノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】レジスタンスエクササイズにおける適切な負荷を考え、自らの筋力に合わせたトレーニングメニューを作成し、小レポートにまとめること (1時間)
9 レジスタンスエクササイズ③:有酸素運動と無酸素運動を合わせたサーキットトレーニングについて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】有酸素運動と無酸素運動の違いについて調べ、ノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】日常における筋力・筋持久力の必要性について考え、小レポートにまとめること (1時間)
10 健康に関するグループワークの実践:自身の健康について考える(A1-1)(A6-1)(A7-1)(遠隔授業)
【事前学習】自身の日常生活における運動習慣や健康習慣はどういったものがあるかを考えてノートにまとめておくことおくこと (1時間)
【事後学習】他者の意見を聞いた上で、自身の健康習慣の意識変化について小レポートにまとめておくこと (1時間)
11 エアロビックエクササイズ①:ローインパクトによる基礎的なエクササイズ動作を用いて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】人間の心肺機能の構造と心肺系持久力について調べ、ノートに簡潔にまとめておくこと (1時間)
【事後学習】心肺機能向上のメカニズムについて、小レポートにまとめること (1時間)
12 エアロビックエクササイズ②:様々な動作を組み合わせたコンビネーション動作を用いて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】エアロビックエクササイズにおける基本的な上肢運動と下肢運動について、簡潔にノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】本授業で学んだ、エクササイズにおける適切な運動強度について、小レポートにまとめること (1時間)
13 エアロビックエクササイズ③:上肢の動きを中心としたボクササイズを用いて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(対面授業)
【事前学習】ボクササイズの動作や意識するべきポイントについて、簡潔にノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】日常における有酸素性運動を例示し、自らがどのような運動に取り組めるかを考察し、小レポートにまとめること (1時間)
14 睡眠の基本的知識とその理論について(A1-1)(A6-1)(A7-1)(遠隔授業)
【事前学習】健康に過ごすための睡眠習慣にはどういったものがあるかを調べ、ノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】本授業を踏まえて、自身の睡眠習慣の改善点について考え、小レポートにまとめること (1時間)
15 まとめ:本授業の振り返りとこれからの運動実践に向けて(A1-1)(対面授業)
【事前学習】これまで実践してきたエクササイズを振り返り、自身の運動や健康における課題をノートにまとめておくこと (1時間)
【事後学習】日常生活に本授業で学んだ種々のエクササイズを取り入れる必要性を考察し、小レポートにまとめること (1時間)
その他
教科書 なし
参考書 日本フィットネス協会 『新・エアロビックダンスエクササイズの実技指導 指導理論のA to Z(改訂版)』 平河工業社 2006年
成績評価の方法及び基準 レポート:求めるテーマと内容に関する充実度と、提出状況と合わせて評価する。(30%)、授業参画度:毎回の授業参加,授業内の測定や授業内容に係る提出物,毎回の小レポート等で評価する。(70%)
小レポートについては、授業の実施内容に関する記述・授業を実施しての感想・次週の目標に関する記述・アンケートへの回答とする。
レポート課題については、自身のスポーツに対する関心を高めるため、「運動・スポーツに関する自身の関心テーマ」に関するレポート課題を提示する。

※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法(zoomによる授業参加・レポート課題等)で授業を受講し、課題等の提出によって評価する。なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
オフィスアワー 対面授業時は、授業終了後に授業実施場所にて対応する。
遠隔等の場合は、メールやBlack Boardを適宜用いて対応する。
備考 ・実技授業を行う際には,運動に適した服装を着用すること。(忘れた場合には、原則授業参加を認めない)
・また,実施環境や受講人数の状況によって、順番の変更やシラバス内容と異なる内容を実施することがあるので留意すること。
・不明な点,相談したい点があれば授業内およびオフィスアワーを利用して気軽に聞いてください.

【対面授業を実施するに当たっての心得】
 1:体調管理に努め、自身の不調や同居家族の不調があった場合は出席を見合わせること。
 2:授業に参加する際は大きな声で騒がず、大人数で密にならないように集合し、授業後は速やかに大学構内から帰宅すること。
 3:授業中だけでなく、授業前後にもマスクを着用し、学内への入構の際には手洗い消毒を行うこと。
※対面授業の実施回については、新型コロナウィルスの感染状況を踏まえて決定するので、Black boardをチェックしておくこと。

このページのトップ