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令和2年度以降入学者 | 演劇論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 演劇論 | ||||
教員名 | 阿部由香子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard コースID:20220093 |
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授業概要 | 演劇とはいかなる芸術であるか、その定義や特質を確認しつつ、歴史や社会との関わりにも目をむけながら共に考えていく。後半では具体的な作品に即して演劇について考えていくこととなるが、その事例は日本の演劇を中心に取り上げていく。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい〉 日本の劇場では常に様々なスタイルの演劇が上演され続けている。本授業ではそのような多様な演劇の姿を知るところから始まり、演劇とは何かを考えるための知識と作品を鑑賞するための知識を身につけることを目指す。 〈到達目標〉 ・演劇の特徴をいくつかの観点から説明することができる。 ・劇場、俳優、観客がどのように演劇を成り立たせているか説明することができる。 ・広い視野をもって舞台作品を鑑賞することができるようになる。 ・演劇と社会との関係、演劇と歴史との関わりについて考えられるようになる。 〈日本大学教育憲章との関係〉 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる(A-8-1)。 〈ディプロマポリシーとの関係〉 この科目は、文理学部のディプロマポリシーDP1、3、8及びカリキュラムポリシーCP1,3、8に対応している。 また、この科目は旧カリキュラム(令和元年度以前入学者対象)においては、文理学部のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ・金曜12:00までに各回のPDF授業資料をBlackboardにアップするので、それをダウンロードして出席してください。 同じ内容のプリントした紙資料も教室で用意します。 ・授業時に小課題を出す場合には、Blackboardを利用して提出してもらいます。それらの締め切りは翌週月曜日の正午です。 フィードバックはBlackboardを利用して進めます。 ・【対面参加が困難な受講生】 ①入国できない外国人留学生、通学困難であることを学科に申請している方はあらかじめ申し出てください。 ②体調不良者、教育実習、公式行事への出席、忌引きなど、よんどころない事情で出席ができない場合は、理由と学生証番号、氏名を授業当日金曜日11:00までに担当教員へ連絡してください。(連絡方法は後日伝えます) →①②の方は、Blackboardにアップしたオンデマンド授業の内容を翌週月曜日正午までに視聴し、小テスト、小課題などを実施してください。 |
履修条件 | 人数の制限をもうけ履修抽選を実施する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス【対面】(A-8-1) ・本授業の概要と進め方、これまで観たことがある演劇についてのアンケート 【事前学習】シラバスを確認し、自分がこれまで劇場で観たことがある演劇について思い出しておく (1時間) 【事後学習】演劇に関して疑問に思うことを列挙しておく (2時間) |
2 |
演劇の定義と特徴【対面】(A-1-1) ・今、目の前に立ち現れるということ ・演劇の四要素とは 【事前学習】演劇の特徴はどのような点か考えておく (2時間) 【事後学習】授業の内容を復習する (2時間) |
3 |
劇場について【対面】(A-1-1) ・日本の様々な劇場 ・舞台の構造と役割 【事前学習】知っている劇場がいくつあるか考えておく (2時間) 【事後学習】授業の内容を復習する (2時間) |
4 |
演劇の様式性【対面】(A-1-1) ・古典芸能と現代 ・翻訳劇の実現と〈反〉ドラマ 【事前学習】日本の演劇にどのようなジャンルがあるか考えておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
5 |
俳優について【対面】(A-1-1) ・魅力的な俳優とは ・俳優の身体と表現について 【事前学習】魅力的な俳優の条件は何か考えておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
6 |
対決のドラマ(1)【対面】(A-3-1) ・宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘 ・ヒーローとしての宮本武蔵 【事前学習】宮本武蔵がいつ頃のどのような人物か確認しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
7 |
対決のドラマ(2)【対面】(A-3-1) ・現代劇における武蔵像 ・井上ひさし『ムサシ』、前田司郎『宮本武蔵』 【事前学習】近年の宮本武蔵作品について調べておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
8 |
対決のドラマ(3)【対面】(A-3-1) ・宝塚歌劇における宮本武蔵 【事前学習】宝塚歌劇とは何か確認しておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
9 |
劇作家と戯曲【対面】(A-1-1) ・演劇の設計図 ・戯曲の読み方 【事前学習】劇作家が戯曲を書く時に何を意識しているか考えておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
10 |
葛藤のドラマ(1)【対面】(A-3-1) ・井上ひさし『父と暮せば』(前半) 【事前学習】『父と暮せば』を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
11 |
葛藤のドラマ(2)【対面】(A-3-1) ・井上ひさし『父と暮せば』(後半) 【事前学習】『父と暮せば』を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
12 |
社会と演劇【対面】(A-3-1) ・検閲制度と演劇 ・芸術性と商業性 【事前学習】演劇に対する検閲制度について調べておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
13 |
密室のドラマ(1)【対面】(A-3-1) ・三谷幸喜『笑の大学』(前半) 【事前学習】浅草軽演劇について調べておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
14 |
密室のドラマ(2)【対面】(A-3-1) ・三谷幸喜『笑の大学』(後半) 【事前学習】戦時下の日本演劇について調べておく (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
15 |
まとめ【対面】(A-8-1) ・これまでの内容のまとめ 【事前学習】半期をふりかえって疑問に思ったことをまとめる (3時間) 【事後学習】授業内容をまとめる (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業時に資料を配付します。 |
参考書 | 授業時に随時紹介します |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(50%)、授業内テスト:小テストの総合得点(30%)、授業参画度:授業内容に対する質問、作品についてのコメントなどの提出状況(20%) ・期末レポートの提出は必須とします。また、授業にほとんど出席していない状態で期末レポートを提出することは認めません。 |
オフィスアワー | メールやBlackboardによって質問に対応します。 |