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投映法特論

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令和2年度以降入学者 投映法特論
教員名 岡田和久
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 心理学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 同時双方向型(Zoomによるライブ中継)

Blackboard コースID:20213953
授業概要 【臨床心理士選択必修科目E群】
心理臨床家が現場で力を発揮する心理検査の一つである投映法,及びそれに関連するテストバッテリーについて理解し,検査後のフィードバックにおいて近年着目されている「治療的アセスメント」についても学ぶ。
また,臨床心理士・公認心理師経験をもとに,投映法の実施・解釈の留意点について授業を行う。
授業のねらい・到達目標 ・代表的な投映法であるロールシャッハテストの施行・解釈ができる。
・投映法に関連するテストバッテリーを含めた所見を作成できる。
・心理検査において「治療的アセスメント」の考え方を応用できる。
授業の方法 授業の形式【講義】
・担当教員による講義,および架空ケースを用いてのスコアリング,量的分析,継起分析,を行う(Blackboardを通じて配信された資料は履修者本人がダウンロードすること)。
・本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
・課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。
履修条件 臨床心理学コースの院生に限定する。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等の説明),投映法の概要【同時双方向型授業】
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間)
【事後学習】第2回目以降の授業に備え,ロールシャッハテストを復習すること。 (2時間)
2 ロールシャッハテスト(1)-概論【同時双方向型授業】
【事前学習】ロールシャッハテスト全般に関する疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,ロールシャッハテストの概論を説明できるようにしておく。 (2時間)
3 ロールシャッハテスト(2)-スコアリング【同時双方向型授業】
【事前学習】第3回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,スコアリングができるようにしておく。 (2時間)
4 ロールシャッハテスト(3)-実施法【同時双方向型授業】
【事前学習】第4回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,ロールシャッハテストが実施できるようにしておく。 (2時間)
5 事例A①-スコアリング【同時双方向型授業】
【事前学習】第5回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aのスコアリングができるようにしておく。 (2時間)
6 事例A②-サマリー作成【同時双方向型授業】
【事前学習】第6回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aのサマリーが作成できるようにしておく。 (2時間)
7 ロールシャッハテスト(4)-カテゴリーの解釈【同時双方向型授業】
【事前学習】第7回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,カテゴリー解釈が説明できるようにしておく。 (2時間)
8 事例A③-量的分析【同時双方向型授業】
【事前学習】第8回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aの量的分析ができるようにしておく。 (2時間)
9 事例B①-スコアリング【同時双方向型授業】
【事前学習】第9回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bのスコアリングができるようにしておく。 (2時間)
10 事例B②-サマリー作成【同時双方向型授業】
【事前学習】第10回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bのサマリーが作成できるようにしておく。 (2時間)
11 事例B③-量的分析【同時双方向型授業】
【事前学習】第11回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bの量的分析ができるようにしておく。 (2時間)
12 ロールシャッハテスト(5)-継起分析【同時双方向型授業】
【事前学習】第12回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,継起分析ができるようにしておく。 (2時間)
13 事例Aと事例Bの継起分析の比較【同時双方向型授業】
【事前学習】第13回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aと事例Bの継起分析が説明できるようにしておく。 (2時間)
14 文章完成法(SCT)【同時双方向型授業】
【事前学習】第14回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,文章完成法(SCT)の実施・解釈ができるようにしておく。 (2時間)
15 治療的アセスメント【同時双方向型授業】
【事前学習】第15回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義・実習を振り返り,治療的アセスメントが説明できるようにしておく。 (2時間)
その他
教科書 片口安史 『改訂 新・心理診断法』 金子書房  1987年
参考書 スティーブン・フィン(著) 野田昌道・中村紀子(訳)  『治療的アセスメントの理論と実践』 金剛出版 2014年
沼 初枝 『臨床心理アセスメントの基礎』 ナカニシヤ出版  2009年
氏原 寛・岡堂哲雄・亀口憲治 他 『心理査定実践ハンドブック』 創元社 2006年
その他については授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:オンライン授業への参画度を通して,毎回の発表やディスカッション等で評価します。(100%)
オフィスアワー Blackboardのメール,Zoomを用いて質疑応答を行う。

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