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令和2年度以降入学者 | 現代社会を支える科学技術 | ||||
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教員名 | 十代健 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(一部Zoomによるライブ中継あり) Blackboard ID: 20220125 |
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授業概要 | 現代社会は高度な科学技術に基づき便利な世の中が形成されているが、その科学技術を理解するためには、高度な数学・物理学・化学の知識が必要になる。しかし、大部分の社会人が十分な科学リテラシーを身につけておらず、高校までの数学・物理・化学といった学問体系は不十分と言わざるを得ない。本講義では、全く異なるアプローチで高度社会を生き抜く科学リテラシーを身につけることを目指し、具体的には携帯電話機などの便利な機能に着目し、その根底にある原理を解説していく。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 学生にとって非常に身近なアイテムであるスマートフォンを取り上げ、その中に含まれる科学技術の要素を一つ一つ理解し、説明することができる。 【到達目標】 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) 新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) この科目は文理学部のDP3,4,5及びCP3,4,5に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 高度な数学の知識を必要とせず、前提知識が必要な原理については、前提知識の講義の回と、その原理を応用した機能の回と、複数回に分けて丁寧に説明する。 基本的には、講義に出席し講義の最後にBlackboardもしくはGoogleFormでリアクションペーパーに回答する。Zoomにより遠隔で受講した場合は、講義をまとめたノート(A4、1枚)をBlackboardで提出することを追加で求める。リアクションペーパーは、講義に出席すれば答えられる一般的な常識で回答できるようにする。 Zoomでの遠隔受講の条件:文理学部で一般的に認められている理由、および、講義当日の3限4限に対面での授業が入っていない場合はオンラインでの出席を認める。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション(携帯電話が科学技術の宝庫であることを知る)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】スマートフォンについて考えを巡らせる (2時間) 【事後学習】スマートフォンについて考えを巡らせる (2時間) |
2 |
電波とは(共鳴現象)(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】電波の強弱を確認しながら街を歩く (2時間) 【事後学習】電波の強弱を確認しながら街を歩く (2時間) |
3 |
交通系ICカードと電磁誘導(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】電車やバスの改札が開くまでの時間を肌で感じる (2時間) 【事後学習】電車やバスの改札が開くまでの工程を想像する (2時間) |
4 |
原子と周期表(A-5-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】スーパーマーケットなどで元素記号の記載を探す (2時間) 【事後学習】見つけた元素記号の元素名と役割を調べる (2時間) |
5 |
Liイオン電池(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】携帯電話のバッテリーの減り方をチェックする (2時間) 【事後学習】携帯電話のバッテリーが持つ方法を実践してみる (2時間) |
6 |
フーリエ変換と音声認識(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】OK.GoogleもしくはHey,Siriを使ってみる (2時間) 【事後学習】OK.GoogleもしくはHey,Siriを使ってみる (2時間) |
7 |
相対性理論(A-5-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】柔軟な頭脳の状態に調整し講義に臨む (2時間) 【事後学習】哲学的な考えにふける (2時間) |
8 |
全地球測位システムGPS(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】GPSの精度を気にしながら街を歩く (2時間) 【事後学習】GPSの誤差が大きそうな場所を探す (2時間) |
9 |
暗号技術と素因数分解(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】素因数分解とは何だったか思い出してみる (2時間) 【事後学習】ウェブページ閲覧中にHTTPS通信かどうかチェックする (2時間) |
10 |
量子力学(A-5-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】柔軟な頭脳の状態に調整し講義に臨む (2時間) 【事後学習】哲学的な考えにふける (2時間) |
11 |
LSIと光リソグラフィー(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】スマートフォンの動作が遅い場合はどんなときか見つけておく (2時間) 【事後学習】スマホの買い替えときに向けてCPUの型番を調べる (2時間) |
12 |
青色LED(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】様々な信号機の青色を凝視する (2時間) 【事後学習】携帯のライトをON・OFFして考える (2時間) |
13 |
原子力問題(A-3-1,A-4-1)【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】原子力で知っていることは何か頭の中を整理する (2時間) 【事後学習】原子力に対する自分の意見を考える (2時間) |
14 |
科学技術に対する質問への回答1【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】科学技術に対して不思議を不思議であると認識する (2時間) 【事後学習】科学的思考を毛嫌いせずに生活する (2時間) |
15 |
科学技術に対する質問への回答2【対面授業(同時双方向あり)】
【事前学習】科学技術に対して不思議を不思議であると認識する (2時間) 【事後学習】科学的思考を毛嫌いせずに生活する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | リアクションペーパーやクイズ(BlackboardまたはGoogleForm)(100%) 毎回のリアクションペーパーで評価します。リアクションペーパーの内容を、別の回の講義で取り上げることもあります。 |
オフィスアワー | Blackboardに質問用の掲示板を作成する予定 |