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令和2年度以降入学者 | 地球環境の変動と生命史 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 地球を考える2 | ||||
教員名 | 田中隼人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業/同時双方向型(オンライン) BlackboardコースID:20223073 |
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授業概要 | 地球の誕生から現在に至る46億年の歴史について、特に各地質時代における生物の出現と絶滅を中心に、地球科学的イベントおよび生物進化の関連について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | (1)授業のねらい 生命の歴史が地球環境の変遷と密接に関わってきたことについて全体像を理解する。 (2)到達目標 ・地球環境の変動と生物の出現・絶滅の関連性について説明できる。 ・地球に生命が存在し、進化し続けてきたという生命史観を身につける。 (令和元年度以前の入学者) この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 (令和2年度以降の入学者) この科目は文理学部(理学)のディプロマポリシー DP3,4,5 及びカリキュラムポリシー CP3,4,5 に対応している。 日本大学教育憲章との関係: ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる(A-5-1)。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 最新の研究を紹介するだけでなく、実際の調査映像や標本写真を活用した授業を行う。 到達度を確認するために、第1回から第13回は授業の最後に小テストを行う。 また、それぞれ翌週に解説・全体講評を行う。 第14回は葛西臨海水族園の水槽・生物を教材として活用した授業をオンライン演習形式で実施する。 第15回はこれまでの講義に関する授業内試験と解説を行う。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 本授業の概要とねらい、評価の方法等について理解する。【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1)
【事前学習】シラバスをよく確認し、授業全体の流れを理解しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
2 |
地球の構造とプレートテクトニクス【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 生命史の変遷に関係する地球科学的知識について学ぶ。 【事前学習】身近な建物の石材について観察しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
3 |
地層と化石【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 過去に生物が生きていた証拠である化石と、それを保存している地層について学ぶ。 【事前学習】日本で見つかる化石について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
4 |
初期地球と生命の誕生【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 初期の地球環境や、化学進化による生命の誕生について学ぶ。 【事前学習】生命に必須の元素が何か調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
5 |
先カンブリア時代【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 大酸化イベントやスノーボールアースなど生物の出現と絶滅を引き起こした大きなイベントについて学ぶ。 【事前学習】現在の地球の大気中酸素濃度について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
6 |
古生代1 進化の大爆発【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 眼に見える大きさの生物の出現・繁栄について学ぶ。 【事前学習】節足動物の体の特徴を3つ調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
7 |
古生代2 【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 海で暮らしていた生物が陸へ上がったことと、古生代後期の地球環境について学ぶ。 【事前学習】人間と魚の体の違いを3つ調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
8 |
古生代3 【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 現代型生物の多様化と顕生代最大の絶滅について学ぶ。 【事前学習】最近起こった火山の噴火について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
9 |
中生代1【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 恐竜をはじめとする中生代に繁栄した生物の特徴と当時の地球環境について学ぶ。 【事前学習】中生代に繁栄した生物について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
10 |
中生代2 【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 中生代に出現した動物と植物について学ぶ。 【事前学習】被子植物の繁殖方法について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
11 |
新生代1【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 新生代の地球環境と鳥類の適応放散について学ぶ。 【事前学習】新生代になって現れた鳥類を3つ調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
12 |
新生代2【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 哺乳類の特徴と新生代における繁栄について学ぶ。 【事前学習】新生代になって現れた哺乳類を3つ調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
13 |
五大絶滅事件とSixth extinction【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 顕生代に起こった大量絶滅と、現在起こっているかもしれない6回目の大量絶滅について学ぶ。 【事前学習】2000年以降に絶滅した生物について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (2時間) |
14 |
魚類を中心とした脊椎動物の進化【同時双方向型(オンライン)】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1) 葛西臨海水族園の水槽・展示生物をオンラインで観察し、脊椎動物の進化についての理解を深める。 【事前学習】配布資料を読み、内容を理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】これまでの授業について、自分が理解できなかった事柄を整理し復習すること。 (2時間) |
15 |
これまでの授業の理解度の確認と解説【オンデマンド型】(A-3-1), (A-4-1), (A-5-1)
【事前学習】これまでの授業内容を復習しておくこと。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習すること。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 田近英一 『46億年の地球史: 生命の進化、そして未来の地球』 三笠書房 2019年 池谷仙之・北里洋 『地球生物学―地球と生命の進化』 東京大学出版会 2004年 沢田健・綿貫豊・西弘嗣・栃内新・馬渡峻輔 『地球と生命の進化学―新・自然史科学〈1〉』 北海道大学図書刊行会 2008年 エドウィン・H. コルバート 『脊椎動物の進化』 築地書館 2004年 第5版 これらの参考書は授業で使用するものではなく、必携ではありません。 興味がある人は手に取ってみるとよいと思います。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:到達度を確認するために、第1回から第13回は授業の最後に小テストを行う(70%)。 第15回はこれまでの講義に関する授業内試験(30%)を行う。(100%) |
オフィスアワー | Blackboardやメールにて対応する。 |