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アジアの歴史・社会・文化

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令和2年度以降入学者 アジアの歴史・社会・文化
教員名 神谷丹路
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業
BlackboardコースID:20223043
授業概要 韓国・朝鮮の歴史・社会・文化について、基礎的事項を学修し、朝鮮半島への理解を深める。
授業のねらい・到達目標 地理的にも歴史的にも日本にもっとも近い隣国、韓国・朝鮮の歴史・社会・文化について基礎的事項を学ぶ。韓国・朝鮮は、中国文化の影響を受けつつ、東アジアにおいて、独自の文化、歴史を形成し、それらは長年にわたり、日本に大きな影響を与えてきた。その世界観、精神世界を学び、韓国・朝鮮の人々の歩んできた激動の歴史や、積み上げてきた独特の文化、社会を理解するための、入門講座である。朝鮮半島と日本は、東アジアを構成する主要メンバーであり、東アジアの安定と平和において、大きな役割を担っている。隣国を深く理解し、21世紀のパートナーシップのありかたを模索する。
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。
世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。
この科目は文理学部のDP及びCPの1,2,3に対応しています。
授業の方法 講義形式。パワーポイントなどで学習資料を提示し、資料はBlackboardなどで配布する。学生は、学習した内容に基づいて、指示に従い、課題を提出する。理解度をはかる小テストを行う。小テストの解答は、翌週、提示するので、復習すること。教室で、質問や議論の機会を提供する。対面授業に出席できなかった場合は、配布資料を学習し、1ページのまとめノートを期限までに提出することで代用される。
授業計画
1 〈オリエンテーション〉韓国・朝鮮の呼称の歴史的変遷/韓国・朝鮮人の対日感情の変遷
【事前学習】シラバスの確認。韓国・朝鮮関連のニュースに目を通しておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
2 〈ハングルの歴史〉ハングルの成立とアジア史における意義
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
3 〈古代における日朝交流〉古代における日本と朝鮮半島の交流
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
4 〈韓国・朝鮮の食文化〉食事作法、食習慣、キムチの歴史
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
5 〈豊臣秀吉の朝鮮侵略〉戦争の被害とその影響、朝鮮の倭城
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
6 〈江戸時代の朝鮮通信使〉近世の日朝友好の歴史
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
7 〈儒教の世界〉朝鮮儒教の伝統と文化
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
8 〈東学農民戦争と日清戦争〉日本軍の朝鮮王宮占領、東学農民、日清戦争
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
9 〈日露戦争・「韓国併合」〉日露戦争、抗日義兵闘争、朝鮮の植民地化
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
10 〈三一独立運動〉植民地下最大の民族独立運動、非暴力平和運動
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
11 〈在日コリアン〉南部農民の労働力移入、戦後の在日コリアンの諸問題
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
12 〈世界のコリアン〉中国朝鮮族、旧ソ連の高麗人、在米コリアン(A-2-1)
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
13 〈韓国の外国人労働者受け入れ政策〉「雇用許可制」、多文化家庭
【事前学習】前回の授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を熟読し、要点を整理する。 (2時間)
14 〈フィードバックおよび総括〉第2回目から第13回目までの講義内容について質疑応答(A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)
【事前学習】前回までの授業の疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配布資料を再度読み返し、整理した要点を確認する。 (2時間)
15 〈試験および解説〉復習・解説をとおして授業の理解を深める(A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)
【事前学習】2回~13回の講義内容を確認し総復習する。 (2時間)
【事後学習】理解の不十分であった項目を再確認し、資料を読み直す。 (2時間)
その他
教科書 授業時に資料を配布する。
参考書 神谷丹路 『韓国歴史漫歩』 明石書店 2003年
神谷丹路 『韓国近い昔の旅』 凱風社 2017年
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業内テスト:授業内テストは「まとめの確認テスト」により評価する(30%)、授業参画度:授業参画度は提出されたリアクション・ペーパーなどにより評価する(20%)
対面で参加できなかった学生についても対面参加者と同様の方法(「授業の方法」参照)で評価する。
オフィスアワー 対面授業後、またはBlackboardにより対応します。
備考 韓国・朝鮮に関する報道、話題について、広くアンテナを張り、また日常や身の回りの中にある、韓国・朝鮮関係の疑問点や課題について、意識的な態度で授業に参加してください。

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