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令和2年度以降入学者 | 心理学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 心理学1 | ||||
教員名 | 西本和月 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID:20220072 |
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授業概要 | 心理学は心のしくみや働きを科学的に研究する学問です。研究領域は広範囲にわたりますが、本講義では心理学の基礎理論を概観しながら心と行動のメカニズムを学びます。各トピックスは心のしくみを知るために必要な基礎的な理論と日常で観察できる現象の説明で構成されます。 |
授業のねらい・到達目標 | 身近であるが故に疑問を待たず、なんとなく分かっているような気がしてしまいがちな人の心について、心理学の観点から科学的に理解し説明できるようになることを目標とします。 この科目は文理学部のDP及びCPの3,4,8に対応しています。 既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) 資料や事象を注意深く観察 し、問題点を発見することができる。(A-4-2) 自己を振り返ることができ る。(A-8-1) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 パワーポイントと配布資料(Blackboardを用いて配布)を用いて説明が行われます。 授業の最後に小テストまたは小課題を行います。提出は両方ともBlackboardで行います。小課題のフィードバックは次回の授業において全体に向けて行います。 試験は最終回に行い、授業内容全体の理解度の確認を行います。 対面授業に参加できない場合にはオンデマンドとなります。対面授業終了後、次の授業の前日までに、動画を視聴しBlackboardで配信される小テストや課題を提出をします。 |
履修条件 | 履修希望者が多い場合には抽選となります。この場合学年は考慮されません。 初回授業では授業の進め方や成績評価に関わる試験や提出物の説明が行われます。必ず出席してください。 |
授業計画 | |
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1 |
講義の説明と心理学の説明 (A-3-1 A-4-1) 《対面授業》 【事前学習】心理学とはどのような学問で、どのような分野があるのか調べる (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (2時間) |
2 |
感覚・知覚:現実の世界と自分が見た世界は実は違う 。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】人の知覚について調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (2時間) |
3 |
感情:感情とはいったい何なのか?、必要なものなのか ? (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】感情とは何かその意義は何かを調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (2時間) |
4 |
パーソナリティ:どのように人の性格は形作られるのか。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】自身はどのような性格をしているのか、そしてどうしてその性格になったかを考え書き出す。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに周囲の人や自分の個性について考察する。 (2時間) |
5 |
知能:そもそも知能とは何のことか。頭が良いとはどのような状態か。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】自分がどのような人が知能が高いと考えるのか書き出す。一般的にはどのような人が知能が高いと考えられているのかを調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに目に見えない概念を人はどのように考え測定しようとするのか調べる。 (2時間) |
6 |
発達:人は一生発達し、つねに課題を乗り越えている。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】生涯発達について調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の発達課題や危機について考察する。 (2時間) |
7 |
学習:行動が変わる学習の仕方とは 。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】連合学習について調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。行動を変えるための「ご褒美」と「罰」の効果について自分の考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (2時間) |
8 |
記憶:記憶の種類と記憶に影響を与えるもの。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】記憶について調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。自分自身の覚えていた経験、忘れてしまった経験から記憶の性質について考える。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (2時間) |
9 |
心と身体:神経系、心と身体のつながり 。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】人の神経系、心と関係する体の反応について調べる。自身のストレスを感じたときの体の反応を思い出し書き出す。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (2時間) |
10 |
心の健康[1]:根性論はほどほどにして、心の病気についての知識を得よう。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】精神疾患と呼ばれる状態はどのようなものか調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに周囲の人や自分の心の健康について考えてみる (2時間) |
11 |
心の健康[2]:共感し理解する。心理学の花形?カウンセリングについて知る。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】カウンセリングについて調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における対人関係にカウンセリングの技術をどう応用できるか考えてみる。 (2時間) |
12 |
社会[1]:人はどのように人から影響を受けるのか 。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】集団の中にいると個人の考えや行動がどう変化するのかを調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (2時間) |
13 |
社会[2]:身内をひいきすること、他人に偏見を持つことを正しく知り、コントロールする。 (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】身内をひいきするころ、他者に偏見をもつことについて調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (0時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (0時間) |
14 |
環境:「もうちょっと離れてよ」と思ったときの相手は誰?どれくらい近かった? (A-3-1 A-4-1 A-8-1) 《対面授業》 【事前学習】人と人との距離の意味について調べ、疑問点や自身の意見をまとめる。 (0時間) 【事後学習】資料やノートを見直し理解度を深める。授業の話をもとに日常生活における周囲の人や自分の行動を観察してみる (0時間) |
15 |
理解度の確認:理解度確認のための試験を行い、授業内容全体を振り返る。 《対面授業》 【事前学習】全ての講義資料を見直し学んだ内容を整理する。 (0時間) 【事後学習】理解できていなかったところを書き出し、講義資料を見直して復習する。 (0時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 厳島行雄, 羽生和紀 『ベーシック心理学』 啓明出版 2005年 長谷川寿一, 東條正城, 大島 尚, 丹野義彦, 廣中直行 『はじめて出会う心理学』 有斐閣アルマ 2000年 梅本尭夫, 大山 正 『心理学への招待-こころの科学を知る- (新心理学ライブラリ)』 サイエンス社 1992年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テストは、期末試験と小テストを合わせて評価します。(70%)、授業参画度:授業参画度は小課題、リアクションペーパー等で評価します。(30%) 期末試験が未受験の場合と、小テストや小課題などの提出が10回に満たない場合は成績評価は行われません。 対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生はオンデマンドでの受講を認めます。 (1)オンデマンドでの受講を認める要件:日本に入国できない留学生、医療機関の判断により通学を制限する必要がある学生 (2)対面授業に参加できない場合:対面授業終了後、次の授業の前日までに、動画を視聴しBlackboardで配信される小テストや課題を提出をします。 |
オフィスアワー | 授業の前後、またはメールで質疑応答を行います。 |