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文化地理学特論Ⅰ

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令和2年度以降入学者 文化地理学特論Ⅰ
教員名 落合康浩
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 地理学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 原則として、オンデマンド型の遠隔授業を実施する。なお、感染症等の状況を判断し、教室で行う対面型の授業に戻すことがありうる(その場合は、事前に連絡する)。
授業概要 地域環境の実態を把握しそれらと文化的特色との関係について考察するのに有効な地理学研究の視点と方法論について、具体的な事例をあげながら解説する。
授業のねらい・到達目標 思想や産業・生活様式など生活に関わる文化的諸事象を類型化するとともにそれらの地域的特色と地域環境との関連性について考察できる。
授業の方法 文化の地域的特色や環境の地域性に関わる国内外の具体的な事例を示しながら講義・解説し、提示する題材について意見交換や討論を行う。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス 地理学がとりあげる文化
【事前学習】シラバスを確認しておく。 (1時間)
【事後学習】文化地理学という分野について整理・理解する。 (1時間)
2 文化地理学の視点と課題
【事前学習】文化とは何かについて考えを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】文化地理学の研究視点と課題について整理・理解する。 (2時間)
3 民族と文化① (世界の民族とその分布)
【事前学習】民族とは何かについて考えを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】民族分布の地理的特徴について整理・理解する。 (2時間)
4 民族と文化② (世界の言語とその特色)
【事前学習】言語分類の概要について理解しておく。 (2時間)
【事後学習】言語の分布にみる地理的特徴について整理・理解する。 (2時間)
5 民族と文化③ (世界の宗教とその特色)
【事前学習】宗教の種類の概要について理解しておく。 (2時間)
【事後学習】宗教の分布にみる地理的特徴について整理・理解する。 (2時間)
6 民族と文化④ (世界の産業とその特色)
【事前学習】産業分類の概要について理解しておく。 (2時間)
【事後学習】産業形態にみる地理的特徴について整理・理解する。 (2時間)
7 自然環境と文化① (自然環境の地域差と思想・行動規範の地域性)
【事前学習】宗教と思想・行動の関係について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】思想・行動規範の地域性と自然環境との関わりについて整理・理解する。 (2時間)
8 自然環境と文化② (自然環境の地域差と伝統的生業の地域性)
【事前学習】宗教と思想・行動の関係について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】思想・行動規範の地域性と自然環境との関わりについて整理・理解する。 (2時間)
9 自然環境と文化③ (自然環境の地域差と生活様式の地域性)
【事前学習】生活様式の要素について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】生活様式の地域性と自然環境との関わりについて整理・理解する。 (2時間)
10 文化の地域性① (日本における食文化の地域性)
【事前学習】日本の食文化について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】日本の食文化の地域性に関わる要因について整理・理解する。 (2時間)
11 文化の地域性② (日本における伝統行事の地域性)
【事前学習】日本の伝統行事について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】日本の伝統行事の地域性に関わる要因について整理・理解する。 (2時間)
12 文化の地域性③ (アジアにおける文化の地域性)
【事前学習】アジアにおける自然環境の地域差について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】アジアの文化の地域性に関わる要因について整理・理解する。 (2時間)
13 文化の地域性④ (ヨーロッパにおける文化の地域性)
【事前学習】ヨーロッパにおける自然環境の地域差について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】ヨーロッパの文化の地域性に関わる要因について整理・理解する。 (2時間)
14 文化の多様性と対立にみる問題点
【事前学習】世界の文化の多様性について概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】文化の多様性により生じる対立・紛争の要因について考える。 (2時間)
15 多文化社会における相互理解への課題
【事前学習】文化の多様性により生じる諸問題について概要を理解しておく。 (4時間)
【事後学習】多様な文化が社会の中で共存するための課題について考える。 (2時間)
その他
教科書 特に指定しない。
参考書 授業の中で適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
レポートは期末における最終レポート
授業参画度は、授業中の質疑応答・ディスカッション等の結果を加味して評価します。
オフィスアワー 研究室において随時対応する。
備考 活発に発言できる双方向的な授業にしたい。

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