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令和2年度以降入学者 | 英語12 (12組) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 英語12 | ||||
教員名 | 飯田啓治朗 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業。 * 初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。 Blackboard ID【20223333】英語12(12組)(飯田啓治朗・後・月1) *(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 |
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授業概要 | Shakespeareの英語 |
授業のねらい・到達目標 | この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2, DP4, DP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 「英語12」では、Shakespeareの英語を読みます。英文学科の学生なら少なくとも一度はShakespeareを原文で読むことが必要です。というのも、Shakespeareの英語は、英語圏の人々によってきわめて頻繁に引用されているからです。このことは、Shakespeareが日常の一部になっていることの現れです。文化を担う言語としての一端を、Shakespeareを通して垣間見ることがこの授業のねらいとなります。 とりわけ、Shakespeareの英語の発音、文法、語彙について習得し、自立的にShakespeare作品を読み、具体的に述べることができることを目標とします。 |
授業の方法 | 授業の形式:演習。 テキストにつけられた注釈を参考にしながら、作品を丹念に読むことが求められます。これらの英語が持つ言語的な意味、作品が書かれた16世紀、17世紀当時の社会状況、受容のされ方についても十分念頭に置く必要があります。それらを背景に、現代での受容のされ方と比較しながら、英語という言語に潜在している英語圏文化を理解していきます。すなわち、Shakespeareを読むことは、英語の歴史を振り返ることにとどまらず、文学、文法、音声学、文化など、英文学科で学ぶほとんどの領域と関連を持ちながら、英語を読むことを意味します。 このクラスのテキストのMacbethは、Shakespeareの後期の作品で、なおかつ四大悲劇の一つであるため、昨年度のイギリス文学史1・2で学んだように、A Midsummer Night’s Dream等の喜劇作品と比べて、台詞の(初期近代)英語が難解かもしれない。第1回授業から毎回欠かさず、じゅうぶんな時間をかけて事前学習(予習)に取り組んで授業を聞き、事後学習を行うことで、難解さは少しずつ解消されるはず。 主人公MacbethおよびMacbeth夫人が登場する場面を中心に、作品の重要な場面を読み進める。 受講学生全員の事前学習の口頭発表をもとに授業を進めます。そのため、授業計画の各回に示した学習範囲は予定通り進まないことや変更を生じる場合がある。 座席を指定する。 遠隔での参加を認める要件: 日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生で事前に学部(学科)から許可された者。または事前に授業担当教員に許可された者。 新型コロナウイルス感染に関わる事由(証明できるものを提出)により対面授業に参加できない学生は、Blackboardのメールで課題を提出する。必ずBlackboardのメールで連絡をし、指示に従うこと。 |
履修条件 | ①英文学科の3年生 ②前期の同一教員による同一時限の「英語11」と対にして履修すること。 この授業は、感染症対策を取りつつ対面で行うため、割り当てられた教室により、クラス指定以外の学生の履修が難しい場合があります。後期のみ再履修の学生は、必ず4月の第1回授業日よりも前までに、Blackboardのこの授業のメールにより、履修の希望を申し出て、許可を得ること。(Blackboardのメール以外から送信されたメールは、迷惑メールとして処理され、担当者には届きませんので、注意してください。) |
授業計画 | |
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1 |
1.7.1-28:Macbeth (A-1-4) 【対面】
【事前学習】 1.7.1-28の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第1回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
2 |
1.7.29-59:Lady Macbeth (A-1-4) 【対面】
【事前学習】1.7.29-59の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第2回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
3 |
1.7.59-82:Lady Macbeth (A-1-4) 【対面】
【事前学習】 1.7.59-82の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第3回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
4 |
2.1.1-26:Banquo (A-1-4) 【対面】
【事前学習】 2.1.1-26の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第4回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
5 |
2.1.26-61:Banquo (A-1-4) 【対面】
