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総合研究1~8(文理的思考のすすめ~知の探究ゼミ~)

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令和2年度以降入学者 総合研究1~8(文理的思考のすすめ~知の探究ゼミ~)
令和元年度以前入学者 総合研究1~8(文理的思考のすすめ~知の探究ゼミ~)
教員名 市原一裕
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 原則として対面授業(全15回)
Blackboard のコース ID:20223087
2022総合研究1~8(文理的思考のすすめ~知の探究ゼミ~)(市原一裕・後・水4)
授業概要 文理学部が展開する文系・理系の学問を複合した知の世界を体験し,人文学・社会科学・理学の領域横断的な「知の探究」を学ぶための授業を行います。
授業はゼミ形式とし,グループ・ディスカッションとプレゼンテーションを含めたアクティブラーニングを実践します。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい・到達目標>
・文理学部が展開する文系・理系学問を複合した知の世界を体験し,実感を伴って説明できる。
・人文学・社会科学・理学の領域横断的な「知」を学び,様々な視点から議論を行うことができる。
・グループ・ディスカッションや調べ学習に自主的かつ対話的に参加できる。
・プレゼンテー ション技術を学び,積極的に発表できる。

<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。

<日本大学教育憲章との関係>
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。
授業の方法 授業の形式【少人数ゼミ形式】
人文系・社会系・理系の3名の教員が4回ずつ担当し,グループ・ディスカッション,プレゼンテーション,調べ学習を組み合わせてゼミ形式の授業を行います。
各回の授業形態については、それぞれの内容を確認してください。(なお状況によっては変更もあるので注意してください。)
対面参加が困難な学生については,教員の許可を受けて,授業の録画を視聴などの配慮ができるよう対応します。
授業計画
1 ガイダンス:
これから何を学ぶかをディスカッションしながら、グループ分けを行います。(担当:市原一裕)
【事前学習】シラバスを事前に読み,この講義で何を学びたいかを考えてくること。 (3時間)
【事後学習】説明内容と議論した内容をまとめ,今後の学びに備えて整理しておくこと。  (1時間)
2 ドイツ文学「グリム童話の特徴と考察」/教育学「学校ってなんだろう?」第1回
内容:
ドイツ文学:「ヘンゼルとグレーテル」を題材として童話の特徴や考察方法を学ぶ。担当:横山淳子(ドイツ文学科)
教育学:「学校」を取り上げて、①自身が経験した学校教育、②ドラマやマンガなどで描かれている学校教育、③先進的な学校教育というテーマで議論を行います。担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」のあらすじを読んでおく。/ドラマやマンガなどで描かれている学校についてウェブなどを使って検索しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業を受けて興味を持ったことについて、自分でも調べる。/今回行った議論をまとめ、他者の考えとの差異を整理しておくこと。 (2時間)
3 ドイツ音楽「ベートーヴェンの生涯と作品」/教育学「教師ってなんだろう?」第2回
内容:
ドイツ文学:ベートーヴェンの生涯や作品の特徴について学ぶ。担当:横山淳子(ドイツ文学科)
教育学:「教師」を取り上げて、①自身が出会った教師、②ドラマやマンガなどで描かれている教師、③革新的な教師というテーマで議論を行います。担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】ベートーヴェンの作品をいくつか聞いておく。/ドラマやマンガなどで描かれている教師についてウェブなどを使って検索しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業を受けて興味を持ったことについて、自分でも調べる。/今回行った議論をまとめ、他者の考えとの差異を整理しておくこと。 (2時間)
4 ドイツ文学「グリム童話の解釈」/教育学「学校以外の教育機会を考えてみよう!」第3回
内容:
ドイツ文学:第2回授業で行った考察を深め、様々な解釈の可能性を探る。(発表形式)担当:横山淳子(ドイツ文学科)
教育学:「学習塾・予備校」「フリースクール」「オンライン授業」を取り上げて、「教育機会」をテーマに議論を行います。担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】童話の解釈をまとめ、発表できるように準備する。/「学習塾・予備校」「フリースクール」「オンライン授業」についウェブなどを使って検索しておくこと。 (2時間)
【事後学習】発表や意見交換を通じて新たに考えた事をノートなどにまとめる。/今回行った議論をまとめ、他者の考えとの差異を整理しておくこと。 (2時間)
5 ドイツ音楽「ベートーヴェンの作品の解釈」/教育学「学校を作ってみよう!」第4回
内容:
ドイツ文学:第3回授業で学んだことを土台として、ベートーヴェンの作品に込められたメッセージを読み解く。(発表形式)担当:横山淳子(ドイツ文学科)
教育学:第1回から第3回で行った議論をもとに各自が提案する「よい学校」をグループ内で発表・質疑応答をして実現可能性を検証します。
担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】ベートーヴェンの作品を一つ選んで考察し、発表できるように準備する。/第1回から第3回での内容をもとに考えた「よい学校」を考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】発表や意見交換を通じて新たに考えた事をノートなどにまとめる。/今回行った議論をまとめ、実現可能性を高める案をまとめておくこと。 (2時間)
6 文理的思考のすすめ(1)
内容:まずそれぞれが所属する学科で自分が受講した(している)専門科目の授業を振り返り、自分なりにまとめる。それを、少人数のグループに分かれて、お互いに紹介しあう。質問などを通して、それらの授業の特徴などを理解し、共有する。(担当:市原一裕)
【事前学習】自分の所属する学科の専門科目について振り返り、特に興味を持った授業についてまとめておく。 (2時間)
