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美術史

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令和2年度以降入学者 美術史
令和元年度以前入学者 美術史
教員名 郭在祐
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業
BlackboardコースID:水曜1限→20220092
授業概要 韓国美術史の流れを日本美術史と比較しながら歴史的・社会的・文化的背景とともに論じる。
隣国である韓国美術史を通じて歴史、美術を理解し、基本的な知識を学びます。各時代の社会的・文化的背景を基に三国時代から朝鮮王朝時代、近代、現代の絵画を中心に代表的な作例を中心に取り上げて説明する。そして、日韓美術を比較しながらその展開を捉えていくことを課題にする。
授業のねらい・到達目標 この科目は文理学部(学士( 文学 )のDP及びCP1,3,8に対応しています。
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的な考察することの重要性を説明できる(A-3-1)
自己の学修経験の振り返りを継続に行うことができる(A-8-1)。
この科目は文理学部のDP及びCP1,3,8に対応している。
授業の方法 授業の形式:【講義】パワーポイントを使用して、講義形式で行います。
各回の講義テ-マを中心にしながら多くの美術作品をスライドを通じて理解を深めることを考える。
予習・復習の課題について、事前に案内する。それに従い授業中の小テストやレポート(毎回)については翌週に提出する。
履修条件 韓国美術や歴史、文化について興味があって学習したい、そして生かしたい気持ちが強い受講生。例え、美術館学芸員・博物館学芸員を目指す受講生。
そして、人数によって履修抽選をする。
(基本的に対面授業に参加できる学生のみ履修可能)
授業計画
1 ガイダンス(各回授業のテ-マや目標及び授業の方法について細かく説明する。)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を認識し、関連知識を深める。 (2時間)
2 どうしてこの授業を受講することになったのか明確に、確実に考えをディスカッションをする。
【事前学習】受講する理由を考える。 (2時間)
【事後学習】整理する。 (2時間)
3 韓国美術の分類-時代別にる美術の変遷-
【事前学習】韓国の歴史や美術史に関する文献を調べ目を通してくること。 (2時間)
【事後学習】学習した内容を整理する。 (2時間)
4 韓国と日本の庭園の比較
【事前学習】日本の庭園について調べる。 (2時間)
【事後学習】学習後の両国の庭園に関する観念の相違を考えてみる。 (2時間)
5 韓国花鳥画について-日本との比較-
【事前学習】日本の花鳥画作品を調べる。 (2時間)
【事後学習】両国の花鳥画を比較し、整理する。 (2時間)
6 宮廷絵師-申潤福(シン ユンボク)-
【事前学習】韓国の風俗画の文献を調べ読んでくる。 (2時間)
【事後学習】当時韓国の社会的な背景を考える。 (2時間)
7 庶民の生活と夢-絵に会う-
【事前学習】民画について事前予習と考えてみる。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の庶民の生活観をそれぞれに考える。 (2時間)
8 朝鮮王朝の絵画と日本
【事前学習】日本室町時代の絵画の文献や図録などを調べる。 (2時間)
【事後学習】両国の関連性を考えてみる。 (2時間)
9 「韓国」との出会い-日本人画家の活動-
【事前学習】近代韓国絵画について調べ予習をする。 (2時間)
【事後学習】当時の韓国地での日本人画家の活動について考える。 (2時間)
10 『古画備考』ら中の「朝鮮書画伝」について
【事前学習】『古画備考』はどんな書籍なのか調べる。 (時2間時間)
【事後学習】何故「朝鮮書画伝」項目があるのかを考える。 (2時間)
11 国籍不明の「文清」という15世紀の画家を考える。
【事前学習】室町時代の絵画の文献や図録を調べ予習をする。 (2時間)
【事後学習】当時の両国の密接な関係を改めて考える。 (2時間)
12 「瀟湘八景図」について
【事前学習】「瀟湘八景」について調べてくる。 (2時間)
【事後学習】理念化された山水画とはを考えてみる。 (2時間)
13 韓国と日本の作品比較-テ-マ別に-
【事前学習】両国の様々なジャンルの作品を調べる。 (2時間)
【事後学習】両国の作品の共通点と相違点を改めて考えてみる。 (2時間)
14 日本と韓国の文化や美術についてディスカッションをする。
【事前学習】復習として疑問、質問などを考えてくる。 (2時間)
【事後学習】内容を各自整理する。 (2時間)
15 総括-全体の韓国の美を考える。(A-1-1)(A-3-1)(A-8-1)
【事前学習】総合的に韓国の美や文化を考える。 (2時間)
【事後学習】日本の美との相違点を考える。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 一回目のガイダンス時に参考文献を配る。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー kwack.j.w@jcom.home.ne.jp

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