【事前学習】2.1.26-61の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第5回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
6 |
2.1.62-64, 2.2.1-29:Macbeth, Lady Macbeth (A-1-4) 【対面】
【事前学習】 2.1.62-64, 2.2.1-29の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第6回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
7 |
2.2.30-62:Macbeth (A-3-4) 【対面】
【事前学習】2.2.30-62の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第7回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
8 |
2.2.63-73, 2.3.1-19:Lady Macbeth, Porter (A-3-4) 【対面】
【事前学習】 2.2.63-73, 2.3.1-19の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第8回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
9 |
2.3.20-58:Macduff (A-3-4) 【対面】
【事前学習】 2.3.20-58の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第9回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
10 |
2.3.59-91:Macduff (A-3-4) 【対面】
【事前学習】 2.3.59-91の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第10回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
11 |
2.3.92-120:Donalbain (A-3-4) 【対面】
【事前学習】2.3.92-120の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第11回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。(1時間程度) (1時間程度) |
12 |
2.3.121-41, 2.4.1-19:Banquo (A-3-4) 【対面】
【事前学習】2.3.121-41, 2.4.1-19の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第12回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
13 |
3.2.1-35:Lady Macbeth, (A-3-4) 【対面】
【事前学習】 3.2.1-35の予習発表をノートに行い、口頭発表に備える。 (2時間以上) 【事後学習】第13回授業で学んだことをノートに整理し、期末試験に備えた復習をする。 (1時間程度) |
14 |
授業内テスト(期末試験) (A-3-2)【対面】
【事前学習】 第13回までの各回終了ごとに行ってきた事後学習を再度行い、語彙や文法等の理解を確実なものとしておく。 (10時間以上) 【事後学習】事前・事後学習ノートを見直し、解答できなかった語彙や文法等を調べ直す。 (1時間程度) |
15 |
後期授業のまとめ、4年次への課題 (A-3-4) 【対面】
【事前学習】図書館等を利用し、TVドラマ化された映像資料全体を英語で視聴する。 (2時間以上) 【事後学習】イギリスおよび日本の舞台上演の映像資料を鑑賞する。 (2時間程度) |
その他 | |
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教科書 | 今西雅章編註 『マクベス』 (大修館シェイクスピア双書)大修館書店 |
参考書 | 松田徳一郎編集代表 『リーダーズ英和辞典』 第2版(または第3版) 研究社 1999年(2012年) 松田徳一郎監修 『リーダーズ・プラス』 研究社 1994年 大塚高信 『シェイクスピアの文法』 研究社 1976年 予習発表は、上記参考書のうち最低限『リーダーズ英和辞典』を用いて調べてあること。紙冊子体や電子辞書、古書等でもアクセスできない場合は、学部図書館や公共図書館を利用すること。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度:教科書の携帯、事前・事後学習ノートの携帯、事前・事後学習のノート発表、事前学習の口頭発表(50%) 事前・事後学習ノートは、予告なしに点検したり、提出を求めたりすることがある。毎回、事前・事後学習をノートに行い(発表し)、授業に携帯すること。 授業開始時刻から20分経過しての入室は遅刻として、30分以上経過しての入室は欠席と同等に扱う。授業回数の3分の2以上の欠席は成績評価の対象外となる。 対面授業に参加できない場合の条件を満たし遠隔で参加した場合、課題の提出によって評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了後に教室で対応する。(新型コロナウイルス感染に関わる事由(証明できるものを提出)により対面授業に参加できない学生はBlackboardのメール。) |
備考 | 新学期開始までの諸状況の変化により、授業の形態等シラバスの内容に変更が生じる場合があります。変更がある場合にはBlackboardの連絡事項で伝達します。 この授業の担当教員は昨年度も『英米文学演習1・2』等で、前期・後期ともに対面で実施しました。感染状況が悪化しない限り、昨年度の教室・授業における感染症対策の経験を活かして、対面で授業を実施します。特に、教室内の換気を徹底するため、羽織りを用意する等、調節のしやすい服装で出席してください。また、教室の出入りの際に手指消毒をする、教室内では会話(私語)を控える等、社会で求められている感染防止のマナーを徹底してください。 |