検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 哲学 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 哲学1 | ||||
教員名 | 三平正明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 遠隔授業(Blackboardを通じたオンデマンド型) BlackboardID:20220046 |
---|---|
授業概要 | 哲学の長い歴史の中で繰り返し問われてきた、代表的な問題群を取り上げます。今回は主として、物、プロセス、性質、種、虚構などの存在/非存在をめぐる問題です。それらの問題が今までにどのようにして分析され、議論されてきたのかを知ると同時に、自分たちでもあらためて問題について考察していきます。 |
授業のねらい・到達目標 | (1) 物、プロセス、性質、種、虚構などの存在/非存在をめぐる哲学的問題を理解して、それを説明することができる。 (2) 哲学の議論を自ら作ったり、あるいは、作られた議論に対して疑問や意見を提示したりできるようになる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,3及びカリキュラムポリシーCP1,2,3に対応しています。 〇 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) 〇 世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1) 〇 仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) |
授業の方法 | (1) 授業の形式:【講義】 (2) 主に、倉田剛著『現代存在論講義』IとIIを資料として用います。そこでは、ユイさんとミノル君の対話として、存在論的な問題が楽しく論じられています。そして、Blackboardに補足として授業メモを掲載します。授業では、それらを基に、少しずつ分析的な手法を身につけていきます。 (3) 重要事項については、小テストを適宜実施します。実施後、ポイントの解説を行います。 (4) 試験日には、Blackboardを通じて試験問題を配布します。 (5) Blackboardの掲示板機能を用いて、質問や議論の機会を設けます。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業のテーマ、到達目標、授業の方法について説明する)【オンデマンド型:1~15回】
【事前学習】シラバスを事前に確認しておく。 (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、関心のある授業テーマについて配布資料を少し読んでみる。 (1時間) |
2 |
何が存在するのか
【事前学習】配布資料の「何が存在するのか」の部分を読んで、疑問点や不明な点ををノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、存在物の種類とその特徴について整理してみる。 (2時間) |
3 |
いろいろな存在論
【事前学習】配布資料の「いろいろな存在論」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、存在論の分類についてまとめておく。 (2時間) |
4 |
存在論的コミットメント
【事前学習】配布資料の「存在論的コミットメント」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、存在論的コミットメントの考え方を整理しておく。 (2時間) |
5 |
適切な存在論の基準
【事前学習】配布資料の「適切な存在論の基準」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、適切な存在論の基準を自分でも考えてみる。 (2時間) |
6 |
カテゴリー
【事前学習】配布資料の「カテゴリー」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、カテゴリーについて重要事項をまとめておく。 (2時間) |
7 |
形式的関係
【事前学習】配布資料の「形式的関係」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、形式的関係を整理しておく。 (2時間) |
8 |
ものが性質をもつとは
【事前学習】配布資料の「ものが性質をもつとは 」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、ものと性質の結びつきについて考えてみる。 (2時間) |
9 |
性質の実在論
【事前学習】配布資料の「性質の実在論 」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、性質の実在論について論点を整理しておく。 (2時間) |
10 |
唯名論
【事前学習】配布資料の「唯名論」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、唯名論について論点を整理しておく。 (2時間) |
11 |
種に関する実在論
【事前学習】配布資料の「種に関する実在論」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、種の存在について論点を整理しておく。 (2時間) |
12 |
種と同一性
【事前学習】配布資料の「種と同一性」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、種、数え上げ、同一性の結びつきについて論点を整理しておく。 (2時間) |
13 |
虚構的対象
【事前学習】配布資料の「虚構的対象」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料と講義に基づき、虚構と真理の関係について論点を整理しておく。 (2時間) |
14 |
マイノング主義
【事前学習】配布資料の「マイノング主義」の部分を読んで、疑問点や不明な点をノートに記しておく。 (2時間) 【事後学習】教科書と講義に基づき、マイノング主義への批判と応答を考えてみる。 (2時間) |
15 |
試験と解説(A-1-1,A-2-1,A-3-1)
【事前学習】教第2回~第14回の内容を復習しておく。 (4時間) 【事後学習】学んだ事項を整理しておく。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
参考書 | 倉田剛 『現代存在論講義I』 新曜社 2017年 倉田剛 『現代存在論講義II』 新曜社 2017年 鈴木生朗・秋葉剛史・谷川卓・倉田剛 『現代形而上学』 新曜社 2014年 アール・コニー/セオドア・サイダー(著)小山虎(訳) 『形而上学レッスン』 春秋社 2009年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%) 【授業参画度】は、小テストやBlackboard掲示板での質疑によって評価します。 【授業内テスト】は、最終回に実施する予定です。 *授業達成目標の A-1-1,A-2-1,A-3-1 は、授業における学修の積み重ねの結果、授業の最後に達成されます。そして、その評価は、授業内テストと授業参画度をあわせて行われます。 |
オフィスアワー | 質問や相談のある方は、STUメールでその旨ご連絡ください。 |