【事後学習】グループ内で議論したことをノートにまとめておく。 (2時間)
7 文理的思考のすすめ(2)
内容:前回とは異なるグループを作り、再びそれぞれが所属する学科で受講した(している)授業を紹介しあう。質問などを通して、それらの授業の特徴などをお互いに理解し共有する。その後、全体で共有するために発表をする。(担当:市原一裕)
【事前学習】前回の議論をもとに、改めて自分が受講した授業について振り返り、まとめておく。 (2時間)
【事後学習】発表された内容をまとめておく。 (2時間)
8 文理的思考のすすめ(3)
内容:これまでの議論や前回の発表をもとに、学科間を超えた「自分達が受けたい授業」について考える。それについて、また改めてグループを作り、自分の考えたことを紹介し、質問をしあうなどして理解を深める。(担当:市原一裕)
【事前学習】前回までで得た情報を整理し、その上で「自分の受けたい授業」を考えてみる。 (2時間)
【事後学習】今日、議論した内容を踏まえて、みんなに提案したい授業内容について、自分でまとめておく。 (2時間)
9 文理的思考のすすめ(4)
内容:それぞれが考えた(学科間を超えた)「自分達が受けたい授業」について発表する。それについて、質問をしあうなどして理解を深める。(担当:市原一裕)
【事前学習】自分の考えた授業について発表するための準備(スライド作成など)をする。 (2時間)
【事後学習】質疑応答の内容などを整理してまとめておく。 (2時間)
10 数学「カプセルトイ:何回で全種類制覇?」/教育学「学校ってなんだろう?」第1回
内容:
数学:カプセルトイを全種類集め終わるまでに何回かかるのか?という問いについて、簡単な予備実験を行いつつ問題設定について議論します。担当:井手勇介(数学科)
教育学:「学校」を取り上げて、①自身が経験した学校教育、②ドラマやマンガなどで描かれている学校教育、③先進的な学校教育というテーマで議論を行います。担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】カプセルトイについてウェブ検索しておくこと。/ドラマやマンガなどで描かれている学校についてウェブなどを使って検索しておくこと。 (1時間)
【事後学習】今回行った内容を整理しておくこと。/今回行った議論をまとめ、他者の考えとの差異を整理しておくこと。 (3時間)
11 数学「カプセルトイ:何回で全種類制覇?」/教育学「教師ってなんだろう?」第2回
内容:
数学:第1回で議論した問題設定に従って具体的な検討を行うために必要と考えられる、確率の道具を学びます。担当:井手勇介(数学科)
教育学:「教師」を取り上げて、①自身が出会った教師、②ドラマやマンガなどで描かれている教師、③革新的な教師というテーマで議論を行います。担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】今までに習った確率についての学習内容を復習しておくこと。/ドラマやマンガなどで描かれている教師についてウェブなどを使って検索しておくこと。 (1時間)
【事後学習】今回行った内容を整理しておくこと。/今回行った議論をまとめ、他者の考えとの差異を整理しておくこと。 (3時間)
12 数学「カプセルトイ:何回で全種類制覇?」/教育学「学校以外の教育機会を考えてみよう!」第3回
内容:
数学:第1回で議論した問題設定に従って、第2回で学んだ道具も使いながら、具体的に理論的な検討を進めます。担当:井手勇介(数学科)
教育学:「学習塾・予備校」「フリースクール」「オンライン授業」を取り上げて、「教育機会」をテーマに議論を行います。担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】第2回で学んだ道具をどのように使えば良いか考えておくこと。/「学習塾・予備校」「フリースクール」「オンライン授業」についウェブなどを使って検索しておくこと。 (1時間)
【事後学習】今回行った内容を整理しておくこと。/今回行った議論をまとめ、他者の考えとの差異を整理しておくこと。 (3時間)
13 数学「カプセルトイ:何回で全種類制覇?」/教育学「学校を作ってみよう!」第4回
内容:
数学:第3回で行った理論的な検討結果を使って、実際の現象をどの程度説明できるのかを検証します。担当:井手勇介(数学科)
教育学:第1回から第3回で行った議論をもとに各自が提案する「よい学校」をグループ内で発表・質疑応答をして実現可能性を検証します。担当:佐久間邦友(教育学科)
【事前学習】第3回での検討結果をどのように使えば良いか考えておくこと。/第1回から第3回での内容をもとに考えた「よい学校」を考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】全体で行った内容をまとめて、自分なりの見解をまとめておくこと。/今回行った議論をまとめ、実現可能性を高める案をまとめておくこと。 (3時間)
14 「自ら学ぶということ」:
第2回から第13回までの内容をふまえて,新たな学びに発展させます。
これまでの学修をもとに,テーマを設定して調べ学習をおこない,自らの学びを深めます。
(担当:市原一裕)
【事前学習】第1回から第13回の授業の内容を振り返り,自分が学んだことをまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】次回のプレゼンテーションに向けて,自らの学びのまとめや調べ学習の内容を確認しておくこと。 (2時間)
15 「私たちの「知の探究」」:
これまで学んできたことをまとめ,プレゼンテーション発表会を行います。
(担当:横山淳子,佐久間邦友,井手勇介,市原一裕)
【事前学習】これまでの学修を振り返り,まとめたことを発表する準備をすること。 (2時間)
【事後学習】これまでの学修をまとめ,レポートを作成する。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 日本大学文理学部 編集 『知のスクランブル: 文理的思考の挑戦 (ちくま新書 1239)』 筑摩書房 2017年
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は,授業への参加状況,レポート課題等の提出状況,およびディスカッションやプレゼンテーションでの発表内容等で評価します。
※遠隔参加でも対面参加と同様に評価します。
オフィスアワー 対面授業終了後,および Blackboard もしくはメールにて,随時,質問を受け付ける。
備考 「総合研究1~8」を最初に履修登録するときは「総合研究1」で登録し、2回目は「総合研究2」に登録します。